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かる~く裏ごしでなめらかにクッキング【ムーランの使い方】

プリンやポタージュスープ、なめらかソースのポイントはなんといってもきめの細かさ!ムーランがあれば汗だく裏ごしの必要なし!かる~く回すだけの使い方で上品できめ細かなスープやソースが簡単に。ムーランの使い方を覚えていろんな料理に挑戦するのが楽しくなりそう!

ワンランク上の料理の秘訣はムーランでなめらか食感

ちょっといいお店で食べる料理とうちで毎日作る料理、プロの料理に近づけるポイントはいくつもあります。その中で省いてしまいたいのが「手間」。

普段の家庭料理ならそこまで丁寧な仕事をしなくても十分においしいのですが、ワンランクアップの料理に挑戦するなら、そのひと手間をかけてみましょう。

なめらかクッキングにはムーラン

舌触り、なめらかさを良くすることで料理の印象はかなり変わってきます。本当にきめ細かなスープやプリンは、感動するほどおいしく感じるものです。
なめらかな食感を作るためにブレンダ―やミキサーだけでは不十分なときも、ムーランを使えばとてもなめらかな食感になります。

ムーランは使い方やお手入れも簡単ですし、裏ごし器の使い方のように腕力勝負で汗だくになることもありません。
ムーランを使い方を覚えたら、ムーランを使ったレシピもご紹介していきますので、ムーランの使い方を覚えてなめらかクッキングに挑戦してみましょう。

ムーランの使い方~どんな作りになってるの?~

ムーランはフランス生まれの調理器具で、食材の裏ごしに特化していますので使い方は単純です。
下に裏ごしの粗さを調節する網がセットしてあり、その上に柔らかくした食材を入れて風車のような羽根についたハンドルをぐるぐると回します。すると網の下から細かくなった食材がにゅるにゅると落ちてきます。

これまでの裏ごし器の使い方はひたすら手に持ったヘラで食材を網に擦り付けていましたので、このハンドルぐるぐるの使い方で裏ごしができるムーランはなかなか画期的な使い方の裏ごしマシーンですね!

ムーランの使い方~どんなものが裏ごしできる?~

やわらかい食材ならそのまま適当な大きさに切ってムーランに入れれば大丈夫ですが、じゃがいもやかぼちゃなど固いものは加熱して使います。
使い方の注意点としては、皮は繊維が多いので網に詰まって取り除く手間がかかりますので、その場合はあらかじめ皮を外してムーランに入れるとスムーズです。

ムーランの使い方~お手入れ~

ムーランの使い方で面倒に感じるのはお手入れではないでしょうか。
ムーランはほとんどの製品がステンレス製ですので、基本的には洗って乾かすだけです。金属製とはいっても錆も出にくいですし、食材に金気も移りません。また逆にステンレス製ですので柑橘類や梅などの酸にも変質することがありませんので、安心して使えます。

またムーランは本体や網、羽根やハンドルがすべて簡単い外すことができますので、洗うのも簡単です。

ムーランの使い方~トマトソースを作ってみよう~

≪材料≫
トマト 1キロ
玉ねぎ 1個(みじん切り)
セロリ 1/2本(みじん切り)
にんにく 1かけ(みじん切り)
バジル 6枚
塩こしょう
オリーブオイル 1/2カップ

≪作り方≫
1.鍋にざく切りにしたトマトを入れて煮る。トマトがくたっとなる程度でよい。

2.煮たトマトを大きなボウルにセットしてムーランに移す。

3.ムーランをぐるぐる。網の上には皮と種が残るので捨てる。

4.鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で香りが立つまで加熱。そのあとセロリと玉ねぎを入れて炒める。玉ねぎが透き通ったら裏ごししたトマト、バジルを入れて煮詰め、塩こしょうで味を調える。

5.より滑らかなトマトソースが作りたい時は、セロリや玉ねぎをしっかり炒めてトマトと一緒に裏ごす。

POINT


トマトソースは瓶や冷凍で保存がききます。トマトの旬の時期にたくさん作っておくと、おいしいトマトソースが長く楽しめます。
ムーランは業務用に使われることが多い調理器具で、業務用の使い方を想定して作られています。家庭でのハードな使い方くらいなら十分にこなせます。

ムーランの使い方~トウモロコシのポタージュを作ってみよう~

≪材料≫
トウモロコシ 3本
牛乳 300㏄
塩こしょう

≪作り方≫
1.トウモロコシの皮を剥いて3つくらいに切り、蒸し器で蒸す。

2.ナイフでトウモロコシの粒を外す。

3.トウモロコシの粒をムーランに入れてぐるぐる。ムーランの網は粗さによって替えられるので、好みの粗さの網をセットする。

4.鍋に裏ごしトウモロコシを入れ、牛乳、塩こしょうで調味する。

POINT


トウモロコシは粒の皮や胚芽の部分など、ブレンダ―やミキサーではなかなかなめらかにしにくい食材です。ムーランなら簡単な使い方でなめらかなトウモロコシのポタージュができますので、レストランの味になりますね。

ムーランの使い方~かぼちゃプリンを作ってみよう~

≪材料≫
かぼちゃ 250g(加熱して皮を取り除く)
卵 3個
生クリーム 1/2カップ
牛乳 150㏄
砂糖 50g
ラム酒 大さじ1
バニラオイル

≪作り方≫
1.かぼちゃは熱いうちにムーランで裏ごす。かぼちゃの皮はムーランの網に詰まるのであらかじめ外しておいた方がスムーズ。

2.裏ごしかぼちゃにそのほかの材料をすべて混ぜ、バターを塗った型に流し込む。

3.170℃に予熱したオーブンの天板に湯を張り、プリン型を置いて約40分加熱する。竹串で刺してにごった水分(プリン液)がでてこなければできあがり。

POINT


プリンもムーランの使い方が生きる料理です。
なめらかな舌触りのかぼちゃプリンは本当においしいもの。かぼちゃのおいしさをより引き出すには、水っぽくないほくほくのかぼちゃを選びましょう。
オーブンの温度や時間は、メーカーの使い方を優先してください。

使い方は簡単!ムーランの使い方マスターして、なめらかクッキングの達人

ムーランの使い方は、柔らかくした材料を入れてぐるぐる。これだけです。網や羽根のセットの仕方、お手入れなど基本的な使い方はとてもシンプル。ムーランの使い方を覚えると、裏ごし作業がとてもスムーズにできるようになります。
手間がかかると思われがちな裏ごしがこんなに簡単な使い方でできると、いろいろななめらかクッキングができそうですね。

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