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【長ネギの栄養】長ネギって、どんな栄養が含まれているの?

様々な料理に使われて口にする頻度も多い長ネギですが、栄養について知っていますか?実は、風邪予防にも健康維持にもダイエットにも効果のある優秀な野菜なのです。長ネギの栄養について、もっと詳しくみていきましょう。長ネギの栄養を知ることで、より良い生活になるでしょう。

【長ネギの栄養】長ネギに含まれる、硫化アリルという栄養素とは?

【長ネギの栄養】長ネギに含まれる、硫化アリルという栄養素

長ネギの白い部分は、硫化アリルと呼ばれる栄養成分を含みます。あまり聞きなれない「硫化アリル」という成分ですが、ニラや玉ねぎにも含まれていて、これらの野菜の持つ独特の強い香りは硫化アリルによるものです。

【長ネギの栄養】長ネギに含まれる、硫化アリルという栄養素

硫化アリルには、血液をサラサラにして血液循環を改善し、身体を温める(冷えを解消する)効果があります。また、ビタミンB1の吸収や働きを高めて疲労回復に効果を発揮するほか、消化液の分泌を活発化することで、食物の消化・吸収を高めます。

【長ネギの栄養】長ネギに含まれる、硫化アリルという栄養素

このため、ビタミンB1を多く含む食材と一緒に調理することで、硫化アリルのパワーがより発揮されます。ビタミンB1を豊富に含む食材は、豚肉、牛肉、うなぎ、鶏レバー、鴨肉などです。これらの食材と長ネギをうまく組み合わせて料理することで、硫化アリルを体に取り込むことができます。

【長ネギの栄養】長ネギはビタミンCという栄養素を豊富に含む

【長ネギの栄養】長ネギに含まれる、ビタミンCという栄養素

多くの野菜や果物に含まれるビタミンCですが、長ネギにもしっかり含まれています。ビタミンCの美肌・美白効果は言わずと知れていますが、その他にも様々な効果があることをご存知ですか?

【長ネギの栄養】長ネギに含まれる、ビタミンCという栄養素

ビタミンCは抗酸化力が強いため、活性酸素から細胞を守って肌を若々しく保つ働きがあります。そして、メラニン色素の生成を抑制し、またメラニン色素を分解してシミの予防や改善に役立ちます。

【長ネギの栄養】長ネギに含まれる、ビタミンCという栄養素

他にも、タンパク質などと共にコラーゲンの生産を促進して肌の老化を防いだり、抗炎症作用としてニキビなどの予防と治療にも効果を発揮します。また、ビタミンCは発がん性物質を分解してがんを予防したり、体内の新陳代謝にも大きく関わります。このように様々な働きを持つビタミンCも、長ネギからしっかり摂取しましょう。

【長ネギの栄養】長ネギの栄養とダイエットの関係

【長ネギの栄養】栄養たっぷりの長ネギは、ダイエットに最適!

長ネギは、健康効果の高い野菜です。疲労回復や強壮、食欲増進や消化促進、他にも風邪の症状を改善したり解熱、不眠の改善、下痢止め、肩こりの解消などにも効果があると言われています。

【長ネギの栄養】白い部分の栄養

長ネギは、白い部分と緑色の葉の部分とで含まれる栄養素が違います。白い部分にはビタミンCを多く含み、硫化アリルと呼ばれる香りのもとであるアリシンや、ウィルスに対して抵抗を持つネギオールなどの成分も含みます。

【長ネギの栄養】緑色の部分の栄養

一方緑色の部分には、体内で必要に応じてビタミンAに変わり皮膚や粘膜の免疫機能を正常化するβ-カロテンや、代謝の向上により脂肪燃焼や便秘解消効果も期待できる葉酸などを含みます。

【長ネギの栄養】フルクタンとは?

また、脂質が体内に吸収されるのを防ぐと言われるフルクタンは、長ネギの白い部分と緑色の部分の両方に含まれています。健康効果の高い長ネギは、ダイエット中にも食べたい食材ですね。

【長ネギの栄養】長ネギを食べるときにカロリーを抑えるコツは?

油・食材・調味料に工夫をする

長ネギ自体は低カロリーで、料理に使う分量を考えても、カロリーを心配する必要はなさそうです。しかし、長ネギはいろいろな料理に活躍するので、中には高カロリーメニューに使われることもあります。

油・食材・調味料に工夫をする

カロリーを極力抑えるコツとしては、油・食材・調味料に気を付けることです。油は控えめに、サラダ油よりはオリーブオイルやライスブラウンオイルなどを選ぶこと、食材は脂分が少なく低カロリーなものを、そして調味料は食材の風味が活きるように控えめにするなどして気を付けましょう。

長ネギを料理する時の注意点

切り方に注意!

長ネギをみじん切りする際に気を付けたいことが、切り方です。最近では、食材をみじん切りする際にフードプロセッサーを使用する人も多いと思います。とても便利なフードプロセッサーですが、実は長ネギのみじん切りには向きません。

切り方に注意!

フードプロセッサーを使用すると、ネギの繊維を壊してしまうために風味が飛んで失われてしまいます。また、保存する場合にも長持ちしなくなってしまいます。少し時間がかかっても、包丁を使って切るようにしましょう。

まとめ

長ネギの栄養

いかがでしょうか?長ネギは、低カロリーで様々な効果を持つ優秀な野菜です。メインとなることはほとんどありませんが、どんな料理にも合うという利点を活かして、積極的に食生活に取り入れましょう。

長ネギの栄養

ネギは白い部分と緑の部分で栄養が違います。調理の際も包丁を使い、無駄なく栄養を摂りましょう。ダイエットにも効果があり、抗酸化作用もあるのでおすすめの食材です。

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