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懐かしいなんて言わせない!バタークリームのかわいいお菓子レシピ

生クリームが普及して、影を潜めてしまったバタークリームのケーキ。懐かしいと感じる方も多いのでは?実はバタークリームのレシピも進化しているんです!こちらではバタークリームを使った手作りお菓子のレシピをご紹介します。かわいいレシピですてきなティータイムはいかがですか?

バタークリームのレシピ①:カップケーキデコレーション

材料(作りやすい量)

無塩バター:200g 
グラニュー糖:30g
卵白:2個分
コーンシロップ(水飴、はちみつでもOK):40g

カップケーキ(市販のもの)

バタークリームを使って市販のカップケーキをかわいくアレンジ。こちらのバタークリームは卵白のみを使ったレシピです。こちらのサイトでは基本的なバタークリームのレシピと、デコレーションのアイデアが色々と紹介されています。今流行りのカップケーキを自宅でも楽しみたい…そんな方はぜひこちらのバタークリームレシピを参考にしてみてください。

①卵白にグラニュー糖を加え、ハンドミキサーで角がしっかりと立つメレンゲを作ります。

②耐熱容器にコーンシロップを入れ、ぶくぶくと泡がでるまでレンジで加熱。高温なので、やけどにご注意。

③メレンゲに熱々のコーンシロップを少しずつ加えながら、冷めるまでしっかり撹拌します。

④常温に戻したバターを加え、さらに撹拌。最初分離しがちですが、混ぜ続けると乳化し、クリーム状になります。

⑤お好きな色に着色可能。バターの色で、若干黄色みがかった色になります。

バタークリームのレシピ②:ラズベリーのマカロン

材料(約25個分)

アーモンドプードル:90g
粉糖:135g
卵白:75g
グラニュー糖:45g
乾燥卵白:小さじ1/2
食用色素(赤):適量
【ラズベリージャム】
冷凍ラズベリーピュレ:150g
ペクチン5g
グラニュー糖:100g
レモン汁:大さじ1
【バタークリーム】
卵黄:40g
グラニュー糖:65g
水:20g
バター:90g
バニラエッセンス:2〜3振り

マカロン生地で余った卵黄を無駄なく使える、卵黄のバタークリームを使ったマカロンのレシピです。こちらのレシピは中にバタークリームと手作りジャムもはさんだ本格的なレシピ。バタークリームを卵黄を使ったレシピで作ると、少し黄色味を帯びてまるでカスタードクリームのような見た目になります。色や中身のアレンジもきくおしゃれなバタークリームレシピです。

1、アーモンドプードル、粉糖は合わせて2回ふるっておく。


2、グラニュー糖と乾燥卵白を混ぜ合わせておく。

3、メレンゲを作る。ボウルに卵白を入れグラニュー糖の1/2量を加えハンドミキサーで8分立てくらいまで泡立て、食用色素を好みの量加える。残りの1/2量のグラニュー糖を加え、泡立てる。(全体に着色する場合は、メレンゲを作る途中で色素を加えています)

4、メレンゲがハンドミキサーの羽にからみつくくらい、もっちりっみっちりしたメレンゲにする。(ここでしっかりしたメレンゲにするのが成功の鍵!)

5、ふるっておいた粉類を1度に加え、ゴムベラで混ぜる。全体が均一に混ぜ合わさったら、ボウルに生地をこすり付けて、生地の気泡を適度につぶす。(この作業をマカロナージュという)混ぜ終わりの目安は、生地をすくってたらすとタラタラとリボン状につながって落ちていく状態。

6、口径8〜10ミリの丸口金をセットした絞り出し袋に生地を入れる。

7、天板の上に、直径3センチに円を書いた型紙を敷き、その上にシルパット(ベーキングシートなど)を乗せる。こうするとマカロンの大きさがそろいやすくなります。

8、型紙を目安にして絞り出していく。絞り出したら、型紙を取り外し天板の底を軽くたたいて生地の余分な気泡を抜く。

9、表面がしっかり乾くまで風通しの良い場所に置いておく。(乾燥した晴天の日は30分くらいですが、雨の日は1時間以上かかることもあります。扇風機などを利用すると良いでしょう。)

10、表面が乾き、指で触ってもくっつかない状態になったら、180度に予熱したオーブンに生地を入れ、130度に下げて13〜15分程焼く。マカロンは上火強め、下火弱めで焼くとうまく焼けます。各家庭のオーブンに合わせて、焼成温度を調整し、クッキングシートの下に紙を敷くなどして下火が弱めになる工夫をしてください。

11、焼けたら天板に乗せたまま冷ます。完全に冷めたらシルパット(ベーキングシートなど)からはがす。

12、●ラズベリージャムを作る。 ●グラニュー糖と●ペクチンを混ぜ合わせておく。

13、小鍋に●冷凍ラズベリーピュレを入れ、ある程度解凍しておく。●グラニュー糖と●ペクチンを加えよく混ぜる。

14、中火で110度になるまで煮詰める。(パンに塗るジャムの場合は、105度くらいまででよい。マカロン用に固めに煮詰めています。)

15、火を止め、●レモン汁を加え、保存容器に入れておく。

16、★バタークリームを作る ★無塩バターは室温でゆるゆるの状態に戻しておく(レンジを利用してもok。溶け出さないように注意)

17、持ち手つきの耐熱カップに★グラニュー糖と★水を入れ、時々レンジから取り出し撹拌しながら115度になるまで加熱する(目安:800Wで2分10秒くらいです)

18、厚みのあるガラスのボウルに、★卵黄を入れ、レンジでシロップを加熱している間に白っぽくもったりするまで泡立てる。

19、115度になったシロップを、少しずつ加えながら、ハンドミキサーの高速で泡立てていく。これをパータ・ボンブという。さらに白っぽくもったりするまで撹拌する。

20、できあがったパータ・ボンブから54g取り分け、柔らかくなっているバターと合わせてハンドミキサーでしっかり混ぜる。

21、★バニラエッセンスを加えさらに混ぜる。できあがったバタークリームを絞り出し袋に入れておく。

22、組み立てる。 ●ラズベリージャムをよく練り、40g取り分け、コルネに入れてマスキングテープで留めておく。(コルネは51888 オーピーパック A-4で作っています)

23、マカロン生地にバタークリームを絞り出し、コルネの先を8ミリ幅くらいになるようにカットして、ジャムをバタークリームの中に絞り出していく。

24、もう1枚のマカロン生地で、クリームがはみ出さない程度に挟んで完成。

25、注)約30×40センチの天板2枚分です(ガスオーブン使用)。多すぎる場合、レシピを2/3量にするなど調節してください。


26、マカロンはいろんな色で作って、専用ケース(8685 マカロンケース(10個用)1720 黒 )に入れると、ギフトにもピッタリです。

27、食べごろはクリームと生地が馴染んだ翌日以降です。

バタークリームのレシピ③:バタ・ドーラ

材料(直径15㎝丸形で3個分)

【生地】
バター:240g
卵白:8コ分
砂糖:320g
アーモンドパウダー・薄力粉:各100g
【バタークリーム】
卵黄:2コ分
砂糖:85g
牛乳:80ml
バニラビーンズ:1/4本
バター:250g
卵白:50g
砂糖:100g
水:30mL
【仕上げ】
生クリーム:150ml
砂糖:15g
キルシュ:少々

こちらのバタークリームのレシピでは卵黄と卵白の両方を使用しています。アーモンド香る焼き菓子にバタークリームの濃厚な風味がよく合います。レシピに加えてお好みでジャムやレーズンなどのドライフルーツをはさむのもおすすめです。先ほどのマカロンのレシピを難しく感じた方はこちらから挑戦してみてはいかがでしょうか?

【生地をつくる】
1. バター240gをなべに入れて火にかけ、茶色に色づくまで焦がして、油こし紙に通してこす。

2. 卵白8コ分をほぐし、きめ細かくなったら、1と砂糖320gを加えてすり混ぜる。アーモンドパウダー・薄力粉各100gを合わせてふるって加え、すり混ぜる。冷蔵庫で一晩ねかせる。直径15cmの丸型にねかせた生地150gを流し入れ、200℃に熱したオーブンで15~20分間焼く。型からはずして冷ます。これを6枚つくる。

【バタークリームをつくる】
3. 卵黄2コ分と砂糖85gを白くもったりするまで泡立て器で混ぜる。

4. 牛乳80mlにバニラビーンズ1/4本を入れて温め、3に少しずつ加えて混ぜる。こしてからなべに入れ、トロリとするまで中火にかけ、再度こす。

5. バター250gをクリーム状に練り、2度に分け、粗熱をとった4に混ぜる。

6. 卵白50gを泡立て器でほぐし、きめ細かくなったら砂糖25gを2回に分けて加え、ピンと角が立つまでさらに泡立てる。砂糖75g、水30mlを火にかけてとろみがつくまで煮詰め、熱いうちに糸状に滴らしながらメレンゲに加えてゆっくり混ぜ、5に加えて混ぜる。

【仕上げ】
7. 生クリーム150mlに砂糖15g、キルシュ少々を加えて八分立てに泡立てる。

8. 生地を2枚一組にし、片方の生地に7とバタークリームを絞り出し、もう1枚を重ねる。

バタークリームのレシピ④:ポティッツェ

材料(12cm丸型 2台分)

【ブリオッシュ生地】
薄力粉:30g
強力粉:115g
塩:ひとつまみ
卵黄:1個分
砂糖:15g
牛乳:65cc
バター:35g
ドライイースト:3.5g
砂糖:ひとつまみ
湯(少し熱めのぬるま湯):30cc
レモンの皮のすりおろし:1/2個分
バニラオイル:小さじ1/4
【バタークリーム】
バター:180g
ショートニング:100g
卵:2個
砂糖:100g
バニラオイル:小さじ1/2
ラム酒:大さじ1
【フィリング】
くるみ:(正味)50g
スイートチョコレート:30g
粉糖:30g
シナモンパウダー:小さじ1
粉糖、ぬり用溶き卵、型ぬり用ショートニングまたはバター、打ち粉(強力粉)

バタークリームはパンとの相性も抜群です。フルーツサンドなど簡単なレシピもありますが、こちらはひと手間加えてバタークリームを生地に巻き込んだブリオッシュのレシピ。こちらのバタークリームのレシピも全卵を使っています。ふんわりとしたブリオッシュはおやつにぴったり。これからの時期はホットミルクと食べたいレシピですね。

<下準備>

・粉類と塩を合わせてふるいます。
・ドライイーストに砂糖を加え、分量の湯を加えてよく混ぜ、人肌程度の湯に浮かせて発酵させます。
・くるみとチョコレートを細かく刻み、粉糖とシナモンパウダーを加えてよく混ぜ、フィリングを作ります。
・型にショートニングまたはバターを薄くぬります。
・オーブンを170~175℃に温めます。

ブリオッシュ生地の作り方

ボールに卵黄、砂糖、牛乳、バターを入れて手で混ぜ、火にかざして温めながらクチャクチャと混ぜてバターを溶かす。

火からはずして発酵したイーストを加え、ふるった粉も加えて粘りが出るまでよく混ぜる。

レモンの皮のすりおろしとバニラオイルを混ぜ、ぬれぶきんをかけて2倍位にふくらむまで室温に置く。

バタークリームの作り方

バターとショートニングを合わせ、少しフワッとした感じになるまで泡立てる。

別のボールに卵と砂糖を合わせ、フワフワの状態になるまで充分に泡立てる。泡立てを充分にすることで、軽く口当たりのよいクリームに仕上がる。

(1)に(2)を裏ごしに通して約半量を加え、軽く泡立て、残りを加えて全体に混ざるまで泡立てる。

バニラオイルとラム酒を加えて軽く混ぜる。

仕上げ

2倍位に発酵したブリオッシュ生地をこぶしで突いてガス抜きをする。

打ち粉をした台にとり、軽くこねてから2等分し、30×40cm位にのばす。

バタークリームの半量を全体にぬり、フィリングの半量をふり、手前からクルクルと巻く。

巻き終わりを下にして輪の状態に型に入れ、端と端をつなぎ目を指で押さえて閉じ、表面が少しふくらむまで室温におく。

上面に溶き卵をぬり、170~175℃のオーブンで約30分焼く。型からはずし、粗熱がとれたら粉糖をふる。1日おくとおいしい。

バタークリームのレシピ⑤:ブッシュ・ド・ノエル モカ

材料(長さ20㎝のもの1本分)

【スポンジ生地(30cm角の天板1枚分)】
卵:3個
卵黄:1個分
グラニュー糖:75g
薄力粉:60g
バター(食塩不使用):25g
【シロップ】
水:80ml
砂糖:80g
ラム酒:大さじ2
【コーヒークリーム】
砂糖:100g
卵:2個
バター(食塩不使用):250g
インスタントコーヒー:小さじ2
抹茶:少々

赤いキャンディ:適宜
飾り用のメレンゲのきのこ:適宜

最後はバタークリームを使ったケーキの王道、ブッシュドノエルのレシピです。コーヒー風味のバタークリームがポイントです。手間はかかりますが、こちらのサイトではバタークリームの飾りつけを写真付きで丁寧に説明しているのでぜひ参考にしてみてください。バタークリームをたっぷり味わいたい方におすすめのバタークリームレシピです。

1.((スポンジを作る)) ボウルに卵と卵黄を溶きほぐしてグラニュー糖を加え、湯せんにかけて泡立てる。人肌に温まったら湯せんからはずし、泡立て器で七分立てに泡立てる。薄力粉をふるい入れ、ゴムべらで底からすくい上げるようにしてさっくりと混ぜる。

2.バターを電子レンジに約45秒かけて溶かし、1を少し取って混ぜてからボウルに戻し、むらなく混ぜる。 ・オーブンを200℃に温める。

3.準備した天板に流し入れ、カードなどで表面を平らにならす。

4.200℃に温めたオーブンに入れて約11分焼く。取り出して、熱いうちにアルミホイルごと手前から巻いて、さめるまでそのままおく。

5.((コーヒークリームを作る)) 小鍋に砂糖、水50ccを入れて中火にかける。少し取って水に落としたら丸く固まるまで煮詰めて水あめを作る。卵をほぐしてもったりするまで泡立て、水あめを少しずつ加えながらさめるまで泡立てる。

6.バターを加えて混ぜ、大さじ3を別に取り分けてから、湯小さじ2で溶いたインスタントコーヒーを加えてなめらかになるまで混ぜる。

7.((成型する)) スポンジを包んだアルミホイルを広げてはがし、スポンジにシロップをはけでぬる。

8.コーヒークリームの2/3量弱をパレットナイフなどで均一にぬり、アルミホイルを使って巻きずしのようにきっちりと巻く。

9.両端を少し切り落とし、片端を7cm長さほど切って、さらに大小になるように斜めに切り分ける。

10.((デコレーションをする)) 片むかで形の口金をつけた絞り出し袋に残りのコーヒークリームを入れ、土台となるスポンジに横に絞り出す。

11.斜めに切った大小のスポンジを形よくのせて、そのまわりにもコーヒークリームを絞り出し、きのこと切り株の菓子を飾る。

12.フォークで写真のように模様をつける。

13.6で取り分けたコーヒークリームに抹茶を加えて混ぜ、コルネ袋に入れて、つたの模様に絞り出し、残りは木の葉形の口金をつけた絞り出し袋に入れて絞り出す。メレンゲのきのことキャンディを飾る。

14.((メレンゲのきのこを作る場合)) 1.卵白2個分とグラニュー糖125gを軽くつのが立つまで泡立て、丸金口をつけた絞り出し袋に入れて、アルミホイルを敷いた天板に直径1.5cmに絞り出し、半量を先端をぬらした指先でつぶす。 2.先端をつぶしたメレンゲに、ココア(<無糖>適宜)を茶こしに入れてふる。 3.110℃に温めたオーブンに入れて1時間30分くらい乾かすように焼き、とがったメレンゲをつぶしたメレンゲに刺す。

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