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春の食材!たらの芽を使った美味しい天ぷらを食べる方法のまとめ

4月から6月までが旬と言われている春の食材【たらの芽】。山菜特融の苦みや香りを楽しむには天ぷらにして食べるのが一番ですよね!そんな春の食材【たらの芽】を使ってさっくり美味しい天ぷらをぜひ作ってみましょう!レシピはもちろん、たらの芽の下処理の仕方もご紹介します♪

たらの芽とは?

たらの芽はウコギ科のタラノキの新芽のことを言います。
ほのかな苦みや、もっちりとした食感が春の山菜として人気があり、
山菜の王様とも言われているのが、たらの芽です。

春に採れる山菜の中でも、よく知られている山菜の一つですよね。
山菜というと、地面に生えているイメージが強いですが、
たらの芽がタラノキという木から採れるのを、知らない人も多いのではないでしょうか?

たらの芽の旬はいつ?

天然物が採れる旬は4月から6月上旬位までです。
桜の咲く頃が丁度たらの芽が出る頃と同じといわれているので、
それを目安に里山にいけば収穫できます。

たらの芽は栽培もされています。
ハウス栽培の場合は、かなり早い時期から出荷が始まり、
早いものでは12月頃から出荷され、出荷のピークは2月下旬から3月になります。

たらの芽の選び方と保存方法

●たらの芽の選び方●

たらの芽の選ぶポイントは、葉の開き具合を見ます。
伸びすぎるとたらの芽は苦みとエグミが強くなる食材です。
かといって小さすぎても風味が弱くなってしまうので、
芽のつぼみ状のところが開いて3~5㎝位芽が伸びたくらいの物だと、
アクが少なくて初心者にも食べやすいと言われています。

スーパーなどに出回っているもののほとんどは栽培物です。
天然物よりも栽培物のほうが苦みやクセが穏やかな分、風味も弱くなっています。
たらの芽本来の香りを楽しみたいのであれば、天然物をおすすめします。


●保存方法●

【短期間の保存】
たらの芽は日持ちする食材ではありません。
香りが大切な食材なので、新鮮なうちに早く食べるのが一番です。
どうしてもする場合は、乾燥しないように新聞紙で包み、
穴をあけたポリ袋などにいれ野菜庫で保存しましょう。
その場合、2~3日で食べきるようにしましょう。

【冷凍保存】
長期間保存したい場合は冷凍します。
薄めの塩を加え沸騰させたお湯の中で1分半程度固めに茹で、
氷水に落としてしばらくそのまま水にさらしアクを抜きます。
その後、水気をよく切り小分けしてアルミやステンレスのバットに広げ一気に冷凍し、
凍ったものを小分けしてラップで包み、保存袋に入れて冷凍しましょう。

たらの芽の天ぷらの作り方~下処理の方法~

ハカマの部分を手で取り除きます。
木が残っている場合は切り落としてください。

※ハカマの部分は硬いのと、たまにハカマの中に小さな虫がついてたりするので、
しっかり下処理しましょう。

たらの芽には鋭いトゲがありますが、
揚げて天ぷらにすると全く気にならないので処理はせずそのまま揚げてしまいましょう。

下処理は天ぷらの場合はアク抜きが必要がないのでアク抜きしなくてOKです。
お浸しや和物にする場合は、
3分ほど茹でて、水に浸してアク抜きをしましょう!

たらの芽を天ぷらにするメリット

たらの芽の料理の定番といえば天ぷらです。
たらの芽は油で揚げることによって、
カロテンが増加することにより、ポルフェノールの働きと一緒になり抗酸化力を発揮します。
その為、がん予防や老化防止に働くといわれています。
たらの芽の天ぷらが、がん予防や老化防止にいいということには驚きですね!
たらの芽が手に入ったら、天ぷらにしてぜひ頂ましょう♪

自宅でお店の味!?たらの芽の天ぷらレシピ

*材料*

たらの芽
小麦粉・・・100g
水・・・1カップ
日本酒・・・35cc
氷・・・2個
揚げ油

たらの芽の天ぷらの作り方①

小麦粉・水・日本酒を冷蔵庫でしっかり冷やす。
水・日本酒・氷を混ぜ合わせ、そこに小麦粉を入れて混ぜ合わす。

たらの芽の天ぷらの作り方②

油を180℃に熱する。
作った天ぷら粉にたらの芽をつけ、根本から揚げていく。
10秒ほど揚げたら上の部分も揚げていきこんがり揚がったら、
たらの芽の天ぷらの出来上がり!

材料をしっかり冷蔵庫で冷やすことによって、
からっと揚がった、たらの芽の天ぷらが出来上がりますよ♪

天ぷらをさくっと揚げるコツ

天ぷらを作ってみたけど、天ぷらにした素材が油を吸ってギドギドになっていたり、
時間を置くとべちゃーっとなってしまった。という人は少なからずいるのではないでしょうか?
せっかく作ったなら最後まで美味しく食べたいですよね!
天ぷらにありがちな失敗をしないで、さくっと揚げるコツをご紹介します!

天ぷらをさくっと揚げるコツ~小麦粉は混ぜすぎない!~

小麦粉を混ぜすぎると粘りが出てきます。
この粘り(グルテン)は、温度が高いほど強くなります。

混ぜすぎた衣は、温度が上がっても水が蒸発する隙間がないため、
天ぷらにした時に水が抜けていないもったりとした天ぷらになります。
これが天ぷらの失敗例に多い、からっとした天ぷらが揚がらない原因です。

天ぷらをさくっと揚げるポイント

天ぷらをさくっと揚げるポイントは、
水に粉をいれたら混ぜすぎず、さっくりと混ぜるだけ!
天ぷら粉がだまになっていても気にしなくてOK!
さらに材料を冷蔵庫に冷やしてから天ぷら粉を作れば、
グルテンも出にくくからっと軽い天ぷらができますよ♪

たらの芽の天ぷらのまとめ

今回は、たらの芽の下処理から天ぷらのコツまでまとめてみました。
天ぷら初心者の方でも簡単に、美味しくさくっと揚がったたらの芽の天ぷらが作れるので、
ぜひ試してみてくださいね♪

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