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取り分けからでも作れます♪簡単「おやき」の離乳食のレシピ

離乳食も終盤になってくると、意欲的に手づかみで食べようとするお子さんも増えてきますよね。そんなときにとっても便利なのが「おやき」です。肉も野菜もなんでも混ぜ込めますし、周りが汚れないのもママには嬉しいですね。今回は「おやき」の離乳食レシピをご紹介します♪

「手づかみ食べ」は離乳食からの必要なステップ①

「目と手と口の協調運動」で離乳食から大人と同じ食事へステップアップ

歯学者の向井美惠さんによると、手づかみ食べは“目と手と口の協調運動”で、子どもの発達段階において、とても重要な行動だそうです。

目で大きさを確かめ、手で硬さや温度を知り、どのくらいの力を加えるとつぶれるのかということも体験できる。そして、食べこぼしたり、口に入れすぎたりしながら徐々に自分に適した一口量を調整することを覚えていく、これは生きていくための基本となる行為とのことです。

また、手づかみにより「自分で食べれた!」という自立を促す体験をさせてあげると、自然と食べることが好きになっていき、スプーンやお箸への移行がスムーズになるそうです。

スプーンをうまく扱えない子どもの多くは、この「目と手と口の協調運動」をしていない事が要因にあげられる為、まずは手づかみ食べを暫くさせてあげるとよいかもしれません。

出典:http://itmama.jp

「手づかみ食べ」は離乳食からの必要なステップ②

「手づかみ離乳食」は子どもが手で持てるサイズにするのがポイント

おかゆの時期が終わり、だんだんと固形のごはんを食べられるようになってきたら、子どもの手で持てるサイズのおにぎりにしてあげましょう。

野菜、芋、果物は、わざと一口で食べられない大きさに切り分けると、子どもが自分なりの一口量をかみとる練習をします。最初は口に詰め込みすぎたり、食べこぼしますが、子どもは少しずつ安全な一口量を覚えていくそうです。

「汚しちゃだめ」「フォークで食べなきゃだめ」「残しちゃだめ」と強制すると、子どもにとって大きなストレスになり、「食事が楽しくない」という事態になりかねません。この時期はママが食事の楽しい時間を演出し心と体の栄養を提供してあげましょう。

出典:http://itmama.jp

「手づかみ食べが大切」と知っても、離乳食期の子どもはもちろんまだ上手に食べられないので、ぽろぽろとこぼしてしまったり、離乳食初期や離乳食中期ではすりつぶしていた葉物野菜やお肉などバランス良く食べさせるのはなかなか難しいですよね。
そんな悩みを一気に解決してくれるのが「おやき」離乳食なんです。つなぎとなる片栗粉や小麦粉の量で固さを調整することもできますし、形も楕円形やスティック形など、自分の子どもが一番食べやすい形であげられるのも良いですね。

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ①:じゃがいものおやき

材料(作りやすい分量)

じゃがいも 大2個
ほうれん草 大さじ2
しらす 大さじ2
スライスチーズ 1枚
片栗粉 大さじ1
サラダ油 適量

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ①:じゃがいものおやき

じゃがいもの甘みでパクパク食べてくれる離乳食おやきレシピです。ほうれん草、しらす、チーズで鉄分やカルシウムも摂取できます。たくさん作っておいて、余った分は小分けにして冷凍保存しておくのが便利です。

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ①:じゃがいものおやきのレシピ

1、じゃがいもは洗ってからラップにくるみ、600wで約3分。柔らかくなるまで調整して加熱してください。熱いうちに皮を剥いてつぶし、スライスチーズを入れて良く混ぜておきます。

2、しらすは熱湯をまわしかけて塩抜きします。ほうれん草は柔らかく茹で、細かくきざむか、すりつぶします。

3、1に2と片栗粉を入れてよく混ぜます。

4、食べやすい大きさにまとめて、薄く油を塗ったフライパンで両面こんがり焼いたらできあがりです。

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ②:ひじきと豆腐のおやき

材料(1食分)

乾燥ひじき 2g
絹ごし豆腐 30g
しらす 10g
小松菜 10g
片栗粉 10g

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ②:ひじきと豆腐のおやき

「畑の肉」といわれるほどたんぱく質を豊富に含んだ豆腐を使った離乳食おやきレシピです。離乳食でたんぱく質をしっかり食べさせたいと思いつつも、肉や魚を細かくするのって結構手間に感じる時もありますよね。でも豆腐なら簡単に崩せるので、簡単に作れる離乳食おやきです。ひじきと小松菜も入るので、鉄分やビタミンが摂れるのもありがたいですね。

焼きあがった離乳食おやきに、醤油を少したらすと大人もおいしくいただけるおかずになります。多めにつくって大人の食事の一品としてもどうぞ。

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ②:ひじきと豆腐のおやきのレシピ

1、乾燥ひじきはたっぷりの水で戻し、みじん切りします。

2、豆腐はキッチンペーパーでくるみ、水切りをします。

3、しらすは熱湯をかけて塩抜きをして細かくきざみます。

4、小松菜は柔らかく茹でてみじん切りにします。

5、ボウルに1、2、3、4と片栗粉を入れ、よく混ぜます。

6、フライパンに薄く油をひいて熱し、5をスプーンですくって両面を焼いたらできあがりです。

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ③:ひじきと納豆のおやき

材料(作りやすい分量)

ひじき・・・10g
人参・・・5g
納豆・・・15g
小麦粉・・・20g
しょうゆ・・・少々
油・・・少々

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ③:ひじきと納豆のおやきのレシピ

1、人参は皮をむいてすりおろし、ひじきはさっと洗って食べやすく切ります。納豆は粗くきざんでおきます。(ひき割り納豆をつかってもOKです。)
2、小麦粉と水(大さじ2)を混ぜ合わせ、1としょうゆを加え混ぜます。
3、フライパンに油を熱し、2.を丸く焼いて食べやすい大きさに切ったらできあがりです。

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ④:さつまいもと豆腐のおやき

材料(作りやすい分量)

さつまいも 30g
豆腐 50g
片栗粉 小さじ1~小さじ3

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ④:さつまいもと豆腐のおやき

さつまいも入りでちょっと甘めな離乳食おやきです。豆腐も入るので、たんぱく質も摂れるのがよいですね。

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ④:さつまいもと豆腐のおやきのレシピ

1、さつまいもを加熱して柔らかくします。

2、材料をすべてボウルに入れて混ぜます。

3、食べやすい大きさに成型して、フライパンで弱火で焼いたらできあがりです。テフロン加工のフライパンでしたら、油をひかずに焼いても大丈夫です。

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ⑤:具だくさんごはんでおやき

材料(作りやすい分量)

お米 1合
Aニンジン 半分
A玉ねぎ 半分
Aサラダほうれん草 1/2把
A白菜 1枚
Aパプリカ 1/4個
卵 2個
ひじき 適量

手づかみ離乳食にぴったり「おやき」レシピ⑤:具だくさんごはんでおやきのレシピ

1、お米をとぎ、野菜から水が出るので気持ち少なめに水を入れます。

2、水で戻したひじきとAを細かく刻み、全てお米のうえにのせていつも通り炊飯器で炊きます。

3、炊きあがったらご飯と具材をさっくりと混ぜ合わせます。卵を加えて混ぜ合わせます。

4、フライパンを弱火で温め、3を適当な大きさにまとめて焼きます。両面にきれいな焼き目がついたらできあがりです。

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