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体にもお財布にもとっても優しいもやしときゅうりの美味しいレシピ

もやしは一年中食べられる栄養たっぷりの野菜。特に夏バテの回復には効果的です。そしてきゅうりは夏の野菜。夏場のむくみ解消や美肌に効果的といわれています。そこで、今回はとても美味しい体とお財布に優しく、ダイエットにも役立つ、もやしときゅうりのレシピを紹介します。

もやしやきゅうりって体に優しいの?!

もやしときゅうりはあまり、健康に良い効果がないように見えますが、本当はどうなのでしょうか?もやしときゅうりの栄養素について、まとめてみました。

もやしの栄養

もやしには大豆や緑豆の栄養と効用成分が含まれています。消化がよく、発芽の時に豆にはなかったビタミンCが作られます。他にもビタミンBやカルシウム、鉄、食物繊維が豊富な野菜です。大豆もやしには良質のタンパク質やビタミンEも多いので、栄養素の含有量は少量ずつですが栄養に優れた野菜といわれています。

きゅうりの栄養

世界一栄養がない野菜としてギネスブックに載っているきゅうりですが、最近の研究ではホスホリパーゼという脂肪を分解する酵素が含まれていることが発見され、ダイエット食品として効果が期待されています。また、利尿効果のあるカリウムとイソエルシトリンを含むのでむくみの解消にも効果が期待されています。

きゅうりは90%以上が水分。微量ですがビタミンCとカリウムが含まれています。また、きゅうりにはシトルリンという新陳代謝を活発にして、疲労回復に役立つ成分もあります。カロリーは1本で10kcal。なので、ダイエットには最適な食品です。

もやしときゅうりの調理のコツ

もやしときゅうりは、冷やし中華やサラダなどにして食すことが多いですね。調理方法は洗って切って盛るだけのように思いますが、実はちょっとしたコツでとても美味しく出来上がったり、とても手早く作業が出来たりします。なので、もやしときゅうりの調理のコツをいくつか紹介しますね。

もやしをシャキッと茹でるには?!

もやしのサラダやナムルを作る場合、もやしを茹でてから使いますが、もやしの食感はその茹で方ひとつでかわります。もやしを白くシャキッと茹でるためには、
1.もやしのひげ根をとる
2.湯を沸騰させて酢大さじ1と塩少々を入れる。
3.そこにもやしを入れて再び沸騰したら1分弱ですぐにざるにあげ冷ます。

もやしをパリッと美味しく炒めるには?!

もやしを美味しく炒めるには次の3つの工程が大切です。
1.ひげ根をとってから、5分ほど水にさらし、水気をきること。
2.フライパンをしっかりと余熱すること
3.手早く炒め、もやしに完全に火が通る一歩手前で取り出すこと

きゅうりを安全に美味しく食すには?!

生で食すことが多いきゅうり。あまり知られてはいませんが、実はイボイボには細菌が多いそうです。家庭で調理する場合は1本1本手でしっかりと洗えますが、まとめて調理する場合は注意が必要。きゅうりの殺菌は熱湯に通すのが一番よく、サッと茹でると苦みが消え甘くなるそうですよ。

きゅうりの千切りの方法

きゅうりをしっかりと洗い、縦におき、斜めに薄切りにしてから、少しずらして重ね、端から細く切ると、手早くきれいな千切りができます。

もやしときゅうりの保存の仕方

もやしやきゅうりは買ってくるとそのまま冷蔵庫へ直行?!早く食べなくてはと思っているうちに鮮度が落ちて、美味しくなくなってしまったことはありませんか?あまり日持ちがしないもやしやきゅうりを、美味しいまま保存する方法を探ってみました。

もやしの保存方法

買ってきたままのもやしは2~3日で豆臭がしてくるので早めに使い切るようにしますが、もやしを生のまま保存したい場合は、もやしを水にひたし、タッパーなどに入ると冷蔵庫で保存できます。2~3日に1度、水をとりかえると、1週間以上持つといわれています。ですが、水にひたすとビタミンCが溶け出していまうそうです。

きゅうりの保存方法

きゅうりは水気にも乾燥にも弱い野菜といわれています。なので、保存する場合は、水気をしっかりふき取り、乾いたキッチンペーパーで包んでからラップをかぶせて、冷蔵庫の野菜室へ。ヘタの切り口が上になるよう、縦にして保存すると5~10日ほどは美味しく食せると言われているそうです。

もやしときゅうりのお手軽レシピ

もやしときゅうりの冷しゃぶ

材料
豚肉しゃぶしゃぶ用 150g
もやし 1袋
きゅうり 1本
しそ 5枚
大根 1/4本

冷しゃぶのたれ
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
酢 大さじ1
ごま油  小さじ1
すりごま 小さじ1
豆板醤  小さじ1/2
しょうが すりおろし少々

作り方
1.きゅうりとしそは千切りにする。もやしは美味しく茹でる。大根はすりおろして水気をきる。
2.豚肉は色よく茹で、水気をきる。
3冷しゃぶのたれをよく混ぜて作り、1.のもやし、きゅうり、しそを皿に盛り、2.をのせ、上にすりおろし大根をのせ、冷しゃぶのたれをかけて完成。

もやしや大根、豚肉などの水気をきって盛り付けると味がしっかりして美味しく出来ます。

もやしときゅうりのザーサイ和え

材料
ザーサイ 30 g
鶏のささみ  2本
きゅうり 1本
もやし 1袋
ごま油 大さじ1

作り方
1.きゅうりは長さ3等分くらいの千切りにする。
2.もやしは、沸騰したお湯に入れ、さっと茹で、ザルにあげる。
3.ザーサイは、千切りにする。
4.ささみがひたるくらいの分量のお湯を沸かし、ささみを茹でる。ささみの色が変わったら火を止め予熱でゆで、冷めるまでそのままお湯につけておく。
5.ささみを手で細く裂く。
6.ボウルに、1.2.3.5.入れ混ぜ合わせる。
7.ごま油を加えよく混ぜ合わせ、器に盛り完成。

丸いままのザーサイの場合は、スライスして20~30分水に浸け、塩梅をみて、少しからめの時に水気をきり、千切りにしてゴマ油で炒めると、瓶入りのザーサイと同じように使えます。

もやしときゅうりの棒棒鶏

材料
蒸し鶏
鶏もも肉 1枚(約250g)
しょうが汁 大さじ1
酒 大さじ1/2
塩 小さじ1/4
長ねぎの青い部分 5cm

もやし 1袋
きゅうり 1本

ごまだれ
長ねぎのみじん切り 3cm分
おろしにんにく 小さじ1/2
おろししょうが 小さじ1/2
白練りごま 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
酢 大さじ1
砂糖 小さじ1/2
ラー油 小さじ1

作り方
1.蒸し鶏はとり肉の皮目にフォークで3~4カ所穴をあけ、下味の塩をすり込み、ねぎの青い部分を裂いてのせ耐熱皿に入れて、しょうが汁、酒をふり、ふんわりとラップをかけ、レンジで約4分加熱し、そのまま、冷めるまでおく。
2.もやしは上記のように美味しく茹で、きゅうりも上記の要領で手際よく切り、ごまだれは、材料をよく混ぜる。
3.皿にきゅうりともやしをのせてから食べやすく切った蒸し鶏をのせごまだれをかけて完成。

ごまだれのラー油は、お好みで入れなくても美味しくできます。

もやしときゅうりの肉巻きフライ

材料
豚肉(生姜焼き用) 12枚
にんにく1 片
黒胡椒 少々
もやし 1袋
きゅうり 1本
フライの衣
小麦粉 適量
たまご 1個
パン粉 適量

1.豚肉を広げ、にんにくのすりおろしと塩胡椒を少々ふり、豚肉の端に上記のように茹でたもやしと千切りのきゅうりをのせ、もやしときゅうりを包むように肉ごと巻く。
2.1.の肉巻きに粉、たまご、パン粉をつけて170℃位の低めの温度でじっくりと揚げる。
3.皿に盛り、マヨネーズやウスターソースなどを添えて完成。

もやしやきゅうりの水気をしっかりときった方がおいしく出来上がります。

もやしときゅうりのレシピのまとめ

いかがでしたでしょうか?体とお財布に優しく、ダイエットにも役立つ、もやしときゅうりのレシピを紹介しました。きゅうりにはむくみを解消したり脂肪を燃焼したりする効果あり、もやしには疲労回復の効果があるといわれています。調理は簡単なものばかりです。お惣菜やお酒の肴にぜひ加えてみてくださいね。

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