記事ID21626のサムネイル画像

真っ赤にツヤツヤと光るりんご『紅玉』ってどんなリンゴかな?

真っ赤なりんごの中でも、ツヤツヤと輝くりんごといえば、「紅玉」!独特な酸味は、お菓子づくりにも大活躍で、人気のりんごです。アップルパイや自家製ジャムなど、レシピもいっぱいありますね。それではみていきましょう!ツヤツヤ綺麗なりんご『紅玉』の秘密♪

真紅のりんごといえば『紅玉』♪


白雪姫が食べたりんごは・・・

童話の中でも絵になりそうな、真っ赤なりんご ♪ これが『紅玉』です。

現在、日本で主に栽培されている「りんご」の品種は100種前後。世界的には数千から1万種ほどにもなると言われています。その中でも艶やかに光る真紅のりんごといえば、『紅玉』ですね。

紅玉の歴史は古い

紅玉はもともとアメリカ原産のりんごで、日本には明治時代の初めに入ってきました。大きさは200g程の小玉で、名前の通り、真紅のりんごです。

紅玉の特徴

紅玉は、甘味以上に酸味もしっかりとしていて、香りも活き活きとしています。身がぎゅっとしまり、煮込んでも煮崩れしにくく、タルトやアップルパイなど、焼き菓子には最適な品種のため、製菓用として人気のりんごです。

紅玉のおいしい時期

収穫期は長野県が9月下旬頃から、青森県辺りでは10月上旬辺りから始まり、市場には春先まで出回ります。紅玉の旬の時期は10月から11月上旬頃です。

りんご『紅玉』は栄養がいっぱい

もうおなじみの、りんごの栄養と働きについて、おさらいしておきましょう。

有機酸

クエン酸、リンゴ酸といった有機酸を多く含み、胃腸の働きを良くします。殺菌作用などの効果のほか、乳酸を減して疲れを取り除き、肩こり、腰痛の防止にも効果があります。

カリウム

カリウムを多く含み、体内の塩分を排出する働きで、高血圧にも効果があると言われています。

ペクチンの働き

リンゴの皮にはベクチンが多く含まれています。整腸作用を促しコレストロールを排出する作用や、便秘を防ぎ大腸ガンを予防する効果も期待できます。

皮にはポリフェノールがいっぱい

皮に含まれるポリフェノールには、コレステロールを取り除いたり、活性酸素を抑える働きがあります。また、がん予防にも効果があると言われています。

りんご『紅玉』のお勧めレシピ ~お料理編~

紅玉を使ったレシピは盛りだくさんですが、その中でも、一押しのレシピをご紹介します。

簡単☆鶏と紅玉りんごのグリル

材料(2人分)


鶏唐揚げ用300g
紅玉りんご1個
* 酒大さじ1
* 塩小さじ1/3
* 胡椒少々
* ハチミツ 小さじ1〜2(お好みで)
* 醤油小さじ1
* 米酢 小さじ1
◎きび糖 小さじ1
◎レモン果汁小さじ1
◎バター小さじ1/2
ブロッコリー1/2個

簡単☆鶏と紅玉りんごのグリル レシピ①

*の材料と肉をビニール袋に入れて少し揉み、10分位おいてから、ホイルを敷いたグリルで時々焼き汁をかけながら鶏肉を両面こんがり焼く。

簡単☆鶏と紅玉りんごのグリル レシピ②

ブロッコリーは食べやすい大きさに切って、ラップに包んで600Wのレンジで1分半位かける。塩少々を振っておく。

簡単☆鶏と紅玉りんごのグリル レシピ③

りんごは4つ割りにしてから横に5㎜幅位の薄切りにする。

簡単☆鶏と紅玉りんごのグリル レシピ④

③を2つの耐熱皿に半量づつ分けて並べる。◎も半量づつ振る。600Wのレンジで約3分(機種によって加減)かける。

④のりんごの間に①の肉と②のブロッコリーを並べる。肉の焼き汁も少しかけてトースターで少し焼いてできあがり。熱々をいただきましょう♪
甘酸っぱい紅玉りんごの香り&鶏のジューシー感で、絶妙な美味しさです!

りんご『紅玉』のお勧めレシピ ~ジャム編~

プレザーブタイプ☆紅玉りんごのジャム

材 料(約10人分)


紅玉リンゴ3個
砂糖120~150g
レモン汁1/2個分

プレザーブタイプ☆紅玉りんごのジャム  レシピ①

リンゴはスポンジでよく水洗いして皮ごと3mmの厚さのいちょう切りにする。

プレザーブタイプ☆紅玉りんごのジャム  レシピ②

鍋にリンゴと砂糖を入れ強火にかけ水分が出るまで木べらで混ぜながら加熱。その後、中火にして蓋をし時々かき混ぜながら水分が無くなるまで10分~15分煮る。

プレザーブタイプ☆紅玉りんごのジャム  レシピ③

ふっくらしていたリンゴに透明感が出てきたところでレモン汁を加え1~2分混ぜながら加熱して火を止めて冷ます。

プレザーブタイプ☆紅玉りんごのジャム  レシピ④

保存容器に移して冷蔵庫に半日置くと赤く染まってくる。翌日はもっと色が鮮やかになる。

短時間で煮るプレザーブドタイプのジャムです。アップルパイに入れたり、ヨーグルトのトッピングにも最適です!お好みで砂糖の量を調節すると良いでしょう。 やっぱりジャムには『紅玉』ですね。

りんご『紅玉』 まとめ

見て良し。触れて良し。調理して良し!の美しいりんご『紅玉』。
美味しく食べる過程でも、その綺麗な色で目を楽しませてくれます。
飽きたなんて言わずに、どんどん新しいレシピに挑戦しましょう!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ