海苔には元気の素になる栄養素がいっぱい!海苔の佃煮のレシピ付き!

海苔は一見、地味ですが、「一日二枚で医者いらず」と言われる程、とても栄養豊富な食品です。食物繊維が豊富なので、満腹感を得やすく、ご飯のお伴には欠かせないですね。今回は、元気の素となる栄養素がたくさん含まれた海苔の栄養と簡単な海苔の佃煮の作り方を紹介します。

海苔って?

海苔は、食用の藻(も)の総称です。海苔の語源はヌルヌルするものという意味の言葉が変化したものと言われています。日本では万葉の昔から食され江戸時代には浅草海苔を使った海苔巻きが江戸の庶民のファーストフードとなったと伝えられています。

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海苔の栄養素について

海苔の栄養素①タンパク質

タンパク質は三大栄養素のうちの1つなので、摂取したい大切な栄養素です。海苔は1回に食べる量がわずかでありながら、海苔1枚(21cmx19cm)に牛乳5分の1本分、卵の1/5個分のタンパク質を含んでいるといわれています。

海苔の栄養素②炭水化物

海苔の栄養素の中で一番多いのが炭水化物ですが、海苔は他の食品と比べると1回に食べる量が少ないので、味付け海苔でなければ、海苔を食べたからと言って炭水化物の摂り過ぎはまず心配ないと言われています。

海苔の栄養素③ビタミンB

三大栄養素が力を発揮するために欠かせないのが「ビタミン」と「ミネラル」です。海苔の栄養素のビタミンの中で一番多いのがビタミンBです。そして海苔約3枚で豚薄切り肉約1枚分にあたる量を含んでいて、これは成人女性が1日に必要なビタミンBの必要量です。

また、ビタミンBにはご飯をエネルギーに変える働きがあるので、海苔で巻いたおにぎりや海苔巻きは、とても理にかなった食べ方と言えるでしょう。

海苔の栄養素④ビタミンK

海苔の栄養素のビタミンで比較的に多く含まれるビタミンKは「止血のビタミン」と言われています。

ビタミンKは腸内細菌からも作られるので、基本的に欠乏症の心配はありませんが、腸の内環境の悪化や薬剤の副作用によりビタミンKが不足すると、怪我や内出血の際に血液凝固に時間がかかったり、鼻血が出やすくなったり、また骨に十分なカルシウムが吸収されなくなり、骨がもろくなったりするといわれています。

海苔の栄養素⑤ビタミンA

海苔の栄養素のひとつのビタミンAは抵抗力をつけ、感染症を予防する効果や皮膚や粘膜を健康に維持する効果があるといわれています。海苔2枚(約6g)で、育ち盛りの子供が1日に必要とする(ほうれん草46g相当)ビタミンAの量を摂ることができます。

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海苔の栄養素⑥ビタミンC

焼海苔約1枚には、みかんに含まれている量の1.5倍のビタミンCが含まれています。
一般的に、ビタミンCは加熱することで破壊されてしまいますが、海苔に含まれるビタミンCは、熱に強く、焼いても栄養素が壊れないのが特徴と言われています。

海苔の栄養素⑦ビタミン葉酸

海苔の栄養素のひとつである葉酸は赤血球の増産を助ける造血のビタミンと呼ばれ、妊娠中には胎児の正常な発育に欠かせない栄養素であることから「妊婦のビタミン」とも言われています。

海苔の栄養素⑧ミネラル

海苔には不足しがちな栄養素のミネラルが豊富に含まれます。その中のカルシウムは魚ほどの量ではないですが、不足しがちなカルシウムを手軽に摂れる重宝な食品です。カルシウムは骨や歯を丈夫にする効果があり、骨粗鬆症予防にも役立ちます。

また、貧血予防に欠かせない栄養素の鉄分も含まれ、その鉄分はほうれん草一把分に相当します。

海苔の栄養素⑨食物繊維

海苔の栄養素の約3分の1は食物繊維からできているといわれています。そして海苔の食物繊維は、野菜の食物繊維とは異なり柔軟で胃や腸の璧を傷つけることなくおだやかな整腸作用を行うといわれています。

海苔の栄養素⑩脂肪酸(イコサペンタエン酸=EPA)

海苔には青背の魚に多く、植物に含まれるのは珍しい栄養素、不飽和脂肪酸のEPA(イコサペンタエン酸)が含まれています。EPAは、生活習慣病の予防や中性脂肪を減らす効果などがあるといわれています。

海苔の嗜好性と火取り

海苔の旨味成分

日本の伝統的な三大旨味成分「グルタミン酸(昆布に含まれる旨味成分)」、「イノシン酸(鰹節に含まれる旨味成分)」、「グァニル酸(椎茸のダシ汁に含まれる旨味成分)」が海苔にはすべて揃っているといわれていますが天然食品で3つ揃っているのは、海苔以外にないといわれています。

海苔の色と火取り

海苔は湿気に弱く、海苔の紫色の色素は水分を吸うと強く発色するため、湿気の多い海苔は紫色に見えるといわれています。また、海苔を軽くあぶるとパリッと乾燥して、緑色になりますが、それは、海苔の紫色の色素が水分と共に蒸発し、緑色の色素が強く発色するためといわれています。

海苔の変色を防止し、よい香りをだすために、干し海苔を軽くあぶる程度に焼く作業を火取りといいます。干し海苔は160℃で加熱すると、明るい緑色になります。この熱処理で海苔の色は安定するといわれています。

海苔を栄養にする簡単な海苔の佃煮のレシピ

海苔といえば!おにぎりやお寿司の海苔巻きですが、使わずに残ってしまった時には、栄養いっぱいの海苔で佃煮を作りましょう。冷蔵庫なら1週間くらい保存できるそうですよ。

作りたてが美味しい海苔の佃煮

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材料
焼き海苔 5枚
醤油 大さじ4
酒 大さじ3
砂糖 大さじ1
水 200g

作り方
厚底の鍋に、古くなった海苔でよいので、なるべく細かくちぎり入れ、しょうゆ大さじ4、酒大さじ3、砂糖大さじ1、水200gも入れて火にかける。菜箸でかき混ぜながら、弱火で汁けがなくなるまでいり煮する。冷めたら器に盛り完成。

海苔の佃煮を湯豆腐に添えても美味しく頂けます。

甘め海苔の佃煮

材料
焼き海苔 5枚ほど
濃口醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
砂糖(ザラ) 大さじ1
水 200ml
麵つゆ 適量

作り方
1.海苔をなるべく細かくちぎって鍋に入れ、水を入れてふやかす。
2.海苔がふやけたら調味料を全部入れ、最初は中火、途中から弱火で煮つめる。
3.味をみて麵つゆを加え、器に盛って完成。

煮つめてから、最後に炒り胡麻を少しひねって大さじ2ほど加えると、胡麻入り海苔の佃煮が出来ます。これまたご飯のお伴に最高です。
材料に梅干しを加えた梅海苔佃煮もおいしいですよ。

海苔の栄養素と海苔の佃煮レシピのまとめ

いかがでしたでしょうか?海苔は「一日二枚で医者いらず」と言われる程、栄養豊富な食品です。食物繊維が豊富なので、満腹感を得やすく、おにぎりやお寿司と一緒に食べれば、食べ過ぎを防げますね。

もし海苔があまってしまって、湿気ても海苔の佃煮を作れば、おかずとして、また調味料としても使えます。元気になれる栄養素がたくさん含まれた、日本の伝統食の海苔を多いに活用してくださいね。

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