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知ってるようで実は知らない?野菜の種類を正しく知って摂り入れよう

私たちの食生活に欠かせない野菜。体に必要な栄養を、野菜を食べることで摂っているのは誰でも知っていることですよね。みなさんは、野菜の種類をいくつくらい知っていますか?今回は、身近にありすぎて気が付かなかった、野菜の種類を中心に効果的な食べ方をまとめました。

野菜と健康

世の中には様々な種類の野菜があります。多くの野菜に、人間に必要不可欠な栄養素が含まれていますよね。日本にはおなじみの野菜や、決まった時期や地域でしか採れない野菜、あまり見かけない野菜など、いろいろな種類があります。普段身近にありすぎて、知ったつもりになっているかもしれない野菜の種類を、いくつかの分類に分けてまとめました。

野菜の種類

葉菜類

主に葉の部分を食べます。キャベツ、白菜、小松菜、ほうれん草、レタス、など身近な野菜が多い種類です。キャベツはビタミンU、ビタミンCを多く含み胃腸の新陳代謝を活発にします。他にもカルシウムがほうれん草の3倍含まれるつるむらさきや、他の野菜にはない肝機能を強くするチコリー酸を含むチコリーなど、栄養豊富な種類が多いのです。

根菜類

土の中にある部分を食べる種類です。大根、人参、ごぼう、じゃがいも、蓮根、ユリ根などがあります。その中で大根、かぶ、ごぼう、蓮根は食物繊維が多かったり、ユリ根の主成分であるブドウ糖は消化がよかったり、胃腸にいい栄養素が多い種類です。

茎菜類

主に茎の部分を食べる野菜の種類です。アスパラガス、パセリ、セロリ、ねぎ、もやしなどが茎菜類の種類に分類されます。珍しい野菜では白ネギによく似た姿のリーキや、キャベツの親類であるコールラビがあります。リーキに含まれるβカロチンは、体内でビタミンAに変わり免疫機能を高め、ビタミンB1、B2も豊富です。リーキ、コールラビともに加熱に強いので、調理によって栄養素を逃がしません。

果菜類

この種類は果実を食用にします。トマト、きゅうり、かぼちゃ、とうもろこし、茄子、オクラなどがあります。この種類の野菜は様々な栄養があり、効果も多岐に渡ります。トマトの主成分リコピンは抗酸化作用がありガン予防に役立ち、ビタミン類が美肌作りに効果的であることは有名ですよね。他にもかぼちゃやピーマンはβカロチンが多く、ししとうの食物繊維はピーマンより豊富です。

花菜類

この種類は花の部分を食用にします。ブロッコリー、カリフラワー、アーティチョークなどです。他の種類に比べて数は少ないですが、栄養面はばっちりです。ブロッコリー、カリフラワーはともにビタミンCが極めて豊富で、特にブロッコリーは2房食べると一日の必要量100mgが摂れます。アーティチョークは日本ではあまりポピュラーな種類ではありませんが、あらゆる栄養素をまんべんなく含み、ヨーロッパでは糖尿病や肝機能の改善に効果がある野菜として知られています。

好きな野菜・嫌いな野菜ランキング

好きな野菜の種類は

2015年に、タキイ種苗株式会社が全国の20歳以上の男女600名に調査したところ、好きな野菜の種類第1位は7年連続でトマトになりました。また、第2位はじゃがいもでした。

嫌いな野菜第1位は

好きな野菜の種類1位に輝いたトマトに対して、嫌いな野菜の種類1位は4年ぶりにゴーヤとなりました。2位は僅差でセロリでしたが、3位はなんと好きな野菜の種類1位にもなったトマトでした。

いろいろな種類の野菜を活かしたレシピ

グリルチキンのホットサラダ

多くの種類の野菜をいっぺんに摂るならサラダがいいですね。生の食べ物に含まれる酵素は、脂肪の燃焼や新陳代謝を促します。

野菜畑の夏の蒸し鍋

緑黄色野菜を多く使用し見た目も鮮やかなお料理は、食欲増進の効果がありますね。たくさんの種類を一度に食べられて、蒸しているのでヘルシーです。

野菜たっぷりチーズ焼き

チーズと洋野菜はとても合うので、好きな数種類をその日の気分で選んで作るのもいいですね。

野菜たっぷりカレー

もし苦手な野菜があっても、カレーにすれば美味しく食べられるかもしれません。いろいろな種類を摂り入れて試してみたいですね。

野菜の種類を知れば、食べることが楽しくなる!

今回は、いろいろな種類の野菜をご紹介しました。どの部分を食べるかで分類されていることを知っておくと、偏らずに選ぶことができますし、また選ぶのも楽しくなりますね。どんな種類の野菜を使おうか迷ったときは、こちらを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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