記事ID19268のサムネイル画像

あなたは関東派?関西派?場所によって違うおでんのレシピをご紹介♪

冬に食べたくなるお料理の定番「おでん」。おでんのレシピは実は関東と関西で違うのです。あなたのお家のおでんは、関東風?それとも関西風?今回は場所によって違うおでんのレシピを紹介します。お家のおでんとは違うレシピも試してみてくださいね♪

だしが濃いめ!関東風おでんのレシピ

関東のおでんは関西よりもだしが濃いめなのが特徴です。おだしの味というよりも、醤油をことこと煮込んだ甘辛い味わいです。関東おでんレシピで欠かせない具材は「ちくわぶ」と「はんぺん」です。関西では、ちくわぶと言ってもどんなものなのかわからない人も少なくありません。また、おでんにはんぺんを入れるというのも斬新に感じます。

材料(4人分)

大根 1/3本(550g)
こんにゃく 1枚
早煮昆布・乾 1枚
焼きちくわ 1本
ちくわぶ 1本
ごぼう巻き 4本
さつま揚げ 4枚
すじ 1本(160g)
「ほんだし」大さじ1・1/2
みりん 大さじ2
「瀬戸のほんじお」小さじ1/2
しょうゆ 大さじ3
練りがらし 適量

関東風おでんのレシピ
①昆布をたっぷりの水で戻し、結び昆布にする。戻し汁はのちに使用するのでとっておく。
②大根、こんにゃくはカットし、茹でておく。

関東風おでんのレシピ
③昆布の戻し汁、だし、大根、昆布、こんにゃくを鍋に入れ煮立てる。みりんと塩も加え、具材が柔らかくなるまで煮込む。
④しょうゆと練り物を加えて煮込む。皿に練りがらしとともに盛り付けて完成♪

関東の甘辛い味付けのおでんは、具材に味が染み込みとってもおいしいです。ごはんにも合いそうな濃いめの味わいで、食卓をにぎわせます。はんぺんやちくわぶなどの練り物が多く、魚の旨味も味わうことが出来ますよ。関東風おでんのレシピも試してみてくださいね♪

だしは薄め!関西風おでんのレシピ

関西風おでんのレシピは、関東風おでんよりもだしが薄くなります。薄口の醤油を使うので、だしの色が透き通っていて、見た目にも美しいおでんです。関西風おでんのレシピでは、牛すじを具材として使用することが多いです。また、ちくわぶの代わりに活ちくわを入れることも多いようです。

材料(2人分)

「活 煮込みちくわ」2本
だいこん1/4本
牛すじ串2本
黒こんにゃく1/2丁
ごぼう巻き2本
もち巾着2個
たこ串2本
結び昆布2枚
ゆでたまご2個
ロールキャベツ2個
【だし汁】
水1000cc
顆粒かつおだし・顆粒昆布だし各小さじ1/2
酒大さじ4
みりん大さじ2
薄口しょうゆ大さじ1
塩小さじ1/3
砂糖少々

関西風おでんのレシピ
①大根は下茹で、牛すじは油抜きをしておきます。
②黒こんにゃくやごぼう巻き・もち巾着はあく抜きと油抜きをしておきます。

関西風おでんのレシピ
③鍋に【だし汁】と具材を入れ、30分程度煮込みます。火を止めて、2~3時間おいておき、じっくりと味をしみこませます。
④お好みで練りがらしや七味などと一緒に食べます♪

クジラ肉なども関西ならではの具材のようです。関西風おでんレシピはじっくりと味をしみこませることで、だしの味が深くしゅんだおいしい大根や活ちくわが味わえます。最近ではコンビニで売っているおでんも関東と関西でだしの味が違うようですよ♪

しょうがみそで!青森風おでんのレシピ

青森風おでんは、関東や関西と違って生姜みそだれにつけて食べるのが特徴です。この生姜みそだれのレシピはお店や家庭によって違うようです。白味噌ベースだったり赤味噌ベースだったりと、いろいろなレシピがあります。

材料(4人分)

大根 1/2本
大角天3枚
さつま揚げ 4枚
白こんにゃく 250g
うずらの卵(ゆで) 12個
つぶ貝 200g
帆立貝柱 100g
A水 カップ15
Aめんつゆ カップ1・1/2
Bみそ 60g
B水 カップ1/2
Bみりん 大さじ3
B割烹白だし 大さじ1
しょうがのすりおろし25g

青森風おでんのレシピ
①大根の下ゆでやさつま揚げの油抜きなど、具材の下準備をする。
②具材をそれぞれ竹串にさす。

青森風おでんのレシピ
③Aを鍋に入れ煮立て、具材を入れて煮込む。
④Bの材料で生姜みそだれを作る。
⑤柔らかく煮えたら具材に生姜みそだれをつけて食べる♪

青森風おでんは、生姜みそだれのレシピがポイントになります。各家庭やお店などによってレシピも違うので、いろいろと試して好みのレシピを見つけてくださいね♪
ちなみに材料の大角天とは、さつま揚げの薄くて大きいもののことです。青森風おでんのレシピには欠かせない具材なんだとか。青森風おでんを作る際には忘れずに入れましょう♪

あごだしで!長崎風おでんのレシピ

長崎風おでんのレシピでは、あごだしを使用しています。あごだしとは、トビウオからとっただしの事で、長崎の名物品です。あごだしはカツオや昆布のだしよりも上品で深い味わいが特徴です。なので、長崎風おでんは関東や関西のおでんよりも上品な味わいが楽しめます。

材料

あごだしスープ 3袋
水 2000cc
こんぶ10cm 2枚
酒 50cc
みりん 50cc
うすくち醤油 100cc
■ 長崎の竹輪・揚げかんぼこ・板付かんぼこ・竜がん・イカ天・ごぼう天・ぎょうざ巻き・ウインナー巻き
■ 大根・こんにゃく・厚揚げ・卵・すじ・手羽先・タコ
■ ロールキャベツ
■ 五島うどん

長崎風おでんのレシピ
①具材の準備をする。
②昆布と水を鍋に入れ、だしをとる。

長崎風おでんのレシピ
③あごだしスープと具材、醤油、みりん等を入れ煮込む。
④最後にかんぼこを入れ、おいしいだしが出たら完成♪

あごだしスープで作ったおでんはとっても上品で美味しいです。〆はこちらも長崎の名物品「五島うどん」がおすすめなんだとか。だしから〆まで長崎を堪能し尽くすことが出来るおでんレシピですね♪

真っ黒!静岡風おでんのレシピ

真っ黒な煮汁が衝撃的な静岡風おでん。牛すじでだしを取るから黒くなるそうです。牛すじからでた旨味たっぷりのだしがしっかり染み込んだ具材は天下一品です♪

材料(2人分)

缶つま 牛すじこんにゃく 1缶
ゆで卵 2個
ちくわ 2本
黒はんぺん 2枚
だし汁 800ml
かつお粉・青のり・練りからし 各適量
■ 【A】
しょうゆ 80ml
砂糖 大さじ1
酒 大さじ2
みりん 大さじ1/2
塩 少々

静岡風おでんのレシピ
①牛すじ等の具材を串にさし、用意する。
②鍋にだし汁、【A】、具材を入れ煮込む。

静岡風おでんのレシピ
③具材が煮えたら皿に盛り、かつお粉・青のり・練りがらし等をつけて食べる♪

静岡風おでんは黒はんぺんが入っていることが特徴です。また、おでんの具材はだし粉やかつお粉、青のり等をかけて食べるのが静岡風です。真っ黒の煮汁に圧倒されてしまいますが、とっても美味しい静岡風おでん、一度試してみてくださいね♪

いろんな場所でいろんなおでん♪

おでんは都道府県により、いろいろな特色を持っています。場所によって具材が違ったり、だしが違ったりと、何通りものおでんがこの日本には存在しているのです。他県のおでんのレシピを試してみるのもいいですね♪

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ