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お好み焼きを美味しく作るコツとふわふわお好み焼きを作る焼き時間!

お好み焼きを中はふわふわ、外をカリカリの状態に焼き上げるのには、材料や下準備も大事ですが、一番大事なのはお好み焼きの焼き時間をしっかりとすることです。今回は、お好み焼きを美味しく焼き上げる下準備と、お好み焼きを最高の状態に焼き上げる焼き時間の紹介をします。

美味しいお好み焼きの作り方①

お好み焼きはお好みに作って美味しい!だけど、基本を知ってもっと美味しく作ろう!

お好み焼きは、お好みの分量をお好みの焼き時間で焼き上げれば、まぁまぁ美味しくできます。なんて言ったって「お好み」焼きですからね。
ですが、お店のお好み焼きと家のお好み焼きではどうして味があんなに違うのでしょうか?
具材の下準備から、焼き時間までお店のお好み焼きに近づけるコツを紹介します。

お好み焼きの材料の基本

お好み焼きの生地を作るのに最適なお好み焼き粉があります。このお好み焼き粉には、出汁と山芋パウダー、ベーキングパウダー等が初めから入っています。お好み焼き粉を使うことによって、生地の味付けをする必要がなく、焼き上がりもふわふわに仕上がる便利な一品です。
お好み焼き初心者や、失敗したくない人はお好み焼き粉を使うと良いでしょう。

お好み焼きの下準備の基本

キャベツは、ふわふわのお好み焼きにする場合は、1cm位のみじん切りにし、キャベツの食感を残したい場合は、3cm位の粗みじんにします。
生地と具材はわけて準備します。生地と具材を一緒に混ぜてしばらく置くとキャベツや具材から水分が出てきてしまうからです。

図の様に、お好み焼き1枚分の具材と生地を小さなボウルに入れて、焼く直前に混ぜ合わせます。キャベツの量は、生地の1.2~1.4倍が適量です。
生地をふんわりと混ぜ合わせて、空気を含ませる感じで混ぜましょう。キャベツから水分が出てくるのを防ぐため、混ぜたら直ぐに焼くようにしてください。

美味しいお好み焼きの作り方②

美味しいお好み焼きの焼方①

油を引いて、鉄板が温まったら(200℃くらい)生地を流し込みます。この時、生地を広げ過ぎないようにします。目安は、直径20cmで厚さは2cmです。生地を鉄板に広げたら、豚肉やイカなどの具材を乗せます。
ヘラでべタンべタンと押し潰さないようにして、周りがきつね色になるまでじっくり焼きます。目安の焼き時間は5分くらいです。

美味しいお好み焼きの焼方②

お好み焼きの下面が焼き上がり、固まってきたら、ヘラを差し込んでひっくり返します。うまくひっくり返せない場合は、焼き時間を多めにとって生地をしっかり固まらせてください。
ひっくり返したら、蓋をして蒸し焼きにします。蓋をすると豚肉等の具材と生地の芯まで火を通すことができます。焼き時間の目安は6分くらいです。

美味しいお好み焼きの焼方③

豚肉や生地の芯まで火が通ったら、もう一度ひっくり返して、しばらく焼きます。この時、蓋は取って、お好み焼きの水分を飛ばす様にするとふわふわになります。目安の焼き時間は2分です。

フライパン、ホットプレート、鉄板でお好み焼きを作る焼き時間の違い

フライパンでお好み焼きを作る時の焼き時間

フライパンでお好み焼きを作る時に失敗しない方法は、中火でじっくりと焼き時間をかけて、中まで火を通すことです。
最初に焼き時間を5分以上かけてじっくりと焼き、ひっくり返して蓋をして、10分の焼き時間をかける。
焦さないように15分以上の焼き時間をかけて焼けば、生地にしっかり火が通ります。

ホットプレートでお好み焼きを作る時の焼き時間

ホットプレートでお好み焼きを焼くときは、先ず、鉄板の温度が200℃に上がるまで10分くらい待ちます。焼き始めたら、蓋をして、表の焼き時間を4分、裏の焼き時間を6分くらいがちょうどいいです。
ふんわり焼き上げるためと、焼き時間の短縮のためホットプレートでも蓋をした方が良いです。
2枚目、3枚目と焼くときは、電源をon・offしているとホットプレートの温度が下がってしまうので、焼いている間はずっと電源をonにしておいてください。

鉄板でお好み焼きを作る時の焼き時間

鉄板は蓄熱量が高く、温度低下が少ないので、最初から最後までしっかり高温で焼き上げることができます。そのことにより、具材の旨味を逃がさず、中はふわふわ、外はカリカリに焼き上げることができるのです。
温度の変化が少ないので、基本通りに焼き時間は表5分、裏の焼き時間は6分、仕上げの焼き時間2分で出来上がります。

お店のお好み焼きの焼き時間を見てみよう!

「徳川」のお好み焼きの焼き時間

220℃に熱した鉄板に薄く油を引き、7分程焼きます。
生地が固まったら、裏返して5分。
両面がきつね色にこんがりするまで2から3回裏返します。
焼き上がりは、箸を突き刺して、その両横を押さえて生地の水分が出なければ出来上がりです。

「道とん堀」のお好み焼きの焼き時間

鉄板が熱くなったら、油を引き、約3cmの厚さに生地を広げる。最初の焼き時間は5分。
ヘラでひっくり返して、まわりの形を整えて、じっくり5分間焼く。
さらにひっくり返して、焼き時間5分経ったら出来上がり!

「どんどん亭」のお好み焼きの焼き時間

鉄板の温度が約190℃になったら生地を落とします。
最初の焼き時間は約7分。お好み焼きのまわりが2~3mm焼けてきたら、生地をクルクル180度回転させて焼きムラをなくしましょう。
ひっくり返して、約6分焼きます。ふんわりこんがりになったら、もう一度裏返して、豚肉の面を上にして出来上がりです。

美味しいお好み焼きを作るまとめ

お好み焼きを中はふわふわ、外はカリカリに作るには、焼き時間がとても重要です。フライパン、ホットプレート、鉄板のそれぞれの熱の加わり方を見て、焦さない様に芯までしっかりと火を通しましょう。
また、蓋をして蒸し焼きにし、中まで火を通す技と、仕上げに蓋を取って、2分焼き時間をかけて、水分を飛ばす焼き方もやってみて下さい。

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