県外の郷土料理をご自宅で！家で作る本州最北端青森の郷土料理レシピ

せんべい汁は青森県八戸市の郷土料理で南部せんべいを用いた醤油味に煮たてた汁料理です。

キャベツは小さめにざく切り、ネギは斜め切りにします。

鍋にサラダ油を敷き、お肉を炒める。お肉に火が通ったら、ゴボウ・人参・大根・エノキ等を入れて炒める。

ダシを入れ、酒・醤油を入れて煮る。キャベツとネギも入れて煮ます。

具だくさんの汁にダシを吸った南部せんべいはすいとんのような食感とダシを吸っていて、せんべいから新しい食感を生み出します。

青森県八戸市はイカの水揚げ量日本一を誇る場所で青森県産のお米を合わせた郷土料理です。

イカは胴の内側にある足の付け根を外し、足をもって胴から引き抜く。胴にある軟骨を抜き、内側をきれいに水洗いします。

青菜は熱湯で茹でてから水にとり、粗熱が取れたら水気を絞り、食べやすい長さに切る。

五穀米と合わせたお米は洗って２０分ほど水に浸し、入れる直前にザルに上げる。

本場青森の食材ではないですがイカ飯の調理は同じでしっかりとだし汁をかけて、煮込むことで外からも芯からも味が染みわたり、美味しいイカ飯が出来ます。

貝焼き味噌は青森の津軽地方・下北地方の郷土料理でホタテの貝殻にネギや鰹節にホタテを入れて、味噌で煮込んだ料理です。

小鍋に水・バラミソを入れて沸騰させ、ホタテと斜めに薄切りした長ネギを入れます。

ホタテに火が通ったら溶き卵を加え、半熟状態になったら、火を止めて出来上がりです。

ホタテの貝殻の上でお手軽な煮込み料理の貝焼き味噌が出来上がります。おかずやお酒のおつまみでも面白い一品です。

じゃっぱ汁は津軽弁の雑把という意味で魚を三枚おろしにした頭や内臓、身のついた骨の粗（あら）を指します。ぶつ切りにしたじゃっぱを野菜と煮込んだ汁物です。

たらのあら。身を食べやすい大きさに切り分けます。大根はいちょう切り・ネギは斜め薄切りにそれぞれ切っておきます。

たらは熱湯をかけて臭みを取ります。鍋にだし汁を沸かしたら、たらと大根を入れ、灰汁を取りながら煮ます。

灰汁が出なくなったら、酒を入れて味噌を溶き、ネギを散らして完成です。

たらを使い、手軽じゃっぱ汁が作れます。酒や味噌でニオイは無くなり、美味しくなります。鮮度の良い魚の肝などの内臓を使うとよりコクがあり、素晴らしい汁物になります。

けの汁は青森から秋田にかけての範囲で作られる郷土料理です。様々な根菜・豆腐類を煮込むのですが家庭によって、具材に変化があります。

小正月と言われる1月15日にけの汁を仏前にお供えし、大鍋に作ったけの汁を数日がかりで食べる行事があります。

高野豆腐を水に戻し、干しシイタケは軸を折り、かさと共に水に浸し戻し、石づきを切る。油揚げ・高野豆腐・しいたけのかさと軸はそれぞれ１㎝角に切る。

ぜんまいは根元の硬い部分を切って、長さ２㎝に切る。たけのこは1.5～2cm角に切る。ほうれん草は熱湯でさっと茹でる。

鍋に油を熱し、しいたけ・ぜんまい・たけのこを入れて中火に炒める。全体に油が回ったら、大豆・油揚げ・高野豆腐とだし汁を加える。煮立ったらあくをすくい取って10分ほど煮て、酒を加え、味噌を溶き入れる。

再び煮立ちそうになったら、ほうれん草を加えて火を止める。

野菜と豆腐をメインにしてるので大変ヘルシー！料理で野菜に困った時には重宝しそうな汁物です。

青森には今回紹介したほかにも様々な郷土料理があります。まずは自宅で郷土料理で青森を実感してから、青森に旅行するものいいでしょう。