赤ワインが苦手な人も必見！赤ワインとオレンジジュースで作るお酒

赤ワインにポリフェノールが含まれていることをご存知の方は多いでしょう。

ポリフェノールは自然界に5000種類以上あると言われています。
赤ワインに含まれるポリフェノールはフラボノイドで、その中でもアントシアニン、カテキン、タンニンなどが含まれています。

ブルーベリーでお馴染みのアントシアニンには肝機能、心臓病、認知症予防に効果があります。
またコレステロールの減少、血糖値の正常化効果があるカテキン、ダイエットに効くタンニンと、健康維持につながる成分が赤ワインには豊富に含まれています。

オレンジにもフラボノイドの一種、ヘスペリジンが含まれています。

へスぺリジンが体内に入ると、次のような健康効果が期待できます。

● 末梢血管を丈夫にする
● ドロドロ血液の改善
● 血流改善による美肌効果と冷え性改善
● 抗アレルギー作用

このへスぺリジンは、オレンジの薄皮や白い筋に含まれているので、できれば薄皮も食べた方が良いでしょう。

ボリフェノール、ビタミン、ミネラルがたっぷり入った赤ワインと、ビタミンＣ、へスぺリジン、クエン酸が同じくたっぷり入ったオレンジジュースは、同時に取れば、更なる美容・健康効果が期待できます。

これはぜひ、赤ワインとオレンジジュースの組み合わせを実践したいですね。

ワイン・クーラー

ワインをベースにオレンジュースとシロップを混ぜた、夏に好まれる冷たいカクテルです。
ワインは赤、白、ロゼのどれでもいいのですが、ここは美容のために赤ワインを選びたいところです。
全部混ぜ合わせてもいいし、オレンジジュースと赤ワインの二層にチャレンジしてもいいですね。

【 レシピ 】アルコール度数12度
● 赤ワイン　90ml
● オレンジジュース　30ml
● シロップ　15ml
● オレンジ、ミント　適量

冷したワイングラスにクラッシュアイスを入れ、オレンジジュースとシロップを注いでゆっくり混ぜ合わせる。
その上に静かに赤ワインを注ぎ、オレンジとミントを飾って完成。

サングリア

スペインの国民酒サングリア。本場では生フルーツを使いますが、今回はフルーツ缶詰で作ってみましょう。赤ワインとオレンジジュース＋ソーダでもいいですが、少しスピリッツまたはリキュールを入れると、更に本場の味に近づきます。

【 レシピ 】アルコール度数7度程度
● 赤ワイン　80ml
● オレンジジュース　40ml
● ソーダ　40ml
● 砂糖　適量
● フルーツ缶詰（お好み）　適量

缶詰のフルーツを入れたグラスに、赤ワインとオレンジジュースを注ぎ混ぜ合わせます。甘味が欲しい場合は砂糖を加えます。
最後にソーダを入れて軽く混ぜれば完成です。

ワイン・コブラー

赤ワインベースに、オレンジキュラソー、オレンジジュース、レモンジュース、ソーダ、オレンジを飾ったカクテルで、爽やかなテイストの味わいです。

【 レシピ 】アルコール度数7度程度
● 赤ワイン　90ml
● オレンジキュラソー　20ml
● レモンジュース　10ml
● オレンジジュース　10ml
● ソーダ　20ml
● オレンジ　1切れ

グラスに赤ワインを注いでから、オレンジキュラソー、レモンジュース、オレンジジュース、ソーダの順で注ぎ入れ、軽く混ぜます。
クラッシュアイスを入れて、最後にオレンジを飾って完成。

ビショップ

オレンジジュースとレモンジュースをアレンジすることで、ワインの香りが引き立ちまたジューシーな味わいになります。

【 レシピ 】アルコール度数10度程度
● 赤ワイン　適量
● オレンジジュース　15ml
● レモンジュース　10ml
● 砂糖　適量

グラスにオレンジジュース、レモンジュース、砂糖を入れてよく混ぜ合せます。
次に、お好みの赤ワインを入れて、軽く混ぜれば完成。

ホットワイン

ヨーロッパの冬に欠かせない飲み物であるホットワイン。ドイツではグリューワイン、フランスではヴァン・ショーと呼ばれます。
温めた赤ワインに、蜂蜜や香辛料を入れたもので、寒い冬、体を温めるのに最適です。
オレンジジュースを使うことで飲みやすくなります。

【 レシピ 】アルコール度数5度程度
● 赤ワイン　160ml
● オレンジジュース　30ml
● はちみつ　適量
● 生姜　少々

電子レンジで簡単に作る方法です。
マグカップに赤ワインを入れ、オレンジジュースを加えます。
電子レンジで1分半～2分。
はちみつで味を調えて完成。生姜を入れるとさらに温まります。