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やめられない大好きなケーキ。カロリーを気にする人の食べ方、選び方

ケーキが大好きだけどやっぱりカロリーは気になる、という方必見。「ケーキ」とひとくちで言っても種類が豊富で原材料が異なります。それぞれのケーキのカロリー、選び方、食べ方を見ていきましょう。大好きなケーキと上手に付き合う方法をご紹介します。

ケーキの原材料

ケーキのカロリーを考えるには、まずケーキの原材料を見てみましょう。ケーキの種類によって異なりますが、一般的には、小麦粉、砂糖、卵、バター(または油脂)です。見るからに高カロリーなイメージですね。

糖質である小麦粉に大量の砂糖を混ぜ合わせるので、当然高カロリーになります。また血糖値の上昇も免れないということにもなりますので、何も気にせず食べ続けるのは危険な食品ともいえるでしょう。

デコレーションに使う生クリームにも油脂分が多く含まれています。生クリームはそのままでは甘みがありませんので、デコレーションに使われる生クリームのほとんどには砂糖が添加されています。

出典:https://welq.jp

ケーキのカロリーを栄養素別に考えてみましょう

たんぱく質が多いケーキ

ケーキの原料でたんぱく質にあたるのは、卵や牛乳です。シフォンケーキ、プリン、シュークリーム、クレープなどはたんぱく質が多いケーキといえます。これらは、ケーキ類の中ではカロリーが低めで、目安としてはひとつあたり、200キロカロリー程度です。

炭水化物が多いケーキ

ホットケーキなどは、炭水化物が多く含まれています。脂質面では安心ともいえますが、炭水化物はダイエットの天敵とも言われる栄養素ですので、摂り過ぎは禁物です。過度なトッピングをすると高カロリーになるので要注意。食べる場合は、ヨーグルトやフルーツなどを添えて、食べ過ぎを防ぎましょう。

脂質が多いケーキ

カロリーを気にする人が最も注意すべきは、生クリームやバター類が多く含まれている脂質が多いケーキです。生クリームがたっぷりデコレーションされたショートケーキやチョコレートケーキ、ミルフィーユやパイ等がこれにあたります。ワンカットで400キロカロリーを超えるものも多くあります。

バターやクリームなどの油脂が多かったり、チョコが多いもの、またキャラメル系で甘く砂糖の多いものやナッツが多いもの、栗や芋のケーキはカロリーが高めです。

出典:http://allabout.co.jp

管理栄養士の望月理恵子先生に「高カロリーなケーキのトップ10」を伺ってきたので、ご紹介していきましょう。

出典:http://suzie-news.jp

あのお店のケーキのカロリーは?

キルフェボン

タルトで有名なお店ですが、タルトは全般的にカロリーが高めなので、選び方が重要です。やはり、チョコレート系はカロリが高め、フルーツ系のタルトならカロリーを抑えられる傾向にあります。

チョコレートのタルト … 615キロカロリー
クルミのタルト … 607キロカロリー
チョコバナナタルト … 552キロカロリー
ブルーベリーのタルト … 313キロカロリー
桃のタルト … 320キロカロリー

ヤマザキ

イチゴのショートケーキ … 228キロカロリー
モンブラン … 304キロカロリー
チーズスフレ … 242キロカロリー
ショコラトルテケーキ … 261キロカロリー
ミルクレープ … 350キロカロリー

全体的に200キロカロリー~300キロカロリーが多く、意外とカロリーは低めな印象です。

不二家

ショートケーキ … 231キロカロリー
チョコ生ケーキ … 307キロカロリー
ミルクレープ … 305キロカロリー
苺のタルト … 360キロカロリー
苺のミルフィーユ … 339キロカロリー
オリジナルチーズケーキ … 214キロカロリー

ミルフィーユやタルト等はカロリーが高めということが分かります。

和洋菓子の製造・販売をおこなうスイートガーデンおよびモンテールが公表している、スイーツのカロリーをみてみましょう。

出典:http://news.selfdoctor.net

カロリーが気になる人にお薦めのケーキの食べ方

カロリーは気になるけど、大好きなケーキはやめられない・・・という方は、食べる時間や食べる量を考えましょう。食べるケーキの摂取カロリーを比較的セーブできる時間帯は、いわゆる「おやつの時間」といわれる、14時から18時の間です。

生活リズムの違いにより個人差はありますが、この時間帯は一日の中で体温が高く、一般的に、活動量が多くエネルギーを多く消費する時間帯にあたります。摂取したカロリーをエネルギーとして変換しやすい時間帯なので、この時間に食べるのがお薦めです。

空腹時に好きなものを目の前にすると、どうしても食べ過ぎてしまします。できるだけ、ランチでまだお腹がある程度満たされている間に食べるようにすると良いでしょう。

NGな時間帯は、夕食後から就寝前の時間です。深夜は体脂肪を合成するホルモンが多く出ているといわれ、摂取したケーキが体脂肪につながりやすくなります。

BMAL1(ビーマルワン)という脂肪を溜め込む働きをする体内の物質の分泌がこの時間帯は少ないため、3時のおやつがスイーツを食べるのに適した時間だと言えるのです。

出典:http://microdiet.net

まとめ

カロリーが気になるけど、ケーキはやめられない、という方は、ケーキの原材料やカロリーを知って、食べる時間帯や食べる量を工夫することがカロリー摂取を抑えることにつながります。

大好きなケーキを美味しく食べるために、普段自分が食べているケーキを見なおしてみませんか?種類を変えたり、量を調整したり、原材料を工夫して手作りしたり、カロリーを減らしつつも楽しむ方法を見つけましょう。

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