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    ハイボールの度数はどのくらい?ベースのお酒によって変わる?

    日本ではハイボールというとウイスキーを炭酸水で割ったものになりますが、実はハイボールのベースはウイスキーだけではないんです。そこで、ウイスキーで作るハイボールの度数と他のお酒で作るハイボールの度数を見ながら、いろいろなハイボールをご紹介します。

    ハイボールの定義

    ハイボールというと、日本ではウイスキーの炭酸水割りとなりますが、広い意味では、ウイスキーだけでなく、スピリッツやリキュールを炭酸飲料で割ったり、あるいはフレッシュジュースをノンアルコール飲料で割ったものハイボールと呼びます。

    いわゆるハイボールは、カクテルの一種なんですね。

    ウイスキーで作るハイボールの度数

    一般的にウイスキーのアルコール度数は、40~60度と幅広いです。

    それはなぜかというと、種類や作られている場所が違うから。

    また日本とヨーロッパでは、ウイスキーの定義も違っています。

    ウイスキーを選ぶ際は銘柄と、お好みの度数のものを選ぶと良いでしょう。

    度数43度のウイスキーでハイボールを作る

    ハイボールを作る際のウイスキーと炭酸水の割合は、1 : 3 や 1 : 4 です。

    例えば240mlのグラスで43度のウイスキーを使用し、1 : 4 の割合でハイボールを作る場合、

    氷を入れれば実際のグラスに入る液体容量は120mlなので、

    ● ウイスキー 24ml
    ● 炭酸水   96ml

    となります。

    ここから、アルコール度数を求める計算をしてみると、

    ● 24ml × 43度 / 24ml + 96ml + 10ml (氷の解ける分) = 7.93%

    となります。またウイスキーの度数が40度であれば、7.38%になります。

    ハイボールの場合は、ベースになるウイスキーのアルコール度数、また使用するウイスキー量によって変わりますが、大体にして、1:3や1:4の割合で作るレシピであれば、アルコール度数は10%未満になると考えてもよいでしょう。

    ウイスキー以外で作るハイボールの度数

    ウォッカ・ハイボール

    ウォッカをベースにハイボールを作ると、「ソーダ・ロック」というカクテルになります。

    ウォッカの平均度数は40度ぐらいで、ハイボールと作るときの割合も1 : 4ですから、ウイスキーで作るハイボールと度数はほぼ変わりません。
    すっきりした味わいを楽しめます。

    ジン・ハイボール

    ライムを入れれば「ジン・リッキー」というカクテル。
    飾りつけ程度であれば、ハイボールでしょうか。

    ジンベースで作るハイボールは、ジンのアルコール度数が40~45度ぐらいなので、やはりこれもウイスキーやウォッカと度数はあまり変わらないです。

    ライムを加えることで、スッキリしたテイストと香りがより引き立ちます。

    ラム・ハイボール

    ラムをベースにしたハイボール。
    ラムは甘みのあるお酒なので、度数が高めでも飲みやすいと言われています。

    ホワイト、ゴールド、ダークラムと種類がありますが、度数はほぼ40度なので、これまた他のハイボールと度数は同じですね。

    ブランデー・ハイボール

    果実酒を蒸留して作られるブランデーをベースにしたハイボールは、フルーティーな味わいが楽しめます。

    ブランデーの度数は40~50度なので、やっぱりハイボールにした場合は同じぐらいの度数になりますね。

    テキーラ・ハイボール

    メキシコでの伝統的なテキーラの飲み方としては、ライムを一口かじり、ショットグラスに注いだテキーラをグイッと仰ぎ、最後に塩を舐めるというものでしょうか。

    テキーラのアルコール度数は35~55度なので、そんな飲み方をしたら、慣れてない方は倒れてしまうかも。

    しかし、炭酸水で割ることで、だいぶ口当たりはまろやかになります。

    焼酎・ハイボール

    日本代表は焼酎のハイボール。
    焼酎の度数は20~25度なので、今までのお酒の中では一番度数は低くなります。

    焼酎・ハイボールのアルコール度数は4.6%ぐらい、また原材料の芋や麦、米など味の違いも楽しめます。

    ワイン・ハイボール

    醸造酒でもハイボールは楽しめます。
    ワインのハイボールは、「スプリッツァー」というカクテルのことですね。
    赤でも白でも楽しめます。

    ワインのアルコール度数は7~15度程度なので、お酒に強くない人にもおすすめです。
    アルコール度数は約3%といったところです。

    日本酒・ハイボール

    日本酒でのハイボールは、日本酒メーカーが、日本酒初心者の方向けに開発したそうです。

    日本酒の度数も平均14度ぐらいですから、日本酒のハイボールもワインと同じくらいのアルコール度数になります。

    炭酸のシュワシュワ感が、「これは日本酒?」と驚く程、口当たりに変化を与えてくれます。

    ハイボールの度数 まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    基本的には、1 : 4の割合で作るレシピの場合、ウイスキーを含むスピリッツではアルコール度数は約7~8%、焼酎では約5%、ワインや日本酒の場合は約3%ほどでした。

    もちろん、アルコールの量を増やせば、その分アルコール度数は上がっていきます。
    お好みの割合で作るレシピを見つけられれば、より一層、ハイボールが楽しめますよ。

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