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もう失敗しない! 卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう

ゆで卵を作ったのに、うまく殻が剥けない。白身が剥がれて、表面がでこぼこになっちゃった。そんな経験をした人は多いはずです。ゆで卵をきれいに剥くコツ。それは、卵に穴をあけることです。穴をあけたら、卵が割れちゃう! 心配はいりません。ゆで卵は、ちゃんと作れます。

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう 超凄技① 押しピンを使って、卵に穴をあけます

ゆで卵を作るのは簡単。でも、ゆで卵の殻を剥くのは難しい。殻に白身がくっついて、表面がでこぼこになって、だいなし。料理に使えなくなった。そんな悔しい思いをした、あなた。もう、だいじょうぶです。あなたの悩みを解消しましょう。卵に穴をあけるだけ。たった、それだけで、ゆで卵をきれいに剥けるんです。まずは、押しピンを使った方法を紹介します。

<超凄技①公開>
①卵の片端は丸く、もう一方の端は尖っています。
卵を固定し、丸くなった方に押しピンを刺してください。
力を入れると、卵が割れてしまいます。
押しピンの先を卵に押しつけて、そっと、でも、一息に刺しましょう。

②押しピンを抜いて、そのまま卵をゆでてください。

③ゆであがった卵を冷たい水につけます。

④ゆで卵の熱がとれたら、殻を剥いてみましょう。
薄皮ごと、きれいに殻が剥けて、つるつるのゆで卵の登場です!

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう 超凄技① まとめ

卵に穴をあけると、卵の殻の薄皮と中身の間に空気が入ります。
ゆで卵の殻が剥きやすくなるのは、そのためだといわれています。

卵の下の丸い方には「気室」と呼ばれる空気の部屋があります。

出典:http://xn--38jc2azj9d2561a.com

気室がある部分の殻に穴をあけることで、ゆで卵の内部の圧力が弱まり、
ゆで卵の殻が剥きやすくなるようです。

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう 超凄技② 卵の穴あけ器を使って、卵に穴をあけます

便利グッズ、「卵の穴あけ器」を使って、卵に穴をあけてみましょう。100円ショップや通販で売っています。卵の穴あけ器の丸くくぼんだ部分に、卵を置く。それだけで、簡単に卵に穴をあけられます。丸くくぼんだ部分を押すと、バネ仕掛けで針が飛びだす。そういう仕組みです。

<超凄技②公開>
①卵の穴あけ器の丸くくぼんだ部分に卵を乗せて、押し込みます。
卵の端の丸くなった方を下にして、乗せてください。
均等に力が入るように、両手で押し込みましょう。

②そっと、卵をとりだします。すると……。
このとおり! きれいに穴があきました。
後は、卵をゆでるだけです。

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう 超凄技② まとめ

卵の穴あけ器は便利なグッズですが、
取り扱いには注意が必要です。
針で怪我をすることがないよう、卵を乗せないまま、
丸くくぼんだ部分を押したりはしないでください。

たまごのプッチン穴あけ器100円(税別)
卵の殻に針で穴を空ける道具です。

出典:http://www.daiso-sangyo.co.jp

卵の穴あけ器は、100円ショップや通販で手軽に手に入ります。
種類や価格もさまざまです。参考にしてください。

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう 超凄技③ スプーンを使って、卵に穴をあけます

スプーンを使って、卵に穴をあけてみましょう。卵の端の丸い方には、小さな空気の部屋があります。この部分をスプーンで叩いて、穴をあけてください。穴というより、ひび割れですが、効果は同じです。叩く部分を間違えないよう、気をつけましょう。尖った方の端ではなく、丸くなった方の端を叩いてください。

<超凄技③公開>
①卵の丸い方の端を上にして、固定します。
手で持ったままでもいいですが、
余計な力が入らないよう、卵置きに乗せるのがベストです。
卵置きがなければ、コップや瓶の蓋で代用しましょう。

②スプーンで、卵の丸い方の端を叩きます。
力は入れず、軽く叩くだけでだいじょうぶです。
穴があいたら、卵をゆでましょう。

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう 超凄技③ まとめ

卵をゆでているときに、穴やひび割れから
卵液が漏れてくることがありますが、心配は無用です。
少量ですし、じきに収まりますから、そのままゆでてください。

卵を冷蔵庫で保存するとき、鈍端(丸い方)と鋭端(尖った方)のどちらを上にしてますか?

出典:http://www.piyotama.com

卵の置き方ひとつで、保存状態に差がでてくるようです。
正しく置いて、卵を長持ちさせましょう。

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう 超凄技④ ゆで卵の上手な作り方

ゆで卵の殻をきれいに剥くためには、卵のゆで方も大事です。
ゆで卵を作るときには、水から卵をゆでる。それが一般的かもしれません。
でも、ゆで卵をきれいに剥くためには、お湯からゆでる方がいいのです。

<超凄技④公開>
①鍋に水を入れ、強火で沸騰させます。
後で入れる卵が完全に浸かるよう、水の量を調整しておいてください。
②水が沸騰したら、中火にし、卵をそっと入れます。
お玉などに乗せて入れると、スムースにいきます。
あわてず、1個ずつ、丁寧に入れましょう。

③そのまま、3~4分間、ゆでてください。
沸騰しすぎて、お湯があふれるようなら、弱火にしましょう。
④火を止め、鍋に蓋をして、5~10分間、置いておきます。
半熟なら5分くらい、固ゆでなら10分くらいが目安です。
お好みで、時間を調整してください。
これで、できあがりです! 

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう 超凄技④ まとめ

できあがった、ゆで卵は冷水に入れ、冷ましてから、殻を剥きましょう。
つるりと、きれいに剥けますよ。

ゆで卵にしたとき、新しい卵より古い卵のほうが剥きやすいと聞きましたがなぜですか?

出典:http://www.nichirankyo.or.jp

ゆで卵を作るとき、新鮮な卵より、古い卵を使った方が、ゆで卵の殻が剥きやすい。
そういわれていますが、その理由を探ってみました。

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう 超凄技⑤ ゆで卵の上手な剥き方

ゆで卵の殻をきれいに剥くために、卵に穴をあける。そのための超凄技を公開してきましたが、最後に、殻の剥き方そのものに注目してください。ほんのちょっとした工夫で、ゆで卵の殻は、もっときれいに剥けるんです。試してみてください。

<超凄技⑤公開>
①ゆであがった卵の殻に、ひび割れを入れます。
角度を変えながらテーブルなどに軽くぶつけ、
卵の表面全体に、細かいひび割れを作ってください。

②ひび割れが入った、ゆで卵を冷水に浸けます。
そのまま、1~2分間、浸けておいてください。

③ゆで卵をとりだして、殻を剥きましょう。
あっという間に、気持ちよく、殻が剥けるはずです。

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥きましょう 超凄技⑤ まとめ

ゆで卵が、まだ熱いうちに、ひび割れを入れ、冷水に浸けましょう。
ひび割れから冷たい水が、殻の内側に入ることで、
卵の白身と殻の間に隙間が生まれます。
これで、殻が剥がれやすくなるのです。

総まとめ いろんな超凄技をアレンジして、使いましょう

卵に穴をあけて、ゆで卵をきれいに剥くためには、さまざまな方法があります。
卵に穴をあける道具も、ナイフやアイスピック、ワインのコルク抜きを使うこともできます。
卵のゆで方、殻の剥き方、いろんな要素を組み合わせて、
自分に一番合った、やり方を見つけてください。

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