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これってもしかして…梨アレルギー?!異変があったら気をつけて!

形はりんごにそっくりな梨!口の中に入れるとジュワッと広がる甘みとみずみずしさ!夏の水分補給にはうれしい果物の一つです!さっぱりとしておいしい梨ですが、実は梨にも食べるとアレルギーが出るって知っていましたか?今回は梨のアレルギーについて紹介します。

梨ってどんな果物なの?

梨はバラ科ナシ属の果物です。

齧ってみるとしゃりっとした食感で90%以上が水分でできている梨!
水分補給としてもありがたい果物なのです。

梨の栄養素

・アルブチン
・カテキン
・カリウム
・アスパラギン酸
・ソルビトール
・リグニン など

梨の効能

・解熱作用
・デトックス効果
・むくみ予防
・便秘改善 など

梨はほとんどが水分にも関わらず栄養素は豊富で、ダイエット効果にも期待できそうな果物なのですね!

梨アレルギーって存在するの??

梨アレルギー…聞いたことありますか?

ほとんどが水分でできていて、原因なんてあるのかと疑いたくなりますが、
実は梨を食べてアレルギーを起こすことがあるんです!!

梨のアレルギーの原因とは??

梨アレルギーは梨に含まれるたんぱく質が原因??

梨には水分が多いお話はしましたが、たんぱく質も含まれており、これが原因ではないかといわれています。
梨を食べることで、その成分のたんぱく質を身体がアレルギー物質だと判断することで、アレルギーの反応が出てしまうのです。

梨アレルギーは花粉症が関係している??

多くの果物アレルギーは、花粉症との関係性があるといわれています。

特に梨アレルギーはハンノキ、オオバヤシャブシ、シラカバといった花粉症にご用心です。

実は、梨アレルギーのアレルゲンが、これらの花粉症のアレルゲンと似ているため梨を食べたときに花粉症だと勘違いをしてしまいアレルギーの症状が出てしまうということです。

梨アレルギーはバラ科の果物に気をつけるべし!

バラ科の果物

・りんご
・いちご
・桃
・さくらんぼ
・ラズベリー
・アーモンド
・ウメ
・プラム など

バラ科の果物はシラカバ花粉症とアレルゲンが似ているとのこと!

最初に梨は、バラ科ナシ属だといことをご紹介しましたが、他にもりんごやいちごなども同じバラ科に属しています。

ですので、梨だけでなく他の果物にも気をつけるとアレルギーにはいいかもしれません。

梨アレルギーは無農薬だと起こる??

無農薬で作られた果物は、薬には頼らず果物自身が外敵から守るため、感染特異的たんぱく質という物質をだします。

このたんぱく質が人間の身体の中でアレルギーを引き起こす可能性があるとのことです。

無農薬は身体に優しいイメージもありますが、アレルギーの人にとったら時に害になることがあるようです。

梨アレルギーの症状は??

口腔アレルギー症候群

主な症状

・唇、舌、のどの奥のかゆみ
・赤み
・腫れ など

果物や野菜を食べることで起こる有名な症状です。

約15分以内に食べ物が触れた唇やのどにしびれやかゆみなどが出てくる症状です。

梨を食べて口の周りや口の中に異変を感じたら、それはアレルギーかもしれません!

時に他の症状も起こる!

口腔以外の症状

・蕁麻疹
・目や鼻など花粉症のような症状
・吐き気
・腹痛
・気管支喘息
・下痢 など

主な症状は口腔アレルギー症候群が有名ではありますが、皮膚粘膜症状や、消化器症状、呼吸器症状に発展することもあるので、ちょっとの痛みだからいいやーと食べ続けるのはやめましょう。
アレルギーは早めの対処が大切です!

一番怖いのはアナフィラキシーショック

アナフィラキシーの症状

・意識障害
・呼吸困難
・嘔吐
・血圧の低下 など

アナフィラキシーショックは命の危険にさらされる重篤な状態です。

アレルギーの原因物質を食べてから短時間で症状が現れて死に至ることもあります。

この場合はすぐに119に連絡をして処置をしてもらいましょう!

梨アレルギーは完治するのか?

大人になって梨アレルギーにかかった場合完治することは今のところ難しいようです。

アレルギーが出た場合には薬を使用して症状を抑えたり、一番は梨を食べないことがアレルギーを避ける対策です。

アレルギーを疑わず食べ続けているとアナフィラキシーショックの可能性も増大です。

梨アレルギーは加工品にも気をつけましょう

梨を使った加工品の例

・ケーキやタルト
・ジャム
・ジュース
・シャーベットやアイス
・クッキー
・ドレッシング など

まだまだ他にもたくさん考えられます。

ご当地ものでしたら、ゼリーやのど飴、カレーなんかにも加工されていることもあるようです。こういった物はみただけでも梨だということは判断がつきますが、菓子パンやお菓子に練り込まれている場合などもあります。梨に限らず食物アレルギーの心配がある人は分からない物は買わないようにしたり、原材料を確認するようにしましょう。

梨アレルギーについてまとめてみて

今回は梨アレルギーについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

梨はみずみずしく水分補給にもなり、アレルゲンであるたんぱく質も少なそうですが、時にアレルギーを引き起こしてしまうことがあります。

花粉症の人や、何かいつもと違うなと感じることがあったらアレルギーを疑うことも大切なことかもしれませんね。

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