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綺麗になりたい!まずは、米こうじ・甘酒について学びませんか?

「飲む点滴」として有名な「甘酒」ですが、なんだか少しとっつきにくいイメージありますよね?今回は、米こうじで作る甘酒の効用をおさらいしてから、米こうじで作る甘酒の作り方を詳しくご紹介していきます。甘酒をライフスタイルに取り入れ、綺麗な身体を手に入れませんか?

甘酒の種類は2つあります

甘酒には原材料が違う2つの種類があるのをご存知でしたか?

1つ目は、
麹を糖化(糖化→デンプン質を糖分に変化すること)させて作ったもの。
原材料は、米と米こうじのみ。
ノンアルコールなので、小さなお子様でも飲めます。
また、砂糖不使用なので離乳食や砂糖の代わりにも使えダイエット食としても最近注目されています。

2つ目は酒の粕に砂糖を加えたもの。
原材料は酒粕と砂糖。
アルコールが入っているため、お子様には飲めません。
また砂糖が含まれているため、ダイエットにもあまり向いているとは言えませんが、
酒粕の栄養素は、まず、不溶性食物繊維がたっぷり入っており
ビタミンとたんぱく質は、米こうじの数倍も含まれているので
栄養豊富です。

もちろん米こうじの甘酒にも、ブドウ糖や炭水化物が多く含まれていたり、
ヘルシーだったり、と良い面はありますが、
食物繊維、ビタミン、たんぱく質については、酒粕の勝利です!

米こうじから作る甘酒はダイエットに向いています

米こうじと米で作る甘酒は「飲む点滴」と呼ばれることもありとても栄養があります。

甘酒には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれているが、これらの栄養はいわゆる栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから、「飲む点滴」と称されることもある

出典:https://ja.wikipedia.org

まず、米こうじと米から作る甘酒に含まれる
食物繊維とオリゴ糖は腸内環境を整える効果があるのでダイエット効果が期待されています。

次に、米こうじと米から作る甘酒に含まれる豊富なビタミンB群は
脂肪や糖の代謝に効果的で、基礎代謝をアップさせる効果があるのでダイエットに期待出来ます!

さらに、米こうじと米から作る甘酒に含まれる豊富な酵素は
身体に溜まった毒素や老廃物が排出されやすくなるのでダイエット効果がとても期待されています!

米こうじと米だけで作る甘酒の作り方は3つあります

そんな、ダイエットに向いている甘酒ですが、
自宅でも簡単に手作り出来るのでご紹介していきます。
作り方は3つあります。
ご家庭にある調理器具で出来るのでどうぞ試してみてくださいね。

炊飯器で作る甘酒の作り方

炊飯器の保温モードを使って簡単に甘酒が作れます!


材料 (作りやすい分量)
・米 1合
・水 炊飯器の2.5合メモリ分
・米こうじ 200g

〖作り方〗
①お米を洗米して1時間以上水に浸しておく。2.5合のメモリに水を合わせて、柔らかめのお粥を炊く。
②米こうじをバラバラにほぐす。
(手で簡単にほぐれます)
※ビニール袋に入れてほぐさないともけもけが飛びます(笑)
③①のお粥を60度くらいまで冷まし、米こうじとよく混ぜ合わせて、押さえながら表面をならす。
④炊飯器の「保温」モードで55~60度を保ちながら、6~7時間発酵させる。
(炊飯器の蓋はせずにタオルなどをかけておく)
⑤途中で何度かき混ぜて温度を均一に。少し黄色みががり甘みが出てきたら甘酒の素完成!(お好みの甘みで発酵をSTOPさせる)

ヨーグルトメーカーで作る甘酒の作り方

ヨーグルトメーカーをお持ちの家庭でしたら、ヨーグルトメーカーでも簡単に甘酒が作れます。

材料(作りやすい分量)
・米 1合
・米こうじ 200g
・水 500cc
・湯 400cc

〖作り方〗
①米を洗い500ccの水でご飯を炊く
②米こうじをほぐす
③ご飯が炊けたら麺棒等で軽くご飯をつぶし400ccの熱湯を加えしゃもじ等で混ぜながらあら熱をとる
④③のご飯を60℃くらいまで冷ましてから米こうじを加え混ぜる
⑤煮沸消毒をしたヨーグルトメーカーの容器に④を入れる
⑥そして
温度を60℃
タイマーを10時間にセットして完了~☆

保温ポットを使った甘酒の作り方

さらに、保温ポットでも簡単に甘酒が作れるんです!

(材料)ご飯1:麹1:水3の割合
・ご飯(冷ご飯でも可)300g
・生米こうじ300g
・水900cc
(米こうじ200gの場合、ご飯200gと水600ccとなります。ステンレスボトルは容量1.2リットル程度のもの)

〖作り方〗
あらかじめステンレスボトルに熱湯を注ぎ、温めておきます。
①鍋にご飯を入れ、水を加えます。
②60℃まで加熱します。
③一旦火を止め、米こうじを加えます。
④温度計で計りながら、60℃になった瞬間、すぐ火を止めます。麹菌が死ぬので絶対加熱しすぎない!
⑤あらかじめ熱湯を入れ温めておいたステンレスボトルに入れる。
⑥必ず温度を計り60℃~63℃にすることが重要。低い場合はもう一度加熱し直す。高い場合は鍋に戻して温度を下げる。
⑦内蓋・外蓋をはめ、温度が下がらないように暖かいところで(冬季は特に)10時間~12時間発酵させる。
⑧(保存と調整) ビン等に移し替え、冷ました後(夏場は流水するなどして急いで冷ます。)必ず冷蔵庫で保存し1週間程度で飲みきる。米の粒が気になる場合はジューサーにかけます。ゆるいおかゆ状にできあがったものをそのまま飲んでもよいですが、水で薄めて好みの甘さ、濃度にして飲みます。夏は氷を入れアイスで、冬は温めて。(65℃以上加熱すると酵素は失活します。酵素を摂る場合は低めに加熱)薄めたものを保存すると日持ちしないのでその都度薄めて飲んでください。

米こうじと米の割合によってお好みの甘酒が作れます

3つの方法で作れる甘酒ですが
甘酒の分量はどのレシピもまちまちです。
実は、
米こうじと米で作る甘酒には大きく分けて3つの作り方があるのでご紹介していきます。

米こうじだけで作る甘酒の作り方

まずは、米こうじだけで作る甘酒の作り方をご紹介します。
この作り方を「はや作り」と言います。
米こうじのみですので、甘酒にしたときに一番パワーが強く、
麹の風味も一番感じることが出来ます。


材料 (作りやすい量)
・米こうじ 200g
・水 400cc

〖作り方〗
①水を小鍋に入れて火にかけ、65℃になるまで温める。
②米こうじを入れ、再び65℃になるまで温める
③ポットに入れて8〜9時間置いて出来上がり。

米こうじとうるち米で作る甘酒の作り方

次に、米こうじとうるち米で作る甘酒の作り方をご紹介します。
分量によって「かた作り」と「うす作り」があります。
「かた作り」は
炊く前の米と米こうじを同量で作るやり方です。

「うす作り」は「かた作り」に
総重量の半分のお湯を加えるやり方です。

うす作りのほうがお湯がはいっているので、水分が多く、ストレート系です。
かた作りは水分が多くなく、ペースト系です、

米こうじともち米で作る甘酒の作り方

最後に米こうじともち米で作る甘酒の作り方をご紹介します。
もち米で作ると甘みが増します。

材料 (約800~1000cc)
・もち米 1合
・米こうじ(乾燥) 200g

〖作り方〗
①卓上ポットに沸騰したお湯(分量外)を入れて保温しておきます。
②もち米を洗米したら、3合分の水(分量外)でお粥を炊きます。
③炊き上がったお粥を65~70度に冷まします。
④お粥を冷ましている間に米麹をビニール袋に入れてもみもみ。固まりが無くなるようにほぐします。
⑤お粥が65~70度に冷めたら、ほぐした米麹を加えてよく混ぜます。
⑥卓上ポットのお湯を捨て、米麹と混ぜたお粥を入れます。この時の温度は60~65度。
⑦ひと晩(8~12時間)置いたら出来上がり♪
寒い日はなるべく温かい部屋に置いてください。

米こうじで作る甘酒のおススメドリンクをご紹介

生姜×甘酒

材 料(1人分)
・生姜 10~15g程度
・お茶パック 1枚
・甘酒 180cc程度

〖作り方〗
①生姜はすりおろして、お茶パックの中に入れていく。
② 1のお茶パックをしぼり(パックを破らないよう注意)、生姜のエキスを抽出する。これで生姜汁の完成。
③生姜汁と甘酒をグラスに注ぎ、冷蔵庫で冷やし、いただく。

豆乳×甘酒

材料(2 人分)
・紅茶ティーバッグ2 個
・豆乳400 ml
・甘酒大さじ 3 杯

〖作り方〗
①あたためた豆乳に、ティーバッグを入れて、煮出す。
②カップにそそぎ、甘酒を入れて、よく混ぜる。

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