意外と知らない！？ぶりの照り焼きのカロリーとその効能とは！

ぶりの照り焼きは、醤油、日本酒、砂糖を併せて作ったタレでぶりの切り身を焼く、日本では定番の魚料理です。
濃い味付けですからカロリーは高そうな印象です。
そんなぶりの照り焼きですが、私たちの身体に良い効果をもたらす栄養素も多いんですよ。
ここでは、ぶりの照り焼きのカロリー、そこに含まれる栄養素などをご紹介していきます！この機会に効能を知り、ぶりの照り焼きをもっと美味しく食べていただけたら嬉しいです！

ぶりのカロリーは、100ｇで約257kcal、切り身は200ｇで約514kcalです。
低カロリーな魚である鮭やタラ、カレイなどに比べると高カロリーなお魚なんですね。
比較として出しておくと100ｇで、タラは約75kcal、カレイは約95kcal、サケは約133kcal程度です。
他の魚に比べるとカロリーが高めですからたくさん食べてしまうと太る原因になってしまいます。

実は生のぶりは、カロリーは高めですが調理すると加熱されるため、脂肪分が減少しカロリーは低くなるという特徴があります。

それがぶりの照り焼きになると、100ｇで257キロカロリーのぶりを照り焼きにすると240キロカロリーになります。
一人分では314キロカロリーです。

ぶりの照り焼きは油や醤油、砂糖を使って味付けしているため、どうしてもカロリーは上がってしまいます。
カロリーを抑えたいなら、メインをぶりの照り焼きにして副菜を野菜やなどを中心とした低カロリーのものにすれば大丈夫です。
食べ方によってはぶりの照り焼きに含まれる成分でダイエット効果も期待できるんですよ。

ぶりの照り焼きには、「オメガ3脂肪酸」というものが含まれています。
オメガ3脂肪酸とは不飽和脂肪酸の一つで、DHA、EPAなどがこれに分類され、細胞が正しく機能するために必要な物質なのです。

DHAは頭の良くなる栄養素と呼ばれる栄養素で、EPAは、血液をサラサラにして血液の健康を保つ効果があります。
この二の栄養素は様々な効果があり、例えば、中性脂肪を減らす・動脈硬化や心筋梗塞の予防・高血圧の予防・脂肪肝の予防・記憶力の向上・認知症の予防・抗うつ作用・便秘解消・美肌・ダイエットなどの健康効果があります。

また、他にも「ナイアシン」という成分が含まれています。
ナイアシンは、糖質やタンパク質の分解をサポートしてくれるため脂肪の燃焼が効果的に行われるようになり、新陳代謝を促進する効果や、粘膜の保護、血行促進効果もあります。

さらに、ビタミンB12という成分もぶりには含まれています。
ぶりの照り焼きには、ビタミンB12が成人男女に必要とされる1日の目安摂取量以上が含まれているのです！

ぶりの照り焼きをたくさん食べても、ビタミンB12の過剰摂取による問題もありませんので、一食分のカロリーは気にせずにぶりの照り焼きから摂取しましょう！

ぶりの照り焼きからたくさん摂れる「ビタミンB12」。
これには様々な効果があるのです。

ぶりの照り焼きに含まれるビタミンB12は、赤血球の形成や神経の修復に必要な栄養素です。
ビタミンB12が不足すると細胞の増殖などに問題が発生しやすくなりますし、さらに核酸やアミノ酸、タンパク質の合成をサポートする働きがあり、この機能によって神経細胞の機能を正常に保つ効果が期待できます。
また肩こりや腰痛、手足のしびれ神経痛の治療薬として、ビタミンB12処方をすることもあります。

いかがでしたでしょうか？
ぶりの照り焼きはカロリーも気にせず口にしていたものですが、カロリーや成分を知ると面白いですよね。ぶりの照り焼きにして脂を落としても、カロリーは高めですが、その成分には本当に身体にいいものものばかりが含まれています。
食べ過ぎは良くありませんが、ぶりの照り焼きのカロリーと適量を考えて美味しく食べてくださいね！