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二日酔い予防だけじゃない?!意外と知られていないウコンの効能

今や飲み会のお供としてメジャーになったウコン。女性の方にも飲みやすい商品が出ており、お世話になったことがある方も多いのでは?でもこのウコン、実は二日酔い予防以外の効能も明らかになっているのです。どんな効能があるのか見ていきましょう。

ウコンとは一体何なのかご存知ですか?

「ウコン」は写真を見ても分かる通り、ショウガの仲間です。
別名「ターメリック」とも呼ばれており、カレーライスのお米を黄色く着色するためによく使われます。もちろんカレーそのものにも使われるため、こちらの名前の方が馴染みのある方も多いのでは。
主成分はクルクミンですが、この他にも様々な成分が含まれており、この成分達が様々な効能をもたらしてくれます!さてどんな効能があるのでしょうか。

ターメリックの主な栄養

主な栄養素 100gあたりの栄養価
ビタミンB1 0.058mg
ビタミンB2 0.150mg
ナイアシン(B3) 1.350mg
ビタミンB6 0.107mg
葉酸 20㎍
ビタミンC 0.7mg
ビタミンE 4.43mg
ビタミンK 13.4㎍
カルシウム 168mg
リン 299mg
鉄分 55.00mg
マグネシウム 208mg
カリウム 2080mg
(ターメリック-粉)

アメリカ合衆国栄養データベースより

出典:http://nag448.info

実はウコンって栄養豊富なんですね。

ウコンの効能その1:肝機能を高める

言わずもがな…
みなさんご存じの効能かもしれませんが、肝機能を高める効能があります。
もう少し詳しく見ていきましょう。

二日酔いの予防

肝臓の機能を高めてくれる効能があるため、アルコールの代謝を良くしてくれます。
そのため、アルコールが翌日に残ることはほとんどなく次の日も二日酔い知らず!
とはいえ、肝臓にも限界があるので飲みすぎには気を付けてくださいね。

ウコンの効能を高めるためには、アルコールを飲む前が良いそうです!

肝機能の改善

弱っていた肝機能を改善してくれる効能もあります。
肝臓が疲れてるな…そんな時にもウコンの効能は発揮されます。
注意点として、脂肪肝、肝炎などにかかっている場合はウコンの効能が悪い方向に働いてしまうこともあります。肝疾患の恐れがある場合は摂取量に気を付けてください。

なぜ、肝臓に良いとされてきたウコンが肝臓の大敵になるのか?それはウコンに多く含まれる鉄分が原因です。

肝炎にかかった肝臓には、鉄が正常な方より溜まりやすくなります。肝臓に良いだろうとウコンや鉄分の多いレバー、しじみ、ほうれん草などを過剰に摂取することで「鉄過剰」となってしまいます。そして、やがて肝臓に溜まった鉄は酸化し、肝炎をさらに悪化させてしまうのです。

出典:http://www.skincare-univ.com

ウコンの効能その2:体内のコレステロールを溶かす

ウコンに含まれる精油成分と食物繊維によってコレステロールが分解されるという嬉しい効能も。
具体的にどんな良いことがあるのでしょうか。

血中コレステロール値を下げる

血中に含まれるLDLコレステロール値を下げてくれる効能があります。
健康診断などでコレステロールが高い!とひっかかってしまった方も多いのでは?
二日酔い予防だけでなく生活習慣病の予防にもなるので、この効能は多くの人に喜ばれそうです。

「ウコン」にはコレステロール値を低下させる働きがあります。まずは「ウコン」の持つ食物繊維です。食物繊維は未消化のまま腸管を通過するときに、コレステロールを吸着し排出させてくれます。そのためコレステロールの増え過ぎを抑えてくれます。次に「ウコン」に含まれるテルペン系といわれる精油成分。これは腸管から吸収されたあと血管に入り、血液中のコレステロールを分解してくれます。そのためコレステロールを取り過ぎても「ウコン」をとれば、血液中のコレステロールの増加をある程度防いでくれるのです。食物繊維や精油成分を多く含む「ウコン」は、高コレステロールの予防に非常に効果的なのです。

出典:http://www.kwk-kurohime.com

動脈硬化の予防

ウコンに含まれる抗酸化作用やコレステロールを減らす効能によって動脈硬化の予防も期待できます。
動脈硬化は死亡原因としても高順位に入っているので、日ごろから気を付けておきたいところですね。
とはいえ、ウコンの効能だけでは動脈硬化は予防しきれないので悪しからず…

動脈硬化の進行

高脂血症などから動脈硬化へと進行していきます。コレステロール値を下げてくれる効能があるウコンはこの進行を止めてくれます。

ウコンの効能その3:美容・ダイエット効果

美容・ダイエット…男女関係なく気になるキーワードですよね。
健康だけでなく「美」の効能までもたらしてくれるウコン…
ウコンに含まれる美容効果とはどんなものでしょう。

便秘改善

ウコンには食物繊維が多く含まれているため便秘解消の効能が!
またクルクミンや、その他のウコンに含まれる成分によって便の水分量がUPして排便しやすくするそうです。
これは便秘に悩む方には嬉しい効能ですね。

ウコンに含まれる食物繊維が腸の中で水分を吸収し膨らみ、便となって悪玉菌を一緒に排出してくれるのです。

また、食物繊維には抗酸化作用があり、体の酸化から起こる便秘も予防することができます。

ウコンの代表的な成分にクルクミンやターメロン、シオネールなどがありますが、これらは胆のうに働きかけ、胆汁の分泌を促します。胆汁には便の水分を増やす作用があり、これにより、便秘が改善されるとされています。

出典:http://www.imedionstpation.com

活性酸素の排出

活性酸素自体は身体に必要なものですが、大量に体内に溜まってしまうと体調不良や老化の進行につながります。
ウコンに含まれているクルクミンは、老化の原因となる活性酸素も排出してくれる効能もあるため、若さを保つには欠かせないですね。

ウコンとの上手な付き合い方

ウコンの効能が分かり、早速取り入れてみたい方もいらっしゃるのでは?

ウコンを取り入れる方法は主に
・生
・粉末
・ドリンク
・サプリメント
・お茶
があります。

生による摂取

すりおろして飲んだり、ショウガの代わりに使ったり、生にままかじったり…と色々な食べ方があるようです。
ウコンには種類があり、それぞれ効能が異なるため生での摂取を考えている方は種類を要チェック!

粉末による摂取

粉末の場合はそのまま粉薬のようにしてウコンの粉を飲むか、料理に取り入れる方法があります。
美味しくウコンが摂れたら嬉しいですね♪

ドリンクによる摂取

コンビニなどでも手に入るので急な飲み会や緊急時には便利ですね。実際に飲んで効能を実感されたことがある方も多いのでは。
他のものに比べると単価が割高になりがち。

サプリメントによる摂取

カプセルや粒を飲み込むだけなので手軽に取り入れられます。
サプリメントにも色々種類がありますので、ご自分にあったものを。
凝縮されている分、効能も期待できそうですね。

お茶による摂取

日常生活に取り入れやすいのはお茶でしょうか。
過剰摂取になりにくく、食品として接種できるのが受け入れやすいですね。

それぞれメリット・デメリットがありますので、自分にあったものを選んでくださいね。

過剰摂取は厳禁ですが、ウコンの様々な効能の恩恵を受けるために是非取り入れてみましょう。

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