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    昼食やパーティに!簡単に作れるピザ生地の作り方をご紹介します!

    よく手作りのピザが出てきますがピザ生地って難しいのでは?と思っている方もいるかもしれません。ですが意外と作り方が簡単でHBを使えばさらに簡単にピザ生地が作れます。ピザ生地には3種類ありますが伸ばし方が違うだけで材料は同じです。ピザ生地の作り方まとめてみました。

    ピザの由来

    古代ローマでは、食器代わりに平らなパンが使われていました。「ピザ」の語は997年に南イタリアでラテン語で書かれた文献に登場しています。ピザが現在の形に近くなったのは、16世紀にスペイン人がインカからトマトを持ち帰ってからであると言われています。

    18世紀にはスペイン領ナポリの貧しい住民がトマトとチーズをパンに乗せる具として使い始め、19世紀後半にイタリア王妃マルゲリータが気に入ってから一般にも広まりました。

    1939年、ダモーレ家がロサンゼルスにピザ店を開きました。1940年代までは、ピザを食べるのは殆どがイタリア系住民に限られていましたが第二次大戦後、イタリアに駐留していたアメリカ軍兵士が地元のピザを食べ、一般のアメリカ人にもピザが広がったようです。

    ピザ生地の種類

    ピザ生地には大きく3つの種類に分けられています。
    【アメリカンクラスト】【イタリアンクラスト】【ナポリ風】の3種類です。

    ピザ生地の種類*アメリカンクラスト

    日本で最初に普及したタイプで、日本人にはもっとも馴染み深いスタンダードな生地になります。
    厚すぎず薄すぎずの平坦な生地で縁の耳の部分が若干盛り上がっています。

    全体的にふっくらとボリュームのある物は、パン生地タイプと呼ばれる事もあり耳部分にもボリュームがあるため、一見すると「ナポリ風」に似ている場合があります。
    アメリカンタイプ生地の筈ですが、宅配ピザの最大手「ピザーラ」ではこのタイプの生地を「イタリアン」と呼んでいるみたいです。

    ピザ生地の種類*イタリアンクラスト

    イタリア北部のミラノ風またはローマ風のピッツァが元となっているイタリアンタイプの生地です。
    生地はアメリカンクラストと違い薄く本格的なものなら縁の部分でも厚さは5mm程しかありません。

    「イタリアンクラスト」や「ミラノ風」などあまり使わない呼び名です。一般的には「クリスピー生地」と呼ばれています。
    因みにピザーラでは「スーパークリスピー」と呼ばれています。

    ピザ生地の種類*ナポリ風

    見た目で一番わかり易いのが、この「ナポリ風」の生地です。
    ナポリ風は、のし棒を使わずに手のばしで作られていてサイズは35cm以下です

    生地の縁に1~2cmほど盛り上がった土手がありそれ以外の部分は4mm程度とイタリアンクラスト並みに薄いです。
    外見からは耳部分にみっちりと生地が詰まっていて硬そうな印象がありますが手のばしで外側に追いやられた空気が焼き上げで膨張する事で出来る膨らみなので空気の層が適度に含まれ外側はカリッと香ばしく中はモチモチとした独特の食感になります。

    ピザ生地の作り方【基本のピザ生地の作り方】

    ピザ生地の材料(2~4人分)

    強力粉 250g
    薄力粉 50g
    塩 小さじ1/2杯
    ドライイースト 5g
    オリーブオイル 大さじ1杯
    湯 150cc ぬるま湯を使用

    ピザ生地の作り方①

    ボウルの中に強力粉、薄力粉をふるいにかけ混ぜ合わせます。
    塩、ドライイースト入れ軽くかき混ぜます。

    ピザ生地の作り方②

    混ぜ合わせたボウルにオリーブオイルとぬるま湯を入れ軽く混ぜ合わせます。

    ピザ生地の作り方③

    水分が馴染んだら手に代えて、生地が馴染むようにこねます。
    粉がまとまるようになり、ボウルについていた粉も生地にまとめましょう。

    ピザ生地の作り方④

    生地をまとめたら何度か打ち付け、表面が滑らかになるようにします。
    10回打ち付け、1回生地を包み込むように練ります。この繰り返しを10回程度おこなってください。
    ※生地の状態を見ながら回数をきめて下さい

    ピザ生地の作り方⑤

    打った生地を綺麗なボウルに入れ、ぬれふきんをかけ、ラップをして、約35~40℃で1時間程発酵させます。

    ピザ生地の作り方⑥

    発酵した生地は、ラップをしいた台に移し外側に押すようにしながらゆっくりとガス抜きをしていきます。

    ピザ生地の作り方⑦

    生地を2等分して丸めます。
    ぬれふきんをかけて、さらに20分程常温で寝かせます。
    二次発酵といいます。

    ピザ生地の作り方⑧

    発酵が終わった生地を棒を使い好みの大きさに薄く伸ばしていきます。
    なかなか伸びない場合は職人のように分厚いところに人さし指を入れて、くるくる回すと遠心力で意外にのびていきます。
    やり過ぎると穴があくので注意してください。

    ピザ生地の作り方⑨

    焼き皿に強力粉を薄く敷きます。
    *焼き皿がない方はオーブン板にクッキングペーパーでも代用できます。
    生地を載せて生地の上にお好きな具材を並べて焼きあげればピザの完成です。

    感想

    ピザ生地は難しいと思いましたが、少ない材料で混ぜ合わせて伸ばすだけでした。
    意外に簡単にできるのがびっくりしました。

    《ふわうま》発酵なしピザ生地

    材料(直径18㎝×2枚分)

    薄力粉  180g
    砂糖  小さじ2
    塩  ひとつまみ
    ベーキングパウダー   小さじ11/2
    サラダ油  大さじ2
    ぬるま湯  100cc

    ふわうまなピザ生地の作り方①

    ボウルに薄力粉、砂糖、塩、ベーキングパウダーを入れ、手でよく混ぜます。

    ふわうまなピザ生地の作り方②

    サラダ油とぬるま湯を加えて混ぜます。まとまってきたら、手のひらで押しながらしっかりこねます。こね時間は1分で大丈夫です。

    ふわうまなピザ生地の作り方③

    ひとまとまりになってきたら、半分に分けてラップに包んで10分程室温で休ませます。

    ふわうまなピザ生地の作り方④

    板に打ち粉(薄力粉)をして生地をのせてその上からも少し打ち粉をして、麺棒で20㎝の円に伸ばします。いろんな具材を乗せてお好みのピザが出来上がります。

    発酵時間が無いのはとても簡単です。
    発酵時間は意外と暇な時間になってしまうしすぐにできるわけではないので発酵がないのは嬉しいですね。

    HBとじゃがいもを使った簡単ピザ生地

    材料

    小麦粉(お好きな配分で)  250g
    じゃがいも  250g
    水  50ml
    砂糖  5g
    塩  3g

    じゃがいものピザ生地の作り方①

    皮をむいたじゃがいもをレンチンして固形物が無いように潰し、冷まします。

    じゃがいものピザ生地の作り方②

    予備醗酵をします。30度のお湯に砂糖を溶かしイーストを入れて混ぜます。
    蓋をして10分ほど放置します。もこもこと泡立ったら醗酵完了です。

    じゃがいものピザ生地の作り方③

    パンケースに材料を入れ、発酵させたイーストを入れ、ピザ生地コースでスタートします。
    10分ほど経ったらオリーブオイルを少しずつ入れます。

    じゃがいものピザ生地の作り方④

    生地ができたら打ち粉をしたマットの上で2等分にします。

    じゃがいものピザ生地の作り方⑤

    生地の表面を湿らせ、オーブンのレンジ弱で2分加熱します。
    生地にラップをかけ、オーブンのふたを閉め、放置します。
    15分ほど放置すれば完成です。

    HBを使う事で洗い物を減らしたり自分でかき混ぜるという工程が無くなるのでとても簡単にピザ生地が作れます。

    ピザ生地の作り方【まとめ】

    ピザ生地は難しいと考えていましたが意外と簡単につくれます。円形に薄く伸ばすのが少し難しいかもしれませんが、家でも簡単に作れるので是非作ってみてください。

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