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    歴史ある中華料理。東京で食べるなら是非オススメしたいお店の数々!

    「中国、四千年の歴史」とよく言われますが、私たちが慣れ親しんでいる中華料理の多くはここ400年くらい(東京では60年くらい)にできたものと言われています。そんな歴史ある中華料理を東京で食べるなら是非ともオススメしたいお店の数々!ご紹介したいと思います!

    中華料理の歴史

    中華料理の歴史について始めに少し触れたいと思います。
    中華料理と中国料理は違いを皆さんは、ご存知ですか? 日本式にアレンジされたのが中華料理。本国の味をそのまま表現したのが中国料理という定義付けが一般的とされているそうです。

    日本での中華料理

    中華料理は元々中国から他国に移住した華僑の人達により江戸時代に日本に広まり、文化と食材を取り入れ、日本人向けにアレンジされたものが家庭料理まで取り入れられる様になったとも言われています。

    中華料理と東京

    江戸時代に長崎から京・大坂・江戸(東京)へ伝わって来たと言われています。東京初めての本格的な中華料理店は、築地の外国人居留地にできた「永和斉」というお店だそうです。因みに、1941年までは「支那料理」と呼ばれ、1947年頃から「中華料理」とい呼ばれるようになったとか。

    1950年代

    この頃から東京では外国人向けに中国人オーナー中華料理店が続々とオープンし、現在も高級店として知られる「中国飯店」、その中でも日本式の中華料理を広めた陳建民氏の「四川飯店」は大衆店でサラリーマンの行列ができるほど人気店だったそうです。 料理人の数も、中華料理を楽しむ日本人も増えていった時代です。

    1960年代

    1960年代には“中国料理”の名称が本場の料理として通じていたこともあり、高級中華料理店の勢いはとどまらず、東京オリンピックを機にホテル開業ラッシュが更に後押しして、これまでレストラン=(イコール)フランス料理というイメージを覆し、東京都内のホテルで中華料理を食べることが一種のステータスになりました。

    1970年代

    1970年に京王プラザホテルが「南園」を東京都新宿区にオープンし、ここには昔テレビでも一世風靡した周富徳氏など現在の東京の中華料理の礎を作ったとも言える料理人が集まっていたようです。

    1980年代

    東京のホテルの中華料理は全盛を迎え、フカヒレや燕の巣といった高級食材やヘルシー志向という潮流に応じ、海鮮や中国野菜をふんだんに使用する薄味で華やかな広東料理が東京でも好まれるようになります。

    1990年代

    1990年代東京の中華料理は香港での流行をとらえ新しい形を意味する“ヌーベルシノワ”が生まれ始め、フレンチの食材を使用して盛りつけも美しくワインやシャンパンと一緒に楽しめる洋の要素を取り入れた中華料理が東京では作られていました。

    2000年代以降

    シェフの名前が目立った人気店が東京都内で誕生しはじめ、中国などの修業先で体験したことを自ら店で表現するなど、現在も人気店でクラシックな中華料理を提供するオーナーシェフのお店も東京で登場してきました。

    東京のオススメ中華料理①龍公亭

    東京都新宿区神楽坂に明治22年(1889年)からの120年以上もの長い間、歴史と共に愛されてきた老舗中華料理店「龍公亭」。蟹玉が創業からの看板の一つだそうですが、かき玉子の入ったとろみスープの桂春麺もこの店オリジナルのつゆそばで、昔から受け継がれた味の人気メニューです。

    【住所】東京都新宿区神楽坂3‐5 
    【電話番号】03-3260-4848 、050-5590-0259 (予約)
    【営業時間】11:00~15:00(L.O.14:45)、17:00~22:00(L.O.21:30)
    【定休日】年末年始
    【アクセス】JR総武線 飯田橋駅 徒歩5分、地下鉄 飯田橋駅 徒歩3分

    東京のオススメ中華料理②センス

    日本橋から徒歩圏内、マンダリン オリエンタル ホテル東京37階にある「センス」。
    開放的で東京が一望できるロケーションの店内で、様々な香辛料を使った伝統広東料理や高級海鮮料理、最高級国産食材を取り入れた創作料理など幅広いメニューが楽しめるレストランです。

    【住所】東京都中央区日本橋室町2‐1‐1 マンダリンオリエンタル東京37F
    【電話番号】03-3270-8188
    【営業時間】月~金 ランチ 11:30~14:30、ディナー 17:30~22:00、(※土・日祝は飲茶ランチ 11:00~15:00 )
    【定休日】なし
    【アクセス】銀座線・半蔵門線 三越前駅 直結 徒歩2分

    東京のオススメ中華料理③華湘

    池袋 東武百貨店の15階にあり四川料理よりも辛く、広東・北京・上海・四川に続く五番目の中華料理と言われる東京でも珍しい湖南料理の店「華湘」。“酸辣”(酸っぱ辛い)と呼ばれる酸味と辛みを強調した味付け が特徴の料理の数々が楽しめます。

    【住所】東京都豊島区西池袋1‐1‐25 東武百貨店15F
    【電話番号】03‐5951‐0301、050‐5590‐1314(予約)
    【営業時間】月~土 11:00~23:00(LO.21:30)、日 11:00~22:00(LO.20:30)
    ランチタイム 月~金 11:00~16:00、土・日祝 11:00~15:00
    【定休日】百貨店の定休日
    【アクセス】JR池袋駅 徒歩3分

    根強い人気!東京の中華料理!

    日本人に人気のある中華料理は、ラーメン・餃子・チャーハンを始め、酢豚・エビチリ・麻婆豆腐、北京ダックや小籠包・杏仁豆腐まで上げればキリがないです...これらを味わえる中華料理店が東京にはたくさんあります。お気に入りのお店を東京で見つけるのもいいですね!

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