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    「蒸らし」が重要。おすすめコーヒーポットでハンドドリップに挑戦!

    ハンドドリップでは「蒸らし」が重要。初心者におすすめの、ペーパーフィルターを使ったハンドドリップのやり方をご紹介します。さぁ、コーヒー粉をセットして、コーヒーポットを持ちましょう。準備はいいですか?おすすめのコーヒーポットもご紹介します。

    カフェの味を自宅でも

    いきつけのお店のコーヒーの味が、自宅で再現できればいいな。

    そんなことを思ったことがある方には、ハンドドリップをおすすめします。
    完全に再現はできなくとも、インスタントでは味わえないコーヒーを楽しむことができますよ。

    初心者の方でも簡単に挑戦できるのでおすすめです。

    コーヒーを淹れる2つのハンドドリップ方式

    ペーパードリップでの抽出

    最もスタンダードなコーヒーの淹れ方であるペーパードリップは、熟練した技がなくとも美味しいコーヒーが抽出できるので、ハンドドリップに初挑戦の方におすすめです。

    まずはこのペーパードリップから始めることをおすすめします。

    ネルドリップでの抽出

    ネルドリップは、ペーパーフィルターの代わりに「フランネル」という織物でできた布フィルターを使用してドリップする方法です。

    「一番おいしくコーヒーを淹れる方法」という人が多いネルドリップは、だいたい30~50回ぐらい繰り返して使うことができるので、ペーパードリップに比べて経済的である反面、ネルの手入れが難しく、また保管にも気を使います。

    ペーパーフィルターでのハンドドリップに慣れた方が、もう1つ上のレベルに進みたいときなどにおすすめです。

    コーヒーを淹れるコツ

    味を決める「蒸らし」

    ドリップの過程で、「蒸らし」というものがあります。
    これは、コーヒー粉の表面をお湯で湿らせた後に、30~60秒ほど置いておく作業のことです。
    ペーパードリップでもネルドリップでも、抽出し始めた一番最初に行う作業になります。

    蒸らしの時間は、短いほどできあがりがあっさりした軽い味に、長くすれば苦みや酸味がはっきり分かる味になります。

    美味しいコーヒーを淹れるために、「蒸らし」が必要な理由は2つあります。

    1つは全体を均一に湿らせることで、その後のお湯の通り道を偏らせず、コーヒー粉全体から均一に抽出するためです。しっかり蒸らすことができれば、抽出時に真ん中にだけお湯を注いでも、きちんと全体からコーヒー液が抽出されます。

    2つ目は、コーヒー豆は湿ると膨張し、そうすることでお湯に触れる面積が増えお湯が浸透しやすくなり、豆の成分をしっかりと抽出することができるのです。

    上手に抽出ができると、コーヒー豆の真ん中が大きくへこみます。

    コーヒーを美味しく淹れるコツは、「蒸らし」の時間をしっかり取ることです。
    キッチンタイマーなどを使って、時間を計りながらドリップするのもおすすめですね。

    美味しいコーヒーを淹れるためのドリップの方法

    それでは、実際にドリップをする様子を見ていただきましょう。

    お店や使う器具によって多少違うところはあると思いますが、大体の流れが掴めると思います。

    ペーパードリップでのおいしいコーヒーの淹れ方【UCC】

    簡単な流れが分かったのではないでしょうか?

    ハンドドリップの一連の流れが想像できるようになったら、実際にハンドドリップを行ってみましょう。

    ペーパーフィルターの形と色

    ところで、ペーパーフィルターには2種類の形があります。

    円錐タイプと台形タイプですが、動画で使用しているのは台形タイプです。

    どちらのタイプのペーパーフィルターを使うかは、使用するドリッパーの形によります。
    用意したドリッパーがどちらのタイプをしているか、確認してからペーパーフィルターを準備することをおすすめします。

    またペーパーフィルターは茶色と白色の2色があります。
    白い色は漂泊してあり、一般的には漂泊されていない茶色いフィルターの方が良いとされています。

    使用する際は、ドリッパーにセットした後、お湯をフィルター全体にかけて湿らしてから、コーヒー粉を入れることをおすすめします。

    ハンドドリップではコーヒーポットがポイント

    コーヒーの味は、温度、抽出時間、粉の大きさの3つの要素で変わると言われています。

    ハンドドリップにおいてポイントの1つである「温度」は、お湯の温度ではなく、コーヒー豆に触れた時の温度のことを指しています。
    このときの湯温によって、抽出される味に違いが生まれます。特に苦味は湯温が高いほど抽出されやすく、またゆっくりと抽出される成分です。

    細口のコーヒーポットが使われる理由は、ゆっくりと抽出するために、お湯を細く少しずつ注いでいかなければいけないからです。また狙ったところにお湯を注ぐことができるのも、細口のコーヒーポットの利点です。

    普通のやかんでは抽出の際お湯の量の調整が難しいので、ハンドドリップをする際は、できれば専用のコーヒーポットの用意をおすすめします。

    おすすめのコーヒーポット①:ハリオV60 ドリップケトル ヴォーノ

    ハリオV60 ドリップケトル ヴォーノ

    プロも認めるハリオが、ドリップコーヒーのためだけに作った細口ケトルです。
    お湯を一滴ずつ置くように注げる構造で、「蒸らし」を確実に成功させます。
    おすすめのポイントは、このコーヒーポットの細口ならではの注湯スピードのコントロールのしやすさで、自分好みのコーヒーを淹れることができることです。

    ハンドドリップを始めたばかりの初心者の方にも、お湯が注ぎやすいと評判のハリオのコーヒーポットはおすすめです。

    【サイズ】
    600ml / 800ml

    おすすめのコーヒーポット②:フィーノ コーヒードリップポット

    フィーノ コーヒードリップポット

    新潟県燕沢市にある竹井器物製作所のコーヒーポット「フィーノ」は、細口で注ぎやすく、扱いやすいコーヒーポットで、初心者の方におすすめです。
    大きすぎず小さすぎないサイズ展開も好評です。

    【サイズ】
    1.0L / 1.2L

    おすすめのコーヒーポット③:カリタ 細口ポット

    カリタ 細口ポット

    コーヒー機器総合メーカーのカリタの定番コーヒーポット。
    ステンレス製で錆に強い口細コーヒーポットは、喫茶店から家庭までと幅広い方に使用されているスタンダードなコーヒーポットです。
    このコーヒーポットでお湯を注ぐだけで、ワンランク上のコーヒーを簡単に楽しむことができるためおすすめです。


    【サイズ】
    700ml

    おすすめのコーヒーポット④:タカヒロ コーヒードリップポット 雫

    タカヒロ コーヒードリップポット 雫

    点滴のような抽出にこだわった、高級ステンレス使用のコーヒーポット。
    名前の通り、注水の細さは雫のようです。ハンドドリップに最適な湯量にこだわりたい方におすすめです。
    サイズ展開、は一人用サイズから業務用サイズまで揃っています。

    【サイズ】
    500ml / 900ml / 1.2L / 1.5L

    おすすめのコーヒーポット⑤:野田琺瑯 月兎印 スリムポット

    野田琺瑯 月兎印 スリムポット

    ホーローメーカーの野田琺瑯のコーヒーポットは、鉄とガラスで作られています。
    細口の注ぎ口は短く作られているので、ピンポイントで注ぐ場所を狙うことができます。
    ハンドドリップの際の円を描くような動きがとてもしやすいコーヒーポットです。
    カラーバリエーションも多く、インテリアとしてもおすすめです。

    一人から家族で楽しめるサイズ展開もおすすめのポイントです。

    【サイズ】
    700ml / 1.2L

    おすすめのコーヒーポット⑥:仔犬印 コーヒーポット

    仔犬印 コーヒーポット

    ステンレス加工で世界的に有名な本間製作所が、「エルム」卓上シリーズとして発売しているコーヒーポットです。北欧の趣を感じさせるデザインに、保温効果の高いステンレス製なので、お湯が冷めにくいのがおすすめのポイントです。
    これまでは業務用として販売されてきましたが、ネットショップで購入できることができるため、今ではいろんな人に人気の高いコーヒーポットです。

    【サイズ】
    1人用(370cc) / 2人用(460cc) / 5人用(900ml) / 8人用(1.1L)

    まとめ

    おすすめのコーヒーポット、お好みのものはありましたでしょうか。
    日常使いにも便利なコーヒーポットもありますし、カラーのバリエーションが豊富なコーヒーポットはインテリアとしてもおすすめできます。
    実は観葉植物などにお水をあげる際にもおすすめだったりします。

    美味しいコーヒーをご家庭で楽しむため、おすすめのコーヒーポットを参考に、是非一度ハンドドリップに挑戦してみてください。

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