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私が作ったオリジナルの梅酒 そのレシピと楽しみ方をご紹介します

私は毎年恒例で梅酒を仕込んでいます。同じレシピで作ってもいいのですが、せっかくなので毎回ちょっとアレンジして作ることにしています。傑作もあれば失敗作もあり。そんな実体験を元に、大成功した梅酒のレシピをご紹介したいと思います。

私の梅酒作りの楽しみ方

梅酒は仕込んでから3~6ヶ月で飲めるようになりますが、私は敢えて1年間寝かせておくことにしています。
新しく梅酒を仕込む日が、前年に仕込んだ梅酒の『解禁日』としているのです。
今年も梅酒を仕込んだ『自分へのご褒美』として、昨年に仕込んだ梅酒を飲み始めるといった感じです。

毎年5~6月にスーパーなどで青梅が出回り、梅酒を仕込む季節がやってきます。
その時期は「今年はどんなアレンジをしようかな?」とレシピを考えるだけでウキウキしますし、「昨年の梅酒の出来栄えはどうかな?」と思うとドキドキ、ワクワクです。
そんな私の実体験を元に、美味しかった梅酒のアレンジ レシピをご紹介しましょう。

備考

ここでは基本的な梅酒の作り方は割愛させていただきます。
梅酒作りの初心者の方は、下記リンクを参考になさってください。

『ジン』を使った梅酒のレシピ

ホワイトリカーの代わりに同量の『ジン』を使った梅酒です。
作り方は基本的な梅酒と同様なので、いたってシンプルで簡単です。
一般的なホワイトリカーがアルコール度数25%以上なのに対して、ジンは40%以上あります。
ちょっとアルコール強めな梅酒になりますが、そのおかげで失敗するリスクは少ないと言えるでしょう。
なぜなら低アルコールだと味の良し悪し以前に、カビが生えたり不自然に濁ったりする可能性があるからです。

レシピ

青梅・・・1kg
氷砂糖・・・700g
ジン・・・約1.8L

実際に飲んでみると・・・。
色は光沢のある澄んだ琥珀色、ジン独特な香りと梅の香りがマッチして、深い味わいが楽しめます。
アルコール度数は高めですが、割らずにオン ザ ロックで飲むのがおすすめです。
もし割るなら水割りではなく、ソーダ割りやジンジャーエール割りが美味しかったです。

『ウイスキー』を使った梅酒のレシピ

ホワイトリカーと同量の『ウイスキー』を使ったレシピです。
氷砂糖でもいいのですが、ウイスキーと相性のいいハチミツを使いました。
ハチミツは溶けにくいので、溶けきるまでは1日1回で構わないので、保存瓶ごと優しく揺すってあげてください。
また、ハチミツを使ったレシピは何度も試していますが、残念ながら必ず濁ります。
決して体に害はないのですが、気になる方は濁りが落ち着いた上澄みだけを飲むようにしてください。

レシピ

青梅・・・1kg
ハチミツ・・・900g
ウイスキー・・・約1.8L

実際に飲んでみると・・・。
若干の濁りは気になりますが深い琥珀色。
様々な銘柄で「ウイスキー+ハチミツ」という商品があるだけあって、その相性は抜群です。
オン ザ ロックはもちろん、水割りやソーダ割り、ジンジャーエールやコーラで割っても美味しかったです。
これも好みによりますが、日本のウイスキーやスコッチを使うより、バーボンを使う方のがおすすめです。

『テキーラ』を使った梅酒のレシピ

ホワイトリカーの代わりに同量の『テキーラ』を使ったレシピです。
氷砂糖でもいいのですが、敢えて『アガベ シロップ』を使いました。
『アガベ』とは和名で『竜舌蘭』と呼ばれる巨大なアロエのような植物で、テキーラの原料でもあります。
その搾汁を煮詰めたシロップが『アガベ シロップ』で、近年では健康にいい甘味料として注目されています。
アガベ由来のテキーラとシロップですから、相性が悪いはずがありません。

レシピ

青梅・・・1kg
アガベ シロップ・・・900g
テキーラ・・・約1.8L

実際に飲んでみると・・・。
無色透明のテキーラを使ったのですが、結構深い琥珀色に仕上がりました。
テキーラらしい風味もしっかり残っていて、テキーラ好きにはたまらない味わいです。
オン ザ ロックはもちろん、水割りやソーダ割り、オレンジ ジュースやパイナップル ジュースで割っても美味しかったです。
冷蔵庫で冷たく冷やして「ストレート」で飲むのもおすすめです。

『ラム』を使った梅酒のレシピ

ホワイトリカーの代わりに同量の『ラム』を使ったレシピです。
無色透明のラムもありますが、敢えて色の濃い『ダーク ラム』を選びました。
コク深く濃い味わいにしたかったので、氷砂糖の代わりに『黒糖』を使いました。
黒糖もハチミツと同様に溶けにくいので、たまに揺すってあげてください。
そしてこれもハチミツと同様に、残念ながら必ず濁ります。

レシピ

青梅・・・1kg
黒糖・・・800g
ダーク ラム・・・約1.8L

実際に飲んでみると・・・。
色の濃いダーク ラムと黒糖を使っただけあって、真っ黒な梅酒に仕上がりました。
ダーク ラムの香ばしい香りと黒糖のコク、梅の果実味が相まって、独特な味わいが楽しめます。
どことなく「めんつゆ」や「ポン酢」のような風味が感じられました。
オン ザ ロックはもちろん、水割りやソーダ割り、ジンジャーエールやコーラで割っても美味しかったです。

『コアントロー』を使った梅酒のレシピ

ホワイトリカーの代わりに『コアントロー』を使いました。
コアントローとはオレンジの皮を使ったリキュールで、そのまま飲むのはもちろん、様々なカクテルやお菓子作りにもよく利用されるお酒です。
コアントロー自体が結構甘いので、氷砂糖などは使わず、コアントローだけで青梅を漬け込みました。

レシピ

青梅・・・1kg
コアントロー・・・約2.5L

実際に飲んでみると・・・。
予想していたより淡い色合いで、琥珀色というよりレモン イエローといった感じ。
コアントロー由来のオレンジの香りもしっかり残っていて、とても爽やかな味わいでした。
甘めな梅酒が好きな私としては「少し氷砂糖を加えても良かったかな?」と思っています。
オン ザ ロックも美味しいですが、ソーダで割るとスッキリさっぱりして、暑い夏にピッタリです。
他のお酒に比べてコアントローはちょっと値段が高いのが玉にキズ。

オリジナルの梅酒レシピ まとめ

いかがでしたでしょうか?
他にも様々なアレンジが出来るのが梅酒作りの醍醐味です。
ぜひ皆さんもオリジナルの梅酒を作ってみてください。

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