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日本の春の風物詩!咲き誇る美しき桜はこんなにも種類があった!

日本が誇る春の象徴と言えば、満開に咲き誇る桜ではないでしょうか?淡いピンクの色が美しく、日本の和の雰囲気にぴったり。よく耳にする名前はソメイヨシノだと思いますが、実は日本の桜にはいろんな種類があるのです。今回は日本の桜の種類を調べてみたいと思います。

桜とは?

日本の代表的な花である桜ですが、実は原産地はヒマラヤ近郊だと考えられているようです。実際にヨーロッパやカナダ、アメリカなど広く分布している桜。

日本の多くの桜はソメイヨシノという種類でその数は全体の80%程と言われています。

それでは日本の桜の種類を紹介していきたいと思います!よく見ると色や花びらなど違っていてとても癒されますよ。

種類1:糸括

江戸時代から知られている桜の種類です。
淡い紅色の桜は少し香りがあるようです。

写真でも分かるように少しもこっとした花をしています。花弁の数も10〜15枚と多くの花びらが重なり合っている種類の桜なのです。

大阪の造幣局などで見られるようです!

種類2:オカメ桜

イギリスの桜愛好家により作られた種類がこのオカメ桜です。

ソメイヨシノなどのように大きくならないため、家庭で楽しむこともできる種類のようです!

濃い紅紫色をしており、花は小さいのが特徴のようです。

3月の下旬頃に開花し、大阪の長居公園などで見ることができます!

種類3:寒緋桜

中国から台湾に自生した桜の種類です。

本当に桜なのかと疑いたくなる程の濃いピンク色をしており、特徴は花びらです。鈴の様な形をしており、花びらはあまり開かない様な種類です。さらに散るときは花びらが一枚一枚散っていくわけではなく、花房全体がポトッと落ちるのです。

こちらも長居公園などで見られる種類です!

種類4:河津桜

こちらは有名な種類ではないでしょうか?河津桜です!

伊豆半島の河津町で咲く桜としてよく聞くと思います。割と早咲きの桜であり、ソメイヨシノよりも早く咲くとか?!

花びらも5枚程度で、ややピンクが鮮やかでしょうか?そんな種類です。

種類5:太白桜

実はこの桜は日本では絶滅してしまったと言われている種類なのです。

ではなぜ、現在でも日本でも見ることができるのか?ということですが、イギリスから逆輸入したことがきっかけのようです。

白い花が特徴で、大輪の桜。イギリスの桜研究家であるイングラムさんが自分の家の庭で栽培していたのを見つけて日本にいただいたようです。

種類6:紅垂れ桜

名前の通り枝が垂れている状態で花を咲かせる桜です。

薄紅色が美しい種類ではないでしょうか?八重咲きの場合には八重紅枝垂れ桜と呼ぶようです!

日本のお寺や神社と一緒に並ぶと風情があり、とても美しい桜です。

種類7:十月桜

白にうっすらピンクがかった桜の種類、これは十月桜といいます。別名では冬桜ともよばれており、秋から冬の寒い季節に見ることができる桜なのです。

冬に咲く花のため、気には葉っぱもほとんどなく、木に桜がぽつぽつと咲いているよう名イメージでしょうか?また、花の大きさもソメイヨシノに比べると少し小さめなのが特徴です。

種類8:菊桜

ソメイヨシノの花びらに比べるとだいぶ多く見える種類ではないでしょうか?

菊桜と呼ばれる種類にはなんと桜の花びらは100〜200枚もあり、重なり合っているのです!見た目が菊の花に似ていることから菊桜と言う名前が付けられ、優雅な桜の一つです。花自体は小柄な桜なので、かなり小さな花びらが重なっているということですね!

種類9:黄桜

桜にしてはかなり珍しい種類ではないでしょうか?見ても分かるように花びらが黄色なのです!
鬱金と同一ではないかという説もある桜!

とても珍しい桜ですが、京都植物園などでも見ることができるようですよ!

種類10:関山桜

花びらは20〜45枚の八重咲きの桜の種類です!

4月下旬頃になると深紅色の花をつけるようです!

明治の初めに東京荒川堤の桜として有名になったのがこの桜のようです!海外でも好まれて植えられている桜です。

桜の種類について調べてみて

今回は桜の種類を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

日本が誇る美しい桜には淡いピンクから濃い紅色の様な桜までたくさんの種類があるようです。

昔から和歌などにも登場してきたように、本当に愛されてきた花の一つ。これからもこの美しさ、たくさんの種類の桜を大切に守っていきたいものですね。

お花見時期などになるとゴミ問題もよく耳にしますが、大切な桜を美しく保つためにもきちんと持ち帰るなどモラルについても考えてみたいです!

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