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ナッツの女王!ピスタチオのカロリーと知られざる効能とは!?

栄養素の多さから「ナッツの女王」とも呼ばれるピスタチオ。お酒のつまみやおやつなど食べる機会も多いです。でもやっぱりナッツ類だし太るんじゃないかなど、カロリーが気になるところ。そこで今回は、そんなピスタチオのカロリーや効能・栄養素などをご紹介したいと思います!

ピスタチオってどんな食べ物?

普段何気なく口にしているピスタチオ。
そもそもどんな食べ物なので、それくらいカロリーがあるのでしょうか?

ピスタチオとは、ウルシ科カイノキ属の落葉樹で、それから採った実も「ピスタチオ」と呼ばれています。木の名前と実の名前は同じなんですね。
主に乾燥した土地で育ち、塩害のある場所でも育つことができる木ですが、十分な日照と排水が必要です。
ピスタチオの原産は古代トルコやペルシャなどの地中海沿岸で、主な生産地はイラン・アメリカ・トルコ・シリアなどです。

ピスタチオのグリーン色から、そのまま食べるほかにケーキなどのお菓子としても用いられています。
見た目も鮮やかでおいしそうですよね。

気になるピスタチオのカロリーはどれくらい?

ピスタチオはナッツ類ですから、そのカロリーはやっぱり気になりますよね。
ピスタチオの見た目は大きく見えますが、その多くは殻なので実際のカロリーはそれほどでもありません。
ピスタチオ一粒のカロリーは約3カロリーほどです。
比較として、他のナッツ類と比べてみると…アーモンド1粒約7カロリー・カシューナッツ1粒約9カロリー・マカダミアナッツ1粒約15カロリー 。
マカダミアナッツが一番カロリーが高く、ピスタチオは他のナッツに比べるとカロリーは低めです。
だからと言ってたくさん食べていいというわけではありませんが、他のナッツと比べるとカロリーが低い分多少多く食べても大丈夫と言えます。

意外とカロリーが低いピスタチオ!そこに含まれる成分とは?

ピスタチオのカロリーは一粒3カロリーと少なめです。
ではあの小さいピスタチオの実の中には一体どんな成分が入っているのでしょうか?

ピスタチオがなぜ「ナッツの女王」と呼ばれるのかというと、ナッツ類にしてはカロリーが低く、そのピスタチオに含まれる栄養素の豊富さからそう呼ばれるようになりました。
ピスタチオにはビタミン・ミネラル・食物繊維などがバランスよく豊富に含まれているのです!

まず、ピスタチオにはビタミンが豊富に含まれていますが、その中でも特にビタミンB6が多く含まれています。
ビタミンB6はタンパク質からエネルギーを作る働きがあり、さらに筋肉や血液を作るときにも作用します。

さらに、銅も豊富に含まれています。
人間の体に銅は必要不可欠な成分です。どんな働きをしているかというと、血液中のヘモグロビンを作るための鉄を、必要な場所へ運ぶ役割を担っています。
この銅が足りなくなると貧血を起こしますし、最近では骨の形成を助ける役割もあるのではないかと言われています。

また、食物繊維や老化防止に良いといわれる「カテロン・ビタミンE・ルテイン」も含まれていますし、胃腸の働きを活発にしてくれる「不飽和脂肪酸」も含まれています。

小さくてカロリーが低めのあの粒にこんなに栄養素が入っているなんて驚きですよね!

カロリーが低くてこの効果!?ナッツの女王、ピスタチオ!

ここでは、ピスタチオが身体にもたらす効果をご紹介していきたいと思います。

・コレステロールを下げる
ピスタチオにはコレステロール値を下げる効果があります。
これは「オレイン酸」と「リノール酸」いう成分の効果で、血中の悪玉コレステロースを減らし、善玉コレステロースを増やしてくれます。血中のコレステロースが減ることで、動脈硬化や高血圧を予防することができます。
ですが、食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎで逆効果ですよ。

・高血圧予防
ピスタチオに含まれる「カリウム」には、体内のナトリウムを排出する効果があります。
そのため、高血圧を予防できるのです。

・便秘を解消してくれる
食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を整える効果があります。
さらに「オレイン酸」「リノール酸」の不飽和脂肪酸が胃腸を活発に動かしてくれるので、コレステロールの吸収を抑える働きがあります。「カリウム」も老廃物を排出させる作用があるので便秘に悩んでいる方にはお勧めです。
さらに、ニキビや肌荒れの改善にも期待できるのです。

・代謝を良くする
「オレイン酸」「リノール酸」は血液の流れを良くしてくれる働きもあります。
血液に流れが良くなると体温が上がるので、代謝の向上に繋がるのです

低カロリーといえど気になる!ピスタチオの一日の摂取量は?

一粒3カロリー程でも、一日にどれぐらい食べていいのかは気になりますよね。

ピスタチオは比較的カロリーが低くてもナッツですので、油分が含まれています。
そのため、多く食べればその分カロリーと油分を摂取してしまいます。
一日の摂取量はカロリー的にも約10粒から20粒程度がいいと言われています。
食べ過ぎはカロリーの摂りすぎや生活習慣病になる恐れもありますので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ピスタチオは意外とカロリーが低いことを知り驚いた方もいると思います。

ピスタチオはあの小さな中に、人の身体にいい成分をたくさん秘めている食べ物です。
「ナッツの女王」と言われるのも分かりますよね!

ただ、ピスタチオの食べ過ぎはカロリーの摂り過ぎとなるので注意が必要ですよ。
10粒から20粒程度でしたら、カロリー的にも問題ないと考えられています。
それだけ食べられたら満足できますよね。

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