手巻き寿司はダイエットに向いているのか？他の寿司とのカロリー比較

白米に砂糖と酢を合わせた物をまぜ、酢飯として海苔の上に乗せ、魚介(主に刺し身)や焼いた肉、野菜などを各自好きなふうに巻いて食べる形式の寿司の食べ方、それが手巻き寿司です。サラダ感覚で野菜とカニカマなどをマヨネーズと一緒に巻いて食べるサラダ巻きなどというニューウェーブも人気があります。

各自好きな具材を選んで食べられる事と、材料の下ごしらえのみで済むという主婦の手軽さも相まってホームパーティーなどでも人気のメニューのひとつです。

ひところ、そんな事を言われたりもしましたが、現在、糖質ダイエットなどが流行っている事から米を食べる事をメインとした寿司は、ダイエットには向いていない食事として考えられている事が多いようです。

たとえ酢が入っていたとしても、酢にはカロリーを抑える効果などは無く、白米とすし飯を同じ量食べたとしたら、むしろ砂糖が入っている分カロリーは高め。ダイエットとは全く関係ないでしょう。

ただし、それは白米と同量を食べた場合です。

1人前として売られている、握り寿司と手巻き寿司のカロリーの差はどのくらいあるのでしょうか？

一例として、手巻き寿司7本入りのカロリーは790kcal。対する握り寿司1人前として売られているパックのカロリーは590kcal。使用される米の量が多い手巻き寿司の方がカロリー数は高いという結果になりました。

太巻き寿司のカロリーは、1本を1人前として、694kcalになります。ちょうど手巻き寿司と握り寿司の中間くらいのカロリー数になります。

しかし、このほんどどは米の量の差。

市販の物を選んで食べる時は、米の量の少ない握り寿司を食べるのがカロリー的には1番低くなります。

ちらし寿司1人前として販売されている物のカロリーは718kcal。手巻き寿司よりやや少ないカロリー数になっています。

この事から、手巻き寿司は色々な種類の寿司　1人前の中で1番カロリーが高いもの！という事になりました。

基本的に、握ろうが、海苔で巻こうが、ご飯の上に散らそうが、材料が同じならカロリーの差は無いのが普通です。差がでてしまうという事は、量に差があると言う事にほかなりません。

市販されているものを食べる時、ダイエットを気にする方なら手巻き寿司のパックには手を出さないのが得策です。

しかし家で食べる時はどうでしょうか？

手巻き寿司を自宅でする場合は、良い所があります。それは、自分で具材や、ご飯の量を決められるという事です。

250gで420kcalもあります。

ちなみにご飯普通盛りは150g、大盛りで200g。コンビニのおにぎりで1個100g程度のご飯が使われています。

人気の手巻き寿司のネタの中で、まぐろは25gで31kcal。サーモンは同量で57kcal。いくらは25gだと68kcalになります。イカは20kcal。刺し身の中では、同じ重さならイカが1番カロリーが低い事になります。

刺し身にこだわらなければ、ツナの水煮は20gで14kcal。納豆は意外とカロリーが高く、1/4パックで24kcalありました。カニカマは1本で9kcalと低カロリーです。

マヨネーズのカロリーは大さじ半分で47kcal。ダイエットを意識しているなら食べる時は量に注意が必要になってくるカロリーです。

カロリーを気にしている人は、上の具材のカロリーを参考にして、ご飯を少なめにして巻くと良いでしょう。手巻き寿司は自分でカロリー調整が出来る寿司メニューです。

手巻き寿司の具を選ぶ時は、野菜やカロリーの低いカニカマなどを選び、マヨネーズはどうしても欲しい時に少しだけ。

刺し身が食べたい時は赤身のマグロかイカがおすすめ！

以上の事に注意をしていれば、ダイエット中でも家族や友達と一緒に食卓を囲み、手巻き寿司を食べる事が出来る、という事になりますね！