さつまいもの煮物を食べて、美肌に効くビタミンCを摂りいれよう♪

さつまいもにはビタミンC、カリウム、食物繊維が多く含まれ、その効果は次の通りです。
・ビタミンC･･･美肌効果
・カリウム･･･夏バテ予防、むくみ予防
・不溶性食物繊維とヤラピン･･･整腸効果、便秘解消

さつまいもは芋類の中では最も多くビタミンCを含みます。ビタミンCはメラニン色素の沈着を抑制し、しみやそばかすを防ぐので女性にはうれしいビタミンです。また、白血球の免疫力を高めるので風邪予防にもなり、ぜひご家庭で日常的に摂りたもの。ただ、ビタミンCは体内に蓄積できず、数時間で排泄されてしまうので、こまめに摂った方が効果的です。さつまいもを煮物などにして、常備菜として冷蔵個にストックしておけば、普段からこまめに摂ることができますね。

カリウムは余分なナトリウムを排出する役割があり、高血圧予防、むくみ予防になります。夏は汗でカリウムが流れてしまい、体がだるくなったり疲れやすくなります。カリウムを意識することは夏バテ予防にもつながります。

さつまいもは水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維を多く含みます。不溶性の食物繊維（セルロース）は、腸を刺激して腸の働きを高めます、また、さつまいもを切ると切り口に白いべたつく液が出ると思いますが、これはヤラピンとよばれる成分で、腸の蠕動運動を促進し便を柔らかくする効果があります。さつまいもは食物繊維とヤラピンのダブル効果で便秘解消に威力を発揮します。

ビタミンCは水溶性なので流れ出やすいですが、焼き芋はパサパサして食べにくいということもあります。煮物であれば水分もあり煮汁に溶け出たビタミンCも一緒に頂けるので食べやすくなります。また、他の食材と組み合わせることで栄養も高まります。ビタミンCは皮に多く、ヤラピンは皮と身の間にあるので、煮物にするときは皮も一緒に調理しましょう。

さつまいもは皮を良く洗い。、両端を切り落とし皮ごと約2cmの輪切りにして水にさらす。白ネギは長さ4cmに切り、フライパンで焼き色を付けておく。鶏もも肉は一口大に切り、酒、塩で下味をつける。油揚げは熱湯をかけて油抜きをした後、食べやすい大きさに切る。

鍋にさつまいもとしょうが、だし汁、酒、みりん、砂糖、しょうゆを入れて中火にかける。煮立ったら鶏もも肉を加えひと煮立ちしてからアクを取り、油揚げを加え弱火で20分程煮る。

最後に白ネギを加えて3〜4分煮て、汁ごと器に盛り完成。

煮汁も一緒にいただくことで、煮汁に流れ出たビタミンCを一緒に食べることができます。油揚げと鶏もも肉から出た旨味がさつまいもにしみた上品な煮物です。

昆布は水で戻す。さつまいもは皮を良く洗い、約1cmの輪切りにして水にさらしておく。

鍋に、さつまいも、刻み昆布、みりんをいれ、ひたるぐらいの水をいれて煮る。5分程煮てからしょうゆ、塩を加え、だし汁が少なくなるまで煮る

定番中の定番ですが、昆布の旨味がさつまいもにしみた煮物です。お弁当のおかずにもなり常備菜にぴったりです。

ニンニクはみじん切り、タマネギは粗みじんにする。さつまいもは1.5cmの角切りにして水にさらして水気を切る。鶏肉は一口大に切る。

鍋にオリーブ油を入れ、ニンニクのみじん切りを炒め香りが出たら、タマネギを加えてすき通るまで炒める。続いて鶏肉、さつまいも、チリペッパーの順に入れて炒める。

②の鍋に、トマト缶、コンソメを加え、水切りしたレッドキドニーを入れて弱火で蓋をして15分ほど煮込む。塩、こしょうで味を調えて完成。

チリペッパーの量を加減すればお子様でもたべられる煮物です。また、鶏肉を挽肉にしても食べやすいです。パンやトルティーヤチップを添えてどうぞ。

鶏手羽先に塩、こしょうをふり片栗粉をまぶす。さつまいもは約1cmの輪切りにし水にさらして水を切った後、耐熱容器に入れてラップで覆い電子レンジで4分加熱する。ショウガは薄切りにする。

フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、手羽先に焼き色をつける。鍋に焼き色をつけた手羽先、さつまいも、はちみつ、しょうゆ、しょうが、水を入れて煮汁が半量になるまで弱火で煮る。

とろとろに煮込まれた鶏手羽先がおいしい煮物です。しょうがのかわりに八角を1個入れると中華風の煮物になり違った雰囲気を楽しめます。

さつまいもと甘辛い味付けの煮物は相性が抜群。また野菜やお肉とも合わせやすいのでいろいろなお料理に使えます。味も和風だけではなく、レモンやトマトの水煮と煮れば洋風の煮物になります。ぜひご自分のお好きな味を探して、美肌によいさつまいもを食べましょう。