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サクサク、カリカリ、たまりません・・・美味しい天丼のたれ作り!

天丼についてのイメージは?って聞かれると、子供の頃には、お客さんをお迎えしたときの出前に使われたり、ちょっと気取った外食のランチというイメージがありました・・・私だけでしょうか?ところで、天丼って、たれが味のポイント。やはり、美味いたれに限りますね。

天丼とたれ・・・その歴史は?

まず、天丼の由来は、江戸時代に江戸で流行った、どんぶり1杯の飯を売る「けんどん屋」という商売が、その発祥だそうです。その「けんどん屋」の1軒が、どんぶり飯に始めてのせたオカズが「てんぷら」だったとのことです。つまり、天丼は江戸(東京)の伝統料理ということになります。
ところで、たれは、どんな味付けだったのか・・・気になりますね。
では、いよいよ現代の美味しい天丼のたれの作り方をご紹介します。簡単に作れますので、皆さんも参考にしてくださいね。

天丼のたれの作り方(レシピ・・・その1)

さっぱり天丼のたれ

材料 (2人分)
てんぷら・・・お好みで
=天丼のたれ=
白ワイン(酒)・・・ 3/4カップ
麺つゆ(4倍濃縮タイプ) ・・・大さじ3
コショウ・・・少々
レモンorライム汁・・・小さじ1/2
砂糖・・・小さじ1/2
水・・・3/4カップ

さっぱり天丼のたれ・・・1

てんぷらはお好みで作ってください。
今回は玉ねぎとにんじんの掻き揚げと、えびを使用します。

さっぱり天丼のたれ・・・2

フライパンにワインを入れ沸騰させ、残りの材料を入れます。

さっぱり天丼のたれ・・・3

最後にてんぷらを入れ、味を染み込ませてください。

さっぱり天丼のたれ・・・4

ご飯の上にのせて出来上がりです。

この、たれのポイントは、白ワインとレモンorライム汁を使うところですね。いかにもサッパリした、たれに仕上がっています。これから季節が暑くなるにつれて、天丼は、このさっぱりとした、たれでいただくことが多くなりそうですね。

天丼のたれの作り方(レシピ・・・その2)

天つゆ、天丼、どちらもOKなたれ

材 料(6人分)
だし汁・・・300 cc
本みりん・・・250 cc
醤油・・・100 cc
酒・・・100 cc
大根おろし(天つゆ一人分)・・・10g

天つゆ、天丼、どちらもOKなたれ・・・1

みりんは必ず本みりんを使用して下さいね!
仕上がりにかなりの差が出るそうです。

天つゆ、天丼、どちらもOKなたれ・・・2

鍋にだし汁を入れ、本みりん、酒、醤油を加えます。

天つゆ、天丼、どちらもOKなたれ・・・3

中火の弱火にかけ、沸騰させ3分程煮切ってそのまま冷まし出来上がりです。

天つゆ、天丼、どちらもOKなたれ・・・4

天つゆの場合、温めて、大根おろしを添えます。
すぐに使わずに翌日以降がおススメです。

天丼だけではなく、たれに大根おろしを添えることで、天つゆにも使えるところが嬉しいですね。てんぷらを買い過ぎたようなときに、同じてんぷらで違った食べ方が楽しめそうです。
また、天丼のたれとしては、みりんの味にこだわりがあるようで、ぜひ、食してみたいものです。

天丼のたれの作り方(レシピ・・・その3)

鶏がらスープの素でつくる天丼のたれ

=アナゴ天ぷら=
ウォッカ・・・25cc
砂糖・・・25g
醤油・・・50cc
みりん・・・50cc
鶏がらスープの素・・・大さじ1

鶏がらスープの素で作る天丼のたれ・・・1

ウォッカで砂糖をとかします。
ウォッカを手鍋に入れて、砂糖を上から投入して、中火で沸騰させないように約1分温めます。
沸騰しそうになったら火を弱めます。

鶏がらスープの素で作る天丼のたれ・・・2

醤油を投入します。
予め計量カップに50ccを入れておきます。
それを投入します。
醤油が入ると火が出なくなります。

鶏がらスープの素で作る天丼のたれ・・・3

みりんを投入します。
ここからは弱火で煮詰めます。
多少焦げる手前ですので、最低5分は煮詰めましょう。

鶏がらスープの素で作る天丼のたれ・・・4

鶏がらスープの素を投入します。
鶏がらスープの素を大さじ1入れます。

鶏がらスープの素で作る天丼のたれ・・・5

結局、煮詰まることでとろみが出て、甘くておいしい秘伝風だれができました。

鶏がらスープの素でも、天丼のたれが作れるのですね。また、ウォッカとの味のバランスにも興味がそそられます。淡白なアナゴのてんぷらに鶏がらスープのしっかり目の味付けがあうのかも知れませんね。今度、スーパーでアナゴのてんぷらを見かけたときは、鶏がらスープの素で作る天丼のたれに挑戦してみます!

3種類の天丼のたれの作り方をご紹介して・・・

いかがでしたか?3つのパターンのたれの作り方をご紹介しましたが、どれも作り方は、材料を合わせるだけの簡単なものです。同じ天丼を食すのであっても、あっさりした天丼が好きな方、オーソドックスな天丼が好きな方、しっかり目の天丼が好きな方、いろいろな好みをお持ちの方がいらっしゃると思います。また、季節や体調によっても好みはかわるものです。その時々に、今回ご紹介した3パターンのたれを楽しんでいただければと思います。
ところで、江戸時代の「けんどん屋」さんが、このたれのレシピを知っていれば、そうとう繁盛したことでしょうね。

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