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【基本のおさらい】お味噌汁の作り方【お手軽バージョンも♪】

お味噌汁の作り方、きちんと考えたことありますか?基本のお味噌汁の作り方のおさらいで、お味噌汁とさらに仲良くなりましょう♪基本の作り方を知っていれば、お客様に出す時も手早くぱぱっと作ってしまいたい時もおいしいお味噌汁を食べられますよ。

和食の基本・お味噌汁

毎日のご飯つくりで和食になると、やはり「ご飯とお味噌汁とおかず」という形になることが多いのではないでしょうか?日本人になじみ深い味噌、そして「一汁三菜」という言葉もあるように、お味噌汁は和食の食卓になくてはならないものです。

そんなお味噌汁の作り方を、ここで一度おさらいしてみませんか?お味噌汁は複雑な手順のない作り方ですが具材やだしによって作り方にちょっとした違いが出てきます。まずは基本に則った丁寧な作り方をご紹介します。

基本のお味噌汁の丁寧な作り方

1.だしをとる 2.具材に火を入れる 3.味噌を溶く
お味噌汁の基本的な作り方は以上の流れですが、手順に沿って丁寧に作る作り方のポイントを見てみましょう。

丁寧なお味噌汁の作り方ポイント・だしをとる

お味噌汁の作り方だけでなく和食の基本ともなる「だしをとる」工程です。顆粒だしが普及している今、だしとりは面倒だと思われがちですが手順自体はとても簡単です。お味噌汁のだしは煮干しや鰹のみなどさまざまですが、昆布と鰹を使っただしをご紹介します。

(4人前)
1.固く絞った布巾でふいた昆布10gを切り込みを入れて、4カップの水に入れます
2.1時間ほどおいて火にかけて、沸騰直前に昆布を取り出します
3.沸騰したら鰹節20gを入れてすぐ火を消し、鰹節が沈んだらザルと布巾で漉します

丁寧なお味噌汁の作り方ポイント・具材

具材の煮方ひとつとっても、丁寧な作り方でよりおいしいお味噌汁になります。
根菜など煮えにくい具材はだしだけの状態できちんと火を入れ、ネギやワカメ、豆腐など煮すぎると食感が変わってしまうものは味噌を入れたあとに入れて温める程度で仕上げましょう。

一手間かけた作り方では、青菜類は醤油洗い(塩を入れた湯でゆでてから、水気を軽くしぼって醤油を数滴たらしてしぼる)をしておき最後に加えると、水っぽくならずに仕上がります。もやしのお味噌汁ならサラダ油で炒めて塩などで味付けをしてからお味噌汁に入れる作り方がおすすめです。

丁寧なお味噌汁の作り方ポイント・味噌を溶く

お味噌汁は「煮え端」がおいしいと言われています。具材に火が通ったら火を消して味噌を溶き入れ、再度温めるときは沸騰する前がベストタイミングです。沸騰させてしまうと味噌の香りもとんでしまいます。

また、地域にもよりますが赤味噌と白味噌の二種類を用意しておくのがおすすめです。合わせて使うと奥行きがでますし、さっぱりした具には赤味噌を、甘めの具には白味噌を多めに合わせたり、気温や他のおかずとのバランスで味噌の配分を変えると毎日のお味噌汁つくりがレベルアップします。

お手軽お味噌汁の作り方

基本に忠実な丁寧なお味噌汁の作り方はわかってても、毎日のこととなると手が回らない方もいると思います。そんなときに、手間はかけずにお味噌汁を楽しめる作り方もご紹介しましょう♪

だしをとる代わりに…

だしをとる代わりに顆粒だしでもいいのですが、椎茸や牛蒡・きのこなどのだしの出る具材を入れたり、具材を数多く入れると、具材自体からだしが出てだしをとらなくても深みのある味わいになります。豚汁のように肉や魚をいれればコクもあり十分食べ応えのある仕上がりです。

味噌玉の作り方

味噌玉とは、味噌と顆粒だし、火を通さないでいい具材を1食分ずつ丸めておく手作りインスタントお味噌汁です。冷凍保存もできるのでまとめて作っておけば忙しい朝食、お弁当にもお味噌汁を取り入れやすいと、最近人気がでています。

作り方も簡単で、ひとつあたり大さじ1の味噌と顆粒だし少々を合わせてまるめるだけ。
刻んだネギや乾燥わかめを入れたり、翌日用などなら火を入れた野菜(水分の少ないものがおすすめ)を一緒に丸めればお湯を注ぐだけで立派なお味噌汁が出来上がります。
顆粒だしでなく鰹節を入れる作り方や、焼いて香ばしさをプラスする作り方もあります。

お味噌汁の吸い口・アレンジ、エトセトラ

いくらなじみ深いと言っても毎日作っているとマンネリしがちなお味噌汁、すこしアレンジを加えてさらなるおいしさを発見してみましょう。吸い口・アレンジのご紹介です。

豆乳お味噌汁の作り方

お味噌汁に豆乳!?アレンジだからといって邪道だと思わないでくださいね。和食にも違和感がない立派な一品に仕上がります。具材も根菜をはじめとした野菜はもちろん、魚介や肉類どれも相性がいいですよ♪

豆乳お味噌汁の作り方(4人前)
1.だし汁1カップで具材に火を入れます
2.具材が十分煮えたら無調整豆乳60ccを加え、沸騰直前まで温めます
3.火を止め、味噌を溶き入れたらできあがり

いつものお味噌汁にアクセント!吸い口とは?

吸い口とは主にお吸い物に添える薬味のことを言いますが、お味噌汁でもいい役割を果たしてくれます。香り高い三つ葉・ユズの皮・ミョウガ・シソ・ゴマ・生海苔、ぴりりとアクセントを加えてくれるカラシ・わさび・粉山椒・七味・おろし生姜など、いつも通りの作り方のお味噌汁でも最後に加えるだけでぐっと本格的に、そして新鮮に仕上がります。

毎日のご飯にほっと一息、お味噌汁

お味噌汁はもはや日常の一部になっている人もいるかもしれません。そんなお味噌汁を今一度丁寧な作り方で作ることで、改めてお味噌汁の良さを知っていただける機会になったら嬉しいです。

また、忙しくて作れなかったり・お味噌汁に飽きてしまっている方、自炊を始めたばかりの方も、お手軽な作り方やアレンジを参考にお味噌汁を身近なものにしていってくださいね♪

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