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旬のたけのこを美味しく食べよう!処理の仕方からレシピまで

たけのこは、通年スーパーなどで水煮で手に入る食材ですが、旬の時期に食べるあの風味は水煮では味わえない味わい深い物ですね。たけのこはアクが強く独特のエグみがあると敬遠されている方でも簡単に出来るたけのこの処理の仕方をご紹介します。米糠なしでたけのこ処理できます

たけのこの処理の仕方

たけのこのゆで方(あくの抜き方・下処理) - How to boil Bamboo Shoots (Takenoko)

たけのこの処理の仕方を動画でわかりやすく説明しています。

こちらの動画は米ぬかを使ってアク抜き処理をしています。鷹の爪を入れているのは、エグみをやわらげる効果があるからです。一味を入れてもOK。辛くなってしまうのでは?と心配される方もいると思いますが、調理してしまえばまったくわかりませんので安心してください。

たけのこの処理の仕方 2

たけのこの処理の仕方 2

米ぬかがなくても出来るたけのこの下処理

たけのこは穂先の部分をナナメに切り落とし、皮に切れ込みを入れておきます。これは、中まで均一に火を通す目的と、後て皮をむきやすくする働きの2通りの意味があります。

たけのこの処理の仕方 2

米ぬかがなくても出来るたけのこの下処理

この時、皮を左右に指で広げるようにしておくと、さらに茹で汁が中まで通るようになるのでやっておくと良いでしょう。

たけのこの処理の仕方 2

米ぬかがなくても出来るたけのこの下処理

たけのこが十分ひたる量の米のとぎ汁を用意します。鷹の爪を1、2本入れて水から茹でていきます。水から茹でるのは火の通り方を内側と外側で均一にする効果があるので、必ず水からたけのこを入れて火を付けてください。鷹の爪には前にも言ったようにエグみを取る働きと共に、日持ちをよくする効果もあります。

たけのこの処理の仕方 2

沸騰したら弱火にして、根本にスッと竹串が通るまで茹でていきます。大きな物でしたら50分ほどが目安です。糠もそうですが、米のとぎ汁で茹でると吹きこぼれやすくなります。火力には注意し、蓋をする場合は少しズラしておくと良いでしょう。なるべくちょくちょく覗いてみて吹きこぼれないよう注意してください。

たけのこの処理の仕方 2

茹で上がったらそのまま温度が下がるまで放置

その後は皮をむき、よく水洗いをして下処理は完成です。一度に食べきれない多くの本数をまとめて下処理した時は、たけのこを水につけて冷蔵庫で保存する事も可能です。目安は5日から1週間くらい。水は毎日取り替えてください。

たけのこの処理の仕方 2

こんな感じにキレイに下処理が出来れば後はお好みの料理に使うだけです。中にある白い粉のような物は汚れではなく、ストレスなどに脳に良い成分チロシンですので取ってしまわずにそのまま食べると良いですよ!

処理したたけのこを美味しく食べよう レシピ

処理したたけのこを美味しく食べよう

竹の子の梅おかか和え レシピ・作り方

簡単に作れるたけのこレシピです。たけのこは食べやすい大きさにカットし、包丁で叩いた梅肉、おかか、しょうゆ、隠し味に砂糖を入れ和えます。

処理したたけのこを美味しく食べよう

たけのこご飯

薄切りにしたたけのこ、細切りにした油揚げ、にんじんを入れて、白だしで炊きあげるたけのこご飯です。調味料は白だしだけなのでとっても簡単。キレイな白いたけのこご飯が出来上がります。水加減は通常に炊く時と同じで大丈夫です。

処理したたけのこを美味しく食べよう レシピ 2

処理したたけのこを美味しく食べよう

洋風レシピ たけのこのチーズ焼き

食べやすく薄切りにしたたけのこはオリーブオイルで炒めます。しょうゆをまわしかけ、チーズをふりかけて蓋をしてチーズがとろければ完成です。しょうゆとチーズの塩分で食べますが、しょうゆの代わりに塩コショウでも美味しいです。

処理したたけのこを美味しく食べよう

たけのこと鶏の和風ピラフ

米は研いでザルにあげておく。フライパンに1センチ角に切った鶏もも肉を入れて炒める。たけのこは食べやすい大きさに切り、フライパンに加えて炒める。カットした赤ピーマンと米もフライパンに加えて炒め合わせる。米が重く感じてきたら炊飯器に移しコンソメ、塩コショウ、しょうゆを入れて炊き上げる。

処理したたけのこを美味しく食べよう

たけのこの穂先の部分を使った春のチヂミ

あさりとたけのこの穂先の薄切りを入れた生地を焼き上げた春の味がするチヂミです。たれはしょうゆ、酢、白いりゴマ、さとう、ラー油で作ったものをつけて食べます。

たけのこの処理の仕方とレシピ まとめ

たけのこの処理の仕方とレシピ まとめ

たけのこの処理の仕方と、美味しく食べるレシピをご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。旬のたけのこは春にしか食べられない貴重な味です。今まで生のたけのこを処理して食べた事が無かった方もぜひ自分で処理して美味しい旬のたけのこ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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