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    ベルギーのシメイビールって?シメイビールの特徴とお店を紹介!

    世界中には数多くのビールが存在しますが、ベルギーのシメイビールはご存知でしょうか。シメイビールは、修道院内で作られている希少価値の高いビールなのです。今回は、シメイビールの特徴や、ビールが楽しめるお店を紹介したいと思います。

    シメイビールとは

    トラピストビールとは

    シメイビールは、世界で10種類しかないトラピストビールの一つです。

    トラピストビールとは、トラピスト会修道院で作られるビールのことを指します。
    トラピスト修道院は世界で171あり、現在ではそのうちの6か所の修道院で、ビールの製造が行われています。6か所の修道院はすべてベルギー国内にあります。

    修道院で製造され始めたトラピストビール

    シメイとは、ベルギーの地名です。
    シメイビールは、1862年、シメイのスクールモン修道院で製造が始まりました。

    修道院内の修道僧は、院内でのほとんどが労働でした。貧しい人を援助するために、農作業を中心とした労働を行っていました。
    そのような中で、修道院内でのシメイビールの製造は、元々は失業者の雇用確保のために始まったのでした。

    シメイビールの製造は、修道院内の井戸水と農作物が使用されています。

    醸造後のビールは、現在ではシメイビール株式会社によって別の町工場へ搬送され、ビン詰め、販売がされているそうです。

    シメイビールの特徴と種類

    シメイビールの特徴

    シメイビールは、勢いよくグビグビと飲んでいる普段のビールのイメージとは違い、少しずつ味わいと香りを楽しみながら飲むビールです。

    またしっかりと冷やして飲むのではなく、常温で飲むのもシメイビールの特徴です。

    フルーティな香りや赤ワインのコクがあり、一見女性向けのビールと感じますが、アルコール度数は7~9度と少し高めです。


    簡単に特徴を挙げてみましたが、実際販売されているシメイビールを種類ごとに紹介したいと思います。

    シメイ・レッド

    シメイビールの中でも一番歴史が古いもので、他の種類の元になっているのがシメイ・レッドです。

    カシスの香りが特徴で、赤みがかった色をしています。
    コクのある味わいと香りのバランスの良いビールです。

    アルコール度数は7.0%です。

    シメイ・ホワイト

    ホップの香りと苦みが特徴で、少しオレンジがかった色をしたビールです。
    他のシメイビールと比べてホップを4倍ほど使用しているためです。

    シメイビールの中では一番苦く深みがある味わいです。

    アルコール度数は8.0%です。

    シメイ・ブルー

    苦みとコクが特徴で、こげ茶色をしているビールです。

    元々は、クリスマス向けに限定で製造されたビールですが、その評判が良くまた飲みたいという声が多かったことから、毎年製造されるようになったそうです。

    シメイの中でもこのシメイ・ブルーのみラベルにヴィンテージが入っていて、飲むタイミングによって味わいの変化を楽しめます。

    アルコール度数は9.0%です。

    シメイ・ゴールド

    元々は修道士や修道院を訪れた人のみが飲むことができたシメイビールです。

    他の3つと異なり、グビグビ飲める感じの軽やかさが特徴です。
    オレンジ、ピーチ、レモン、アプリコットなどのフルーティな香りと酸味があるビールです。

    アルコール度数は5.0%です。

    シメイビールが楽しめるお店を紹介

    シメイビールを楽しめるお店をいくつか紹介したいと思います。
    興味がある方はぜひ足を運んでみてください。

    シメイビールが買えるお店

    シメイビールが買えるお店を紹介します。
    興味がある方はぜひ足を運んでみてください。

    最後に

    シメイビールの特徴やシメイビールが飲めるお店について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
    あまり馴染み深くないビールかもしれませんが、シメイビールを知って少しでも興味を持っていただけたら幸いです。興味があればぜにお店に足を運ぶか取り寄せて楽しんでみてください。

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