魚焼きグリルでかんたんふっくらジューシーな焼き鳥が焼ける！

焼き鳥はごはんにも、おつまみにも人気があります。ボリュームもありますし、好きなだけをつまんで食べることが出来ます。
また、タレや部位によっておいしさが変わってきますので、みんなで食べるのにも焼き鳥はとても便利です。

おいしい焼き鳥は、ふっくらとしていてジューシーで、表面がパリッと焼きあがっています。そしてちょうどよい塩加減で脂も乗っています。
単純な料理に見えて、素材の味を最大縁に引き出す焼き鳥は、焼きの技術のあるプロの味に近づけるのはなかなか難しいところです。

家庭ではお店のような焼き鳥を焼くのは難しいとあきらめていませんか？
ところが家庭の魚焼きグリルを使えば、驚くほど簡単においしく焼き鳥を作ることが出来ます。

最近では魚焼きグリルとしてだけ使っていたご家庭のグリルも、さまざまな調理法に使えることをアピールされています。グリルはもともと直火で狭い庫内で、蒸し焼き状態にすることが出来ますので、魚焼きグリルは、すぐれた調理器具なのです。

直火で焼くことで表面がパリッと焼け、また調理中の余分な脂は下に落ちますので、きれいな焦げ目と香ばしさがつきます。
そしてこの狭い庫内、というのもおいしさの秘密です。
焼いている間に発生する熱を逃がさず、周りから包むように焼けるグリルは、蒸気も素材を包みながら焼き上げますので、ふっくらジューシーに焼きたい焼き鳥にはぴったりなのです。

グリルの予熱を始めておきましょう。くっつくのが心配なときは、予熱をした後に薄く油を引いておくと焼き鳥がグリルの網にくっつくのを防ぐことが出来ます。

むね肉は一枚でだいたい5本分くらいの焼き鳥ができます。
火の通りを均一にするために、カットの大きさを揃えておくことがポイントです。

ねぎまにするときは、長ネギを肉の大きさに合わせてカットします。肉とねぎを交互に串に刺していきます。

焼き鳥の皮は焦げやすいので、肉と肉の間にはさむようにして刺していくときれいに焼けます。

塩コショウはグリルに並べる直前に振り、日本酒を振りかけて焼くと、ふっくらと焼き上げることが出来ます。

グリルに並べる焼き鳥の量は、少し隙間をあけて、グリルの熱が焼き鳥を包むことが出来るように並べてください。

片面焼きのグリルの場合は、途中で焼き鳥をひっくり返します。

きれいな焼き目がついてから、タレをかけてもう一度グリルに入れます。タレをかけたあとは、グリルで乾かす程度に焼けば、おいしい焼き鳥が焼けます。

むね肉よりも脂が多く、弾力のあるもも肉です。
同じ大きさに切り分けにくいですが、できるだけ大きさを揃えてカットしてください。

むね肉と同じ要領で、予熱をしたグリルで、塩コショウをした後にあれば日本酒を振って焼き始めます。
グリルで焼くと、余分な脂が下に落ち、表面がパリッと焼き上げることが出来ます。

つくねは鶏のひき肉を使った焼き鳥ですが、ひき肉ではなくむね肉やもも肉を包丁やフードプロセッサーを使って好みの粗さにして使うと、よりおいしくなります。
また、つくねのタネには、好みで卵黄やしそ、軟骨などの混ぜ物して焼くこともできます。

つくねを団子型にして焼くと、お弁当のおかずにも使いやすく、食べやすいので、大きさを工夫して作ることが出来ます。

串に刺した状態の冷凍の焼き鳥も市販されていますので、上手に利用しましょう。
塩こしょうをして余熱をしたグリルに並べておなじように焼くだけです。

手軽に家庭で焼き鳥を楽しむことが出来ますし、串を打つのが難しいと感じる方でも焼き鳥ができますのでおすすめです。

焼き鳥定番の甘辛だれも、もちろん塩もお家のグリルで焼くので好きな味付けの焼き鳥が焼けます。焼き肉のたれや、スパイシーなたれなど、家族や友達のお気に入りの味付けの焼き鳥ができますよ。

グリルで焼くときに焼き鳥の串が焦げないようにするには、串をしばらく水に浸けておいてから使ったり、アルミホイルを巻いて使うと焦げるのを防げます。

手軽なグリルは、魚焼きだけではもったいない！
グリルの持つ性能は実は焼き鳥にはうってつけの、おいしさを引き出してくれるものでした。
これなら家族の夕食にも、お友達の集まったパーティーにも、下ごしらえだけをしておけば、簡単にご家庭でグリル焼き鳥が楽しめますね。