アトピーを改善するには、まずは食事から改善してみましょう！

近年、増加傾向にあるアトピー性皮膚炎。実はこのアトピー、皮膚の表面からお薬を塗っても、根本的にはなかなか改善することは難しいとも言われています。では、根本的に改善するためにはどうすれば良いのでしょうか？

アトピーの改善には、外側から改善するよりも、内側から改善する方がベストだと言われています。そのためにはまず、食事から気を付けるべきだとも言われています。毎日、口にしているその食事、アトピーの改善に役立ちますか？今回はアトピーと食事について考えてみましょう。

まず、アトピーの原因について考えてみましょう。アトピーの原因には様々なことが挙げられています。空気汚染や食品添加物、水質の悪化、食生活の変化など、様々なことが原因となり、発症してしまうと考えられています。そのなかでも気になるのが食生活の変化ですね。では、アトピーの原因のひとつとしても考えられている食事とは、どのようなものでしょうか？

まず、昔の食事と今の食事と大きく違っているところは、日本人の食事が欧米化しつつあるところでしょうか。昔ながらの粗食ではなく、肉や魚などたんぱく質をたくさん摂取するようになり、なおかつ脂っこい食事に変化しつつありますよね。昔の食事は野菜が多かったはずなのに、今の食事では肉類などのたんぱく質を多く摂取するようになってしまっています。

また、手軽なファーストフード店が人気を集めるようになり、家でまともな食事を摂ることよりも、子供が喜ぶからと言ってファーストフード店で昼食を済ませる家族も多いようです。こうなれば必然的に食品添加物も過剰に摂取してしまう傾向にありますよね。アトピーの原因となる食事を簡単に言うならば、たんぱく質や食品添加物の過剰摂取にあるのかもしれません。

では逆に、アトピーになっている人はどのような食生活にすれば良いのでしょうか？答えは簡単です。昔はアトピーと言われる症状がある人はほとんどいなかったのですから、昔と同じ粗食、言わば和食を中心に食べ進めることが基本となります。野菜を中心に、たんぱく質は控えめに摂取するのが好ましいかもしれません。下記に、アトピー改善に良いレシピを少しご紹介させて頂きますので、日々の献立に加えてみて下さいね。

それではひじきチャーハンの作り方をご紹介します。

　①下準備
　　玉ねぎとニンジンをみじん切りにする。

　②炒める
　　フライパンに油を入れて熱し、玉ねぎとニンジンを入れて炒める。
　　その後、ひじきとじゃこを入れてさらに炒める。

　③味付け
　　②に粉だしとしょうゆを入れて味を付ける。

　④ご飯を入れる。
　　③にご飯を入れて混ぜ合わせ、ご飯がしっかりほぐれたら完成！
　　刻みネギを入れるとさらに美味しくなりますよ！

実はほうれん草の胡麻和えもアトピー改善に良いレシピなんですね。

　①下準備
　　ほうれん草はさっとゆでてから水にさらし、適度な大きさに切って水気を切る。
　　醤油、すりごま、砂糖を混ぜ合わせておく。

　②和える
　　食べる直線に水気を切ったほうれん草と調味料を混ぜ合わせれば完成！

上記、簡単な２品のレシピをご紹介させて頂きましたが、アトピー改善の食事には、やはり野菜が必要不可欠のようですね。

実はアトピー改善には、食べる順番も大切なことをご存知でしたか？それではアトピーの改善に良い食事の食べる順番をご紹介させて頂きますね。

実は食べる食材によって、体内での消化時間にかなりの差があることをご存知ですか？アトピーを改善するためには、まずは消化を助ける必要がありますので、消化しやすいものから食べていく必要があります。一番消化スピードが速いのは、果物なんですね。なので果物から先に食べるのがベストです。

果物を食べた後は、野菜→炭水化物（ご飯）→たんぱく質（肉類）の順に食べ進めると良いでしょう。逆に、一番消化に時間がかかるたんぱく質（肉類）から食べてしまうと、たんぱく質の消化に時間がかかってしまうため、その後に食べた野菜や果物、炭水化物などが腸内で腐敗してしまうことになるのです。そのためアトピー改善には、食事を食べる順番も大切なんですね。