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鯖のお刺身があまったら・・・鯖のお刺身のアレンジレシピまとめ

足が速い(いたみが速い)ことで有名な鯖。九州や西日本では刺身で生食することも一般的ですが、関東・東日本では〆めたりしてあまり生の刺身では食べられることがありません。でももし鯖のお刺身が余ったり、鯖をお刺身でなく食べたくなったら・・・このレシピをご参考に!

鯖は他の魚よりも腐敗がはやい

鯖は他の一般的な魚より腐敗するのが早いです。それは、鯖の持つタンパク質分解酵素が強いためです。生で食べると、人によってはジンマシンが出ることがあります。

その対策として、鯖を美味しくいただくこんな料理が。

酢でしめた鯖で作ったバッテラ。

鯖の味噌煮

鯖の刺身をアレンジするレシピ①まずは鯖のさばき方&お刺身作り

材料(3人分)

さば:3尾

鯖も新鮮ならお刺身でも大丈夫

ちゃんとさばいて美味しくいただきましょう

鯖のさばき方&お刺身作りのレシピ

レシピの手順①

頭を切り落とします。頭部分のお腹から包丁を尻尾に向かって切り込みを入れ、内臓を取り出します。

レシピの手順②

中骨に沿って身を切り離し、3枚におろします。

レシピの手順③

3枚におろした画像です。3枚におろしたら、包丁を斜めに入れて腹骨を取ります。

レシピの手順④

お刺身にするために皮を取り除きます。頭の部分の角の皮と身の部分の間に包丁を入れ切れ込みを作り、右手で身の部分を押さえ左手で皮をはがします。身の中心に小さな骨があるので、ピンセットで抜くか、面倒であれば切り落として、鯖のお刺身の完成です。しょうが醤油やわさび醤油でいただきましょう。

このレシピのポイント

アジも同じようにできます。さばき方を覚えておくと便利です。また、生で食べない時は、3枚におろした状態(フィレ)で冷凍保存して、後日使ってもいいです。

鯖の刺身をアレンジするレシピ②簡単激ウマ♡お刺身用真鯖の胡麻ユッケ風

材料(2人分)

刺身用サバ:半身
すりごま:大さじ2
醤油:大さじ1.5
卵黄:1〜2個分
刻みネギ:お好みで
ワサビ:お好みで

お刺身用鯖が変身

鯖のユッケは日本酒に合いすぎます!余れば〆のお茶漬けにもできます!

簡単激ウマ♡お刺身用真鯖の胡麻ユッケ風の作り方レシピ

レシピの手順①

サバは一尾を三枚おろしにして、半身を使ういます。皮を剥ぎ骨を除きます。その後2〜3㎜幅にスライスします。厚さはお好みでどうぞ。

レシピの手順②

ごまと醤油をボウルで混ぜ合わせます。少し濃いめがオススメです。味見はかならずして調節してください。

レシピの手順③

手順②のボウルに手順①の鯖を加えて混ぜます。器に盛り、ネギ・卵黄を乗せて、簡単激ウマ♡お刺身用真鯖の胡麻ユッケ風の完成です。お好みでワサビや刻みのりもどうぞ!

このレシピのポイント

刺身の身はボロボロでもokなので、骨は必ず取り、皮も忘れずに剥いで下さい!鯖の大きさにもよるので、調味料は調節してください!

鯖の刺身をアレンジするレシピ③しめ鯖

材料(4人分)

刺身用鯖(3枚おろし):1尾分
塩:1.5~2カップ
昆布(10cm角):1枚
米酢:300ml

<薬味>
練りからし:適量
ワサビ:適量
しょうゆ:適量
大葉:適量
ショウガ(すりおろし):適量
辛味大根:適量

シンプルに生酢で

刺身用鯖のもっともポピュラーなアレンジです。砂糖とお酒を混ぜた合わせ酢で作ることもありますが、今回はシンプルに生酢で作るやり方です。その分薬味を効かせて。

お刺身用鯖のしめ鯖の作り方レシピ

レシピの手順①

バット等に塩を敷き、サバの皮を下にして並べ、塩をサバが見えなくなるまでかけて、1時間以上置き、身をしめます。

レシピの手順②

サバの塩をさっと洗い流し、水気をふき取り、ストック用の袋に入れ、汚れをふきとった昆布、米酢を加えて15~20分漬けます。

レシピの手順③

酢から出し、汁気を拭き取ります。骨抜きで小骨を抜いて、ラップに包んで冷蔵庫で保存します。

レシピの手順④

食べる直前に、頭側から、表面の透明の皮だけを引きはがし、縦に浅く切り目を2本入れます。1本浅く切り目を入れて、1cm幅に切り、おろしショウガをのせて、お刺身用鯖のしめ鯖の出来上がりです。

このレシピのポイント

手順③の状態で冷凍ができます。解凍は冷蔵庫で自然解凍してください。薬味には辛味大根のすりおろしをあわせてもおいしいです。

サバは目が澄んでいるのが新鮮さの目安です。胴が丸く、身がしっかりしているものは脂がのっています。

鯖の刺身をアレンジするレシピ④大分名物お刺身の「りゅうきゅう」

材料

お刺身:お好みの量
青ねぎ:お刺身に合わせた量
醤油:みりんと同量(刺身が浸かる程度)
みりん:醤油と同量(刺身が浸かる程度)
しょうが:適量
いりごま:お好み
卵黄:お好み

余ったお刺身を美味しく変身させる「りゅうきゅう」

沖縄から大分に伝わった調理法だから「りゅうきゅう」というそうです。

「りゅうきゅう」の作り方レシピ

レシピの手順①

お刺身をボウルに入れ、生姜で和えます。沢山入れてもみりんで甘くなるので大丈夫です。

レシピの手順②

しょうゆとみりんを刺身が浸かる程度、同量入れ、青ねぎをタップリ入れます。このときにお好みでいりごまも入れましょう。

レシピの手順③

お皿に盛り、あれば卵黄を上にのせて「りゅうきゅう」の完成です。ごはんや日本酒と一緒にどうぞ。お茶漬けにしてもいいですね。

このレシピのポイント

本場大分では、この材料以外にも玉ねぎを使ったり、にんにくを使ったりと、家庭ごとに「りゅうきゅう」のレシピがあるようです。作りたても美味しいですし、一晩寝かせてもこれまた絶品。いつものお刺身を百倍美味しくしてくれます。

そのままお刺身もいいけど・・・

いかがですか?鯖のお刺身もアレンジレシピもどれもおいしそうですね。みなさんもいろいろ挑戦してたくさん鯖を食べてくださいね!

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