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    くつろぎのティータイム♪イギリス紅茶文化の世界へようこそ!

    皆さんはどんなイギリスの紅茶を飲んでいますか?忙しい朝はティーパックが便利だし、週末のティータイムは、お菓子と一緒にゆったり味わいたくなります。様々な楽しみ方が出来るイギリスの紅茶について、文化やおすすめの物など色々な角度からお伝えしていきたいと思います!

    イギリスの紅茶とは?

    イギリスと言えば、真っ先に思い浮かぶのが紅茶ではないでしょうか?日本でもティーパック、リーフ、フレーバーティーなど、様々なイギリスの紅茶が手に入ります。リーズナブルな物から、おしゃれなパッケージの高級な紅茶まであり、どれを買おうか迷ってしまいます。

    では何故、イギリスは紅茶のブランドが多いのでしょうか?それはどうやら、イギリスの紅茶文化が関係しているようです・・・。では早速、イギリスと紅茶の関わりについて見ていきましょう!

    イギリスの紅茶の歴史

    イギリスへの紅茶の伝来!最初は王室へ

    紀元前2700年に中国で生まれたとされ、永らく東洋の神秘的な飲み物であった「茶」がヨーロッパに伝わったのは、ようやく17世紀に入ってのことです。英国では1657年にロンドン市内で初めて茶が売り出されますが、この頃は王侯貴族のみが高貴薬として用いたくらいでした。

    出典:http://www.kataoka.com

    イギリス人が紅茶を飲むようになるのは1662年頃のこと。ポルトガルの皇女キャサリンが、チャールズII世に嫁いで王妃になってからだそうです。キャサリン王妃は紅茶を飲むこと以外にも、中国磁器の茶道具や、紅茶を飲む習慣を宮廷に広めた人物とされています。紅茶を入れるポットやカップには、どこか東洋的なデザインの物が多いのは、中国磁器の影響があるのかもしれません。

    イギリスの紅茶の大衆化!一般人への広まり

    初めてお茶を商品として飲ませたのは、イギリスの貴族や文化人たちの社交場となっていたコーヒーハウスで、17世紀の中頃のことでした。

    出典:http://www.tea-a.gr.jp

    このコーヒーハウスは次第に大衆化し、一般の人も利用出来るようになったのだとか。そして紅茶は各家庭でも飲まれるようになり、食料店での販売も始まりました。イギリスが紅茶のブランドが多いのは、このような古い歴史があるからといえそうです。

    現代のイギリス紅茶事情!

    ある調査によれば、イギリス人ひとり当たりの年間紅茶消費量は約2.6キロ。1日5~6杯の紅茶を飲んでいることになり、この数字は日本人の25倍にもなるそうです。学校や会社には10時・15時にティータイムが設けられているところもあり、まさに国民飲料と言えるでしょう。

    出典:http://www.ooigawachaen.co.jp

    これは驚くべき数字です!日本でイギリス紅茶の種類を沢山見かけるのは、こういうお国事情のためだったのです。日本に紅茶が輸入されたのは明治20年(1887年)のこと。たった100kgでしたが、イギリスからの輸入だったそうです。日本では今、おしゃれな飲み物として紅茶を楽しむ人が増えています。では日本で購入出来るイギリスの紅茶には、どのような物があるのでしょうか?

    おすすめ!イギリスの紅茶①リーフティー♪

    イギリス王室御用達の老舗!”フォートナム&メイソン”

    フォートナム&メイソン ロイヤルブレンド 紅茶 1缶(125g) 3,500円(税込)

    ロンドンの老舗百貨店”フォートナム&メイソン”がプロデュ―スする紅茶。こちらは北東インドのアッサムとセイロンをブレンドした物で、エドワード7世(在位1901年-1910年)の国王即位をお祝いするために誕生した紅茶だそうです。ストレート、ミルクティーとして楽しめ、どんな場面にでも合わせやすいのが特徴。淡いターコイズブルーの缶が美しく、贈り物にもおすすめの紅茶です。

    1886年創業のWhittard(ウィッタード)

    Whittard(ウィッタード)ロイヤルティー缶 内容量: 125g 価格:¥1,890-(税込)

    ロンドンの一軒の紅茶店から創業を開始したウィッタード。最良の茶葉を仕入れてブレンドするというこだわりを持ったお店です。2011年には125周年を迎え、今なお世代を超えて愛され続けています。こちらはスマトラ島の香り高いダージリンとコクのあるアッサムをブレンドした物。上品なロイヤルブル―の缶も印象的で、紅茶好きな人へのプレゼントにも最適の商品です。

    おすすめ②イギリスの紅茶♪ティーパック

    エレファントの缶が楽しい♪Williamson (ウィリアムソン)

    Williamson Tea (ウィリアムソン・ティー) イングリッシュ・ブレックファスト 100g(40ティーバッグ入り)価格 3,000円 (税込 3,240 円)

    キュートな象柄のイラスト缶が人気のウィリアムソンは、145年の歴史を持つ老舗紅茶メーカー。ケニアに自社の茶園を所有し、茶葉の栽培から商品の開発まで行っています。丁寧な紅茶作りは、イギリス国内でも高く評価されています。こちらはミルクをたっぷり入れて飲むのがおすすめだとか。ユニークな缶は、飲み終わったあとはインテリアとして楽しめそうです。

    カラフルなパッケージデザインが楽しい!English Tea Shop(イングリッシュ ティ―ショップ)

    ポップなデザインが人気のEnglish Tea Shopはロンドンに本社を構える紅茶メーカー。オーガニックに拘り、茶葉は全てスリランカの工場でブレンドしています。日本以外にもヨーロッパを中心に53か国で展開されているのだとか。紅茶以外にフレーバティーなどもあり品揃えが豊富!どれにするか悩んでしまいそうです。画像は有機栽培の紅茶にジンジャーと桃をブレンドした物。プチギフトにもおすすめの素敵な紅茶です。

    English Tea Shop オーガニックティー ジンジャーピーチ  40g(2gx20袋入り)価格700円 (税込 756 円)

    イギリス紅茶の世界は奥が深い!

    いかがでしたか?イギリスの紅茶についてのまとめでした。普段何気なく飲んでいる紅茶でしたが、歴史や文化が分かると、お茶の味もいつもとは変わった物に感じられてきます。

    今回ご紹介した以外にも、こだわりの紅茶作りをしているお店がイギリスには沢山あります。ちょっとイギリスの紅茶文化を感じながら、色々なブランドの物を試してみてください!

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