ヨーグルトは栄養豊富！毎日食べて健康美人を目指しましょう

健康や美容に良いといわれるヨーグルトですが、どのような栄養素が含まれているのでしょうか？栄養素とその働きを見てみましょう。どんな栄養素があり、どんな働きをするのかを知ることで、ヨーグルトの栄養をより上手に体内に摂り入れることにつながるでしょう。

【乳酸菌】腸内環境を整えることで知られている乳酸菌ですが、免疫力を高めたり、アレルギー症状をやわらげたりする効果もあります

【たんぱく質】私たちの体を作る重要な栄養素です。たんぱく質を含む食材はたくさんありますが、中でもヨーグルトのたんぱく質は、乳酸菌の働きによりアミノ酸に分解されているので、体内への吸収率が非常に良いです。肌を健康に保つ効果が期待できます。

【カルシウム】骨の健康を維持したり、歯を強くする栄養素です。乳酸菌の働きでヨーグルトに含まれるカルシウムは体内に吸収されやすくなります。

【糖質】「糖」というとダイエットを気にする方からは敬遠されることもありますが、身体機能の維持やエネルギーを生み出すとても重要な栄養素のひとつです。

最近注目のヨーグルト効果は、風邪やインフルエンザの予防になるということです。ヨーグルトに含まれる栄養素「乳酸菌」が、ナチュラルキラー細胞（NK細胞）の活動を活発化することで、体内の病原体を撃退し、病気になりにくい体にしてくれると言われています。

ヨーグルトの栄養素にはビタミンＤが含まれています。ビタミンＤは、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。ヨーグルトのような乳製品はカルシウムの吸収率が良いとされていますが、さらにビタミンＤの作用で、より吸収率をあげてくれます。ヨーグルトを食べることで、骨を健康に維持し、骨粗しょう症の予防につながるでしょう。

乳酸菌はヨーグルトの栄養の代表です。腸内環境を整え、腸の働きを活性化してくれる乳酸菌。ヨーグルトの栄養のひとつ、乳酸菌の力で便秘の解消にも効果が期待できます。便秘が解消されれば、ダイエットにつながります。便秘の改善に薬に頼っているという方は、薬を毎日のヨーグルトに変えてみても良いかもしれませんね。

ヨーグルトにはビタミン類も多く含まれています。ビタミンは、肌の新陳代謝を活性化したり、肌の水分を維持したり、美肌につながる効果があります。また乳酸菌が腸内の善玉菌を増やし、老廃物を排出することで、きれいな肌へと導いてくれるでしょう。

ヨーグルトは冷蔵庫で保存するため、冷たいまま食べる方がほとんどでしょうが、ホットヨーグルトにすることで、栄養効果を高めることができると注目されています。ヨーグルトを耐熱容器に移し、電子レンジで温めます。温めすぎるとヨーグルトの重要な栄養素「乳酸菌」が死滅してしまうので温めすぎには要注意です。

ヨーグルトといえば、朝食の定番というイメージもありますが、栄養や健康の観点からは、ヨーグルトは夜食べることが理想的です。

ヨーグルトには骨の健康の維持に役立つカルシウムが多く含まれています。骨は夜寝ている間に形成されると言われているため、夜にヨーグルトを食べると、特に女性に多い骨粗しょう症の予防にもつながるでしょう。

また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内環境を整える働きがありますが、腸は寝ている間に活発に活動します。このため寝る前にヨーグルトを食べることで、腸内環境がより良くなることが期待できます。

ヨーグルトの重要な栄養素「乳酸菌」は一度に大量に摂っても体内に蓄積されません。そのため、一気に摂るのではなく習慣化して摂り入れることがポイントです。ヨーグルトの栄養を健康や美容につなげるためには、ヨーグルトを毎日の食事メニューの定番の一品にすると良いでしょう。

健康や美容に嬉しい効果をもたらす栄養をたっぷり含んだヨーグルト。その栄養を逃さず吸収するために、食べ方のポイントやコツがあります。これらをおさえてヨーグルトを食べれば、健康や美肌への効果がアップします。

もちろん、食生活にはバランスが重要です。相乗効果が期待できるフルーツや野菜と組み合わせて、ヨーグルトの栄養効果を最大限に生かして健康美人を目指しましょう。