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甘くてやわらかくてとっても美味しい春キャベツを使ったパスタレシピ

春は野菜が美味しくなる季節ですね。特に春キャベツは甘くて香りもよく栄養もあって美味しい野菜です。特別に調理しなくてもパスタと一緒に茹でるだけでとても美味しい。今回は甘くて柔らかく焼いても茹でても美味しい春キャベツとパスタを使ったレシピを紹介します。

春キャベツって?!

キャベツには季節があるのでしょうか?高原キャベツとか、一年中出回っているキャベツとはどう違うのでしょうか?春キャベツについて簡単にまとめてみました。

春キャベツの特徴

春キャベツは春玉とも呼ばれ、3月~7月初めに出回り、出始めは新キャベツと呼ばれる事もあります。春キャベツの後に出回るのが、高原で栽培される高原キャベツですが、これは冬キャベツを高原で栽培したものだそうです。秋から冬に出回る冬キャベツと比べると葉が軟らかくみずみずしいものが多いといわれています。

春キャベツは冬キャベツと比べると形が丸く小さめで、葉の巻き方が緩く柔らかく、色は薄めで中まで黄緑色です。水分が多く甘味があってサラダ等の生食等に向いています。薄くて水分が多いため火を通しすぎると煮崩れしやすいので、長い時間の加熱調理には向いていないといわれています。

春キャベツの栄養素

キャベツはビタミンCが多いことで知られています。また、消化酵素のビタミンU(別名キャベジン)は、胃腸薬の原料にもなっていて、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防改善に効果があるといわれています。またビタミンUには糖質の消化を効率よくする働きもあるそうです。

春キャベツのビタミンCは特に芯のところに多いといわれています。緑の濃い外側の葉の部分にはカロテンやアミノ酸、カルシウムなども含まれていますので、捨てないで使うようにしたいものです。。春キャベツは芯の近くも柔らかいので、丸ごと食べられますね。

春キャベツの保存方法

春キャベツの芯をくり抜き、ペーパータオルなどをぬらして芯をくり抜いた部分に詰め込んでおくと、1週間以上は鮮度を保つことができます。ポリ袋に入れるか新聞紙などで包み、芯の部分を下にして冷蔵庫で保存します。冬キャベツより春キャベツは日持ちしないので、早めに外の葉から剥がして使うようにすると良いそうです。

パスタについて

パスタはよく食べていますが、パスタの歴史や乾麺の作り方などを、実はあまりよく知らないのではないでしょうか?パスタの材料や乾麺の作り方、パスタの歴史などについて、日本パスタ協会制作の動画はコチラ。

パスタの種類

パスタと言っても、多くの種類があります。日頃、よく食べるスパゲッティもパスタですし、グラタンなどでお馴染みのマカロニもパスタですよね。そして、あまり乾麺としては見かけませんが、パスタを手作りするなら平麵のフェットチーネやタリアッテレなどが作りやすいですね。

ロングパスタ

スパゲッティ(1.6mm~2.2mm)や一番細いカペッリーニ(0.9mm)などが知られています。

ショートパスタ

貝の形をしたコンキリエやペン先の形のペンネ、グラタンによく使われるマカロニなどがショートパスタの仲間です。

平打ちパスタ

フェットチーネやタリアッテレなどの幅の広いきしめんのようなパスタです。

パスタの茹で方について

基本のゆで方
1.大きめの鍋にお湯はたっぷり入れます。(パスタ100gに水1リッター)
2.沸騰したら塩を加えます。(水1リッターにつき塩5~10g)
3.沸騰しているお湯に、パスタを放射線状に広げて入れ、パスタどうしがくっつかないように静かにかき混ぜます。
4.火加減は、お湯がフツフツと沸騰して、パスタがお湯のなかでゆらゆらと揺れる程度。グラグラと煮立てしまうと、パスタの表面がとけだしてベタくので気をつけてましょう。
5.袋に表示してあるゆで時間より1分ほど早めに1本引き上げ、指先でちぎってみるか、食べてみてゆで加減をチェック。アル・デンテでざるにあけて水気をきり、あつあつを手早くソースとあえて盛付けます。(パスタとソースが同時にできるのが理想的)

春キャベツを使ったロングパスタのレシピ

タケノコと春キャベツのアンチョビスパゲッティ

材料
スパゲッティ  200g
ゆでたけのこ 100g
春キャベツ 5~6枚
にんにく 1片
アンチョビ(フィレ) 6枚
オリーブ油  大さじ1
バター 大さじ1
塩、こしょう 各少々

作り方
1.たけのこはさっと下ゆでし、くし形切りにする。春キャベツはざく切りにする。アンチョビは半分に切る。にんにくは半分に切り、つぶす。
2.フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて熱し、たけのこを加えて炒める。焼き色がついたら、アンチョビも加えしっかり炒める。
3.スパゲッティは塩(分量外)を加えた湯でゆで、ゆで上がり3分前に湯に春キャベツを入れて一緒にゆでる。
4.2にゆで上がった3を加え、バター、スパゲッティのゆで汁適量、塩、こしょうで味を調え器に盛り完成。

たけのこの換わりにアスパラやそら豆でも、春らしいパスタになります。桜エビをトッピングしてもおいしいですね。

春キャベツを使ったショートパスタのレシピ

さわらと春キャベツのバジルソース和え

材料
さわら 2切れ
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
ペンネ 60g
サラダ油 小さじ1
春キャベツ 3~4枚
クリームチーズ 40g
バジルソース 大さじ1

作り方
1.さわらは塩・こしょうをふり、フライパンにサラダ油を熱して焼き色がつくまで炒める。
2.春キャベツはざく切りにする。
3.湯を沸かし、塩(分量外)とペンネを入れてゆで、ゆで上がる3分前に春キャベツを加え一緒に茹でる。
4.ゆで上がったら水気をきり、クリームチーズとバジルソースを加え、(1)を加え器に盛り完成。

春のさわらの他にイカや豚しゃぶ用のうす切り肉でも美味しくできます。

春キャベツを使った平打ちパスタのレシピ

塩辛と春キャベツのクリームフェットチーネ

材料
いかの塩辛 80g
春キャベツ 2枚
青じそ 5枚
フィットチーネ 160g
生クリーム 180cc
昆布茶 小さじ1/3
粗挽き黒こしょう 適量

作り方
1.春キャベツは一口大に切り、青じそは千切りにする。
2.フィットチーネは塩を加えた熱湯でゆで、ゆであがる3分前にキャベツを加えて一緒にゆでる。
3.フライパンに生クリームを入れ火にかけ、1分ほど煮込んでから、いかの塩辛、昆布茶、粗挽き黒こしょうを加えてさっと煮て2.を加えて絡める。
4.器に盛り付け、青じそを載せ完成。

フィットチーネはミートソースのような、味の濃いめのソースとも合います。

春キャベツのパスタのまとめ

いかがでしたでしょうか?香り高くて柔らかく煮ても焼いても茹でても美味しい春キャベツと低GI食品のパスタを使ったレシピを紹介しました。春キャベツは、どんなソースとも合うので、パスタが茹で上がる1分から3分前にパスタの鍋へ春キャベツを加えてパスタと一緒に茹でて、パスタの一部のように美味しく召し上がってください。春の野菜を摂取できると共にカロリーダウンにもなりますね。

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