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    日本酒探求の旅~神戸の地酒「福寿」が世界中でも愛される理由~

    日本酒探求の旅~神戸の地酒「福寿」はなぜ、世界中で愛される日本酒なのか。その理由を探してみました。この地酒「福寿」は宝暦元年(1751年)260余年前に「神戸酒心館」で誕生した日本酒です。銘酒として長い間、愛され続ける理由を探してみましょう。

    神戸で生まれた日本酒「福寿」の歴史と愛される理由

    神戸という風土と「福寿」の関わり

    神戸酒心館から造られる日本酒「福寿」はすべて兵庫県産米が原料。六甲の山河をわたり、運ばれてきた宮水が仕込み水。そんな大地の恵みをしっかりいただいているからこそ、おいしい日本酒「福寿」の味が出ます。そして蔵人の守り引き継いてきた手法で大切にに造られてきました。

    日本酒「福寿」の変わらぬこだわり

    日本酒の味を左右するのは麹。麹は蔵人の五感でしか測れない。だからこそ、麹造りはすべて手作業。その造り方は260余年もの長い間、蔵人たちの手で大切に受け継がれてきた。そして次世代へこれからも伝え続け、世界へ発信するためにさらに良き酒つくりにこだわり続けています。

    日本酒「福寿」が永く愛された証(あかし)

    日本酒の「福寿 純米吟醸」

    日本酒「福寿」は、七福神の一柱「福禄寿」に由来し、福寿を飲んでいただく方々に、財運がもたらされるようにとの願いから命名されました。麹は今でも全量手造り。蒸米は甑(こしき※1)を用い、仕込みごとの個性を大切に、それぞれのお酒ごとに米のうまみを引き出した「濃醇できれいなお酒」です。また、地元での交流やイベントやこの「福寿」のことを未来へ、そして世界へと情報発信も忘れません。その功績は、記憶に新しいところで、ノーベル賞晩餐会において、純米吟醸酒が提供されるなど、海外でもたいへん高く評価されています。 
    ※1 甑(こしき)とは・・日本酒の原料米を蒸すための、大型の(せいろのような)蒸し器。

    一番おいしい場所で日本酒「福寿」をいただく方法

    日本酒「福寿」の一番近い場所

    日本酒「福寿」を堪能できる「酒心館」へ

    本社: 神戸市東灘区御影塚町1-8-17
    創業: 1751年(宝暦元年)
    代表者: 代表取締役社長 安福武之助
    従業員: 約35名

    日本酒「福寿」の蔵出しがいただける場所はやはり、ここでしょう。創業1751年。日本酒「福寿」の蔵元・「神戸酒心館」です。訪れるお客様が「福寿」というお酒を知り、楽しませてくれる場所でもあります。さらに、伝統を肌で感じることが出来る風情の建物 蔵の料亭「さかばやし」で、「福寿」をいただいたら最高です。また、「神戸酒心館ホール」で文化的な時をゆっくり過ごしたり、旬のお酒を愛でながら四季折々の花を楽しめる庭も魅力的ですね。

    ■日本酒「福寿」を楽しむ前に知っておきたい ~動画3選~

    日本酒「福寿」を知り尽くした蔵人だからこそ言える、さらにおいしくいただくための知識とひと工夫をわかりやすく伝えてくれています。「福寿」の素晴らしさをさらに引き出してくれます。

    造り方で分ける日本酒

    造り方でわかるお酒のこと!お米と水そして人間の技が三位一体で出来上がる日本酒のことを、わかりやすく教えてもらえます。米をどこまでみがくか、その削る量の割合から造るお酒の味が決まる。そして個性のあるお酒ごとのそれぞれの工程にこだわり、おいしいお酒に仕上げていくそうです。

    味わいと香りの楽しみ方

    味とは、あまい・すっぱい・しょっぱい・にがみ・うまみ・という 5つの味しかない。 その味と香りでお酒のおいしさをいただく。 お酒の正しい飲み方とは、香りを堪能、口に含んで戻ってくる香り・・余韻を味わう。 そしてお酒と相性のいい料理をいただく。これ・・できたら最高ですよね。

    楽しむ順序で分けるお酒

    料理で例えるなら前菜からメインディッシュへ。お酒のそんな楽しみ方を教えていただきましょう。 
    【壱の酒】・・大吟醸、吟醸酒・繊細なお酒 【弐の酒】・・純米酒【 参の酒・】・燗酒・・旨味、複雑で味わい深いもの 【留の酒】・・原酒・・濃いお酒 この順番で楽しんでみてはいかがでしょう。

    日本酒「福寿」がおいしい秘密と おいしい いただき方

    日本酒「福寿」

    「おっとっと。。」思わず声が出てきそうな
    「福寿」のお姿です。旨味の主張が写真から伝わってきます。大吟醸は、味わい深くて上品で濃厚な味。吟醸は研ぎ澄まされた味で、一番飲みやすいタイプ。純米酒の“御影郷(みかげごう)は、しっかりとした後味も濃い飲み口。生酒は番透明感があり、フレッシュ。しっかり個性のある味わい。今宵はどの「福寿」に挑戦しますか?

    福寿の和音

    「福寿の和音」という 大吟醸、吟醸、純米酒御影郷(みかげごう)、純米生酒が飲み比べできるセットは圧感!「福寿」のこだわりの味は個性豊か。前記の動画でも紹介した順番で味わってみてはどうでしょう。【壱の酒】・・大吟醸、吟醸酒・繊細なお酒 【弐の酒】・・純米酒【参の酒】・・燗酒・・旨味、複雑で味わい深いもの 【留の酒】・・原酒・・濃いお酒。この順番で楽しめます。あなたが好きな「福寿」を見つけて下さいね。

    粕汁膳

    関西の冬の風物詩のひとつが「粕汁」。寒くなるこの時期、からだの芯から温めてくれます。
    「蔵の料亭 さかばやし」でいただける「粕汁膳」。香り豊かな、しぼりたての新粕をふんだんに使用した蔵の名物料理。寒さ厳しくなるこの季節に、ぜひ「福寿」と一緒にいただきたい一品です。

    ■日本酒「福寿」おすすめ3選 プラス1

    ■日本酒「福寿」 純米大吟醸 原酒 数量限定品 1.8L【木箱入り】

    香りの密度と豊かさは類を見ない完成度。それぞれの香りを表現することが難しいほどに調和が保たれています。味わいはどこにも触れることのないように喉をすべり、かぐわしい香りだけが長く漂います。
    心静かに楽しむべき飲み物です。

    ▼原材料    米(兵庫県産「山田錦」)・米麹(兵庫県産「山田錦」)・醸造アルコール
    ▼精米歩合   35%
    ▼アルコール度 17度
    ▼使用米    (兵庫県産)山田錦100%

    ■日本酒「福寿」  純米大吟醸 原酒 数量限定品 1.8L【木箱入り】

    甘く豊かな香り。完熟した洋梨を
    おもわせる膨らみと存在感があります。
    たっぷりとしたアタックながら上品。

    お召し上がり方:冷酒(8-12℃)
    ▼原材料    米(兵庫県産「山田錦」)
              米麹(兵庫県産「山田錦」)
    ▼精米歩合   50%
    ▼アルコール度 16度
    ▼使用米    (兵庫県産)山田錦100%

    ■日本酒「福寿」 純米吟醸 化粧箱入り 720ml 1本

    熟した桜桃のような豊かな香り。フレッシュな果物と滑らかな米の旨味を味わえる。
    生クリームやカッテージチーズとも素晴らしい相性です。

    お召し上がり方:冷酒(5-10℃)
    ▼原材料 米(兵庫県産)・米麹(兵庫県産米)
    ▼精米歩合   60%
    ▼アルコール度 15度

    プラス1動画~スパーリンク純米酒「あわ咲き」の正しい飲み方

    日本酒「福寿」ざんまいの記事の最後にこの純米酒の動画を紹介させて下さい。蔵人たちが、いただく直前に透き通ったお酒をあえて麹を混ぜていただくのがおいしい!ってことを知っているから出来たお酒です。そんな事も読んでいただいたあなたに知って欲しかったのです。

    日本酒「福寿」が愛される理由 ~まとめ~

    日本酒「福寿」の魅力わかっていただけましたか?260余年もの伝統と蔵人のこだわり、自然の恵みから大事に育て造られてきた日本酒「福寿」。そんな『福寿」だからこそ、これからも次世代へと繋げていけると信じています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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