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    カクテルの王様マティーニ!気になる度数や飲み方、カロリーまとめ

    カクテルの王様と言われている「マティーニ」。アルコール度数の高いイメージがあり、なかなか興味があっても注文できない人もいるのではないでしょうか?今回は、そんなマティーニの気になる度数や飲み方、カロリーなどについてまとめてみました。

    マティーニとは?

    マティーニは、「カクテルの王様」と呼ばれているカクテル。
    映画やドラマにもよく登場するため、名前は聞いたことがある人も多いかもしれませんが、実際に飲んだことがあるという人は少ないのではないでしょうか?

    マティーニは、1910年代にアメリカのホテルで生まれ、考案したバーテンダーの名前「マルティーニ」から命名されたと言われています。

    ストレートだとアルコール度数が高くて癖のあるジンを、少しのベルモットと氷を一緒にステア(混ぜる)することで、アルコールの角が取れて、ジンの爽やかな風味が活きたカクテルです。

    マティーニはどうやって作るの?

    マティーニの作り方はいろんなレシピがありますが、基本的なものは、ドライジン45mlとドライベルモット15mlをミキシンググラスに氷と共に入れてステア(混ぜる)し、カクテルグラスに注ぎ、オリーブを沈めるというもの。

    マティーニのアルコール度数は、ドライジンの度数は約40%、ドライベルモットの度数は約15%~20%なので、マティーニの度数も約35%と、かなりアルコール度数の高いカクテルです。

    マティーニの度数とカロリーの関係

    マティーニのカロリーは?

    最近では、糖質オフのお酒が出ていたり「お酒のカロリー」も気にされるようになってきました。

    では、マティーニのカロリーはどのくらいなのでしょうか?
    ドライジンのカロリーは45mlで約120kcal、ドライベルモットは15mlで約18kcalなので、マティーニは1杯138kcalということになります。

    度数が高いお酒は脂肪にならない?

    マティーニは意外にカロリーが高い!と思った人もいるのではないでしょうか?
    しかし、アルコールのカロリーは体に蓄積されにくいもの。体の中に入ったらすぐに吸収されて燃えてしまうため、脂肪になりにくいのです。

    そのため、マティーニをはじめとしたアルコール度数が高いお酒はカロリーは高いけれど、甘くてアルコール度数の低いお酒よりも太りにくい、とも言えるのです。

    マティーニと他のショートカクテルのアルコール度数比較

    ホワイトレディ
    ベース:ジン
    度数:29度

    マンハッタン
    ベース:ライウイスキー
    度数:27~35度

    グラスホッパー
    ベース: リキュール
    度数:14度

    サイドカー
    ベース:ブランデー
    度数:20~30度

    バレンシア
    ベース:リキュール
    度数:14度

    カミカゼ
    ベース:ウォッカ
    度数:27~39度

    カクテルの王様と言われるだけあって、マティーニのアルコール度数はカクテルの中でずば抜けているかと思いきや、
    意外とマティーニと同じくらい度数の高いカクテルは他にもあることがわかりました。

    マティーニのように主に使われているお酒(ベース)が、ジン・ウォッカ・ラム・テキーラ・ウィスキーなど度数の高いアルコールで、量が少ないショートカクテルだとアルコール度数が高くなる傾向があるようです。

    逆にショートカクテルでも、甘いリキュールを使ったものはアルコール度数はそれほど高くはならないので、お酒に強くないけどショートカクテルを飲みたい人は度数の低いリキュールを使ったものを選ぶといいかもしれません。

    マティーニの飲み方ってあるの?

    カクテルを飲むのに正式なマナーはないですが、どうせ飲むなら格好良く飲みたいもの。ましてや“カクテルの王様・マティーニ”ならなおさらですよね。

    そこで、マティーニを飲むときに注意したいこと2つを紹介します。

    度数が強くて飲みにくい!お水は頼んでいいの?

    アルコール度数が強く、ジンとベルモットという個性的な味のお酒が使われているマティーニ。

    度数の強いカクテルを頼んだのに水を頼むのは格好悪い、なんて思っている人もいるかもしれませんが、度数の強いお酒の口直しに水を飲むことは一般的です。

    度数の強いお酒の口直しに飲む水は、“追いかける”という意味で「チェイサー」と呼びます。バーだったら、「お水ください」よりも「チェイサーください」と言った方が格好が付くかもしれませんね。

    気になる「オリーブ」は食べてもいいの?

    マティーニの特徴である、カクテルグラスに沈むオリーブ。このオリーブは食べてもいいの?、どんなタイミングで食べたらいいの?と迷ってしまうことがあるかもしれません。

    マティーニのオリーブは食べてもOKです。大体はカクテルピンという銀色のピンに刺さって沈んでいるので、一口で食べるも良し、かじりながらマティーニを味わうのも良し、です。

    まとめ

    いかがでしたか?カクテルの中でもマティーニは少し敷居の高い感じがしていた人は、少しはハードルが下がったでしょうか?

    アルコール度数が強いイメージが先行しがちなマティーニですが、マティーニの複雑で奥深い味にハマったら、もっとお酒やカクテルの世界を楽しめるようになること請け合いです。

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