玉ねぎサラダ特集！！玉ねぎの切り方の基本もご紹介します。

何気なくいただいているオニオンスライスですが、実は切り方によって味や香りが変わります。
辛味がすきな方も、辛味が苦手な方も、玉ねぎの切り方の基本をしって、うまく料理に取り入れてしまいましょう。

玉ねぎを横切りにする切り方は、玉ねぎサラダの辛味や香りが苦手な方に向いています。
繊維を断つ切り方なので、辛み成分が外に出やすくなります。
玉ねぎの独特の辛みや香りは、硫化アリルという成分が原因で、揮発しやすく水に溶けやすいという性質があります。この成分を抜くためには空気に触れる面を多くするとよいでしょう。そのため繊維を断って横に切る切り方が最適なのです。半月切りの切り方は辛くないと覚えましょう。

玉ねぎを縦にして細胞を絶ち切らないように繊維に沿って切る切り方です。
玉ねぎサラダは、辛くなければ食べた気がしないわ、という方に向いています。
しゃきしゃきとした歯触りを楽しめる切り方です。櫛切りの切り方は辛いと覚えましょう。

玉ねぎサラダは、みじん切りの切り方でいただくのもおいしいですね。ほかの食材と合わせていただいてもいいですし、ドレッシングとして利用することもおすすめです。

玉ねぎサラダで生食でいただくのに、輪切りも存在感があってよいですね。
切り方は薄切りがおすすめですが、1mm程度の極薄に仕上げるにはスライサーを使うと便利です。輪切りは、横切りの切り方と同じく繊維を断ちきるので、辛味が苦手な方に向いています。

切り方が横切りの玉ねぎサラダのレシピをご紹介します。

①玉ねぎは縦に二つに切る。さらに繊維を断ち切るように横に薄切りにし、水に浸す。
水を一度入れ替えた後、15～30分程浸けておく。

②アボカドとトマトは食べやすい大きさ（サイコロ状）に切る。

③水気をきった玉ねぎをアボカドとトマトに合わせる。

④ポン酢をかけて、ひと混ぜしたら召し上がれ。

アボガドとトマトは玉ねぎサラダにピッタリの食材ですね。玉ねぎのしゃきしゃきとした食感とポン酢のさっぱり感で食が進みますね。夏バテ防止にもなりますよ。

切り方が縦切りの玉ねぎサラダのレシピをご紹介します。

切り方は縦切りですが、水にさらすことで成分が抜け、辛味がマイルドな仕上がりとなるようです。
縦切りの切り方の玉ねぎは、鰹のたたきのツマとして添えられますが、こちらのレシピもホタテと玉ねぎの相性が抜群です。おつまみにピッタリですね。

みじん切りの切り方の玉ねぎサラダのレシピをご紹介します。

水菜の代わりに、ルッコラなどが入ったベビーリーフも相性がとても良いです。
あっという間に玉ねぎの栄養をドレッシングで摂取できるのは、便利で健康的ですね。

いかがでしたか？
同じ玉ねぎなのに、切り方によって味や香りが異なるのは、面白いですね。
献立や召し上がる人に合わせて、切り方も一工夫して、おいしい玉ねぎサラダのバリエーションをひろげてくださいね。