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スイカの香りのするお魚をご存知ですか、夏が旬の鮎ですよ!

6月から10月が旬の鮎。その味覚と香りから川魚でも高貴なイメージがあります。天然の鮎は特に香りが養殖とは比べ物にならないほどあり、大人気です。ここでは旬の鮎と旬の食材を使ったレシピや、”気合いの入った”鮎の塩焼きを見てみました。

旬が気になる鮎

 鮎は学術的にはキュウリウオ目に分類され、川や海などを回遊する魚です。北海道南部から朝鮮半島、ベトナム北部など東アジア一帯に生息しており、日本では代表的な川魚として知られています。河川の質がいいとスイカ、悪いとキュウリの臭いがすると言われています

 旬の鮎は美味い。

 秋に川で産卵し、海にくだり、春に川にのぼってきます。海では小エビなど肉食性で川にのぼり定着するとたんぱく質の低い珪藻(けいそう)、藍藻(らんそう)などを食べるよになります。

鮎の栄養と旬

栄養

 鮎の栄養ですが、まずカルシウムが多く、その数値は魚類トップクラスだそうです。逆に旬の天然は脂身が少なく、内臓は脂質とコレステロールが多いですが、ビタミンB群・D・Eやオメガ3が非常に豊富ということです。頭から尾まで丸ごと食べられるのでカルシウムを摂取できます。

 鮎は旬が美味い。

 鮎の旬は有名です.夏の川魚ということでズバリ6月から8月までで、特に7月の若鮎が骨も柔らかく美味しいそうです。一方で天然の鮎を保護するため、11月〜5月は禁漁となっています。

 鮎は旬が美味い。

鮎の産地と旬

 まず琵琶湖の鮎が有名です。幼魚の産地でもあり、琵琶湖産の幼魚を放流している河川も全国に沢山見られます。天然物は他に栃木県、茨城県などで、養殖は和歌山県、静岡県、徳島県、愛知県、宮崎県などに多いそうです。

鮎の産卵関連

 1匹の雌を4匹の雄が囲んでいるようです。

 鮎のつり方も友釣り、ドブ釣り、鵜飼、汲み鮎という方法があるそうです。友釣りとは、鮎が食用の苔を確保するため、鮎同士で縄張りを作り、自分の縄張りに入ってきた他の鮎を追い払う性質を利用した釣り方です。

旬の鮎と旬の食材

鮎のコンフィ 夏野菜添え

材料
鮎 2匹
塩 大さじ2
オリーブオイル 適量
レモン 1個
おくら 6本
万願寺とうがらし 3本

材料
鮎(中) 5尾
じゃがいも(中) 1コ
きゅうり 1/2本
パプリカ(黄) 1/8カット
ミニトマト 2個
粗引き黒胡椒 適量
フレンチドレッシング 適量
塩コショウ 適量
小麦粉片栗粉同量 適量
揚げ油 適量
みず菜 適量

鮎の背開き トマトソース

材料 (4人分)
鮎 大4尾
塩、胡椒 少々
小麦粉(強力粉) 適量
オリーブ油 適量
■ ●トマトソース
トマト(15mm角切) 中4個
大葉 8枚
バター 大さじ3
塩、胡椒 適量
■ ●付け合せ野菜
キューリ 適量
セロリ 適量
パプリカ 適量
塩、胡椒 適量
EXVオリーブ油 適量

鮎のアクアパッツァ

材料 (2人分)
鮎 4匹
ニンニク 1片
プチトマト 6~10個くらい
ピーマン 1個
酒、水 各1カップ
オリーブオイル 適宜
パセリ 適宜

鮎の塩焼き

 火加減は強火の遠火、塩の振り方、串の刺し方、蓼酢の作り方まで作法を含めて気合いが入っています。

鮎の旬は夏、待ち遠しい

 以上鮎の旬を中心にクッキング例を見てきました。養殖も最近は旬の頃の天然に近づく美味しさがあると言われているようです。が、例のスイカに象徴される「独特の香り」は持ち合わせいないようで、その分養殖の方が淡白のようです。

 旬の鮎は美味い。

 調理例は他にも甘露煮が有名な他、鮎の内臓を塩辛にしたものを「うるか」、はらわたの塩辛を「苦うるか」、精巣の塩辛を「白うるか」といい、これも好きな人は本当に好きなのですね。旬である6月以降が待ち遠しくなります。

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