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3時間がたったの3分に?しじみの砂抜きにかかる時間を短縮する方法

二日酔いの朝にはしじみ汁が効く。昔から言われていることは本当でしょうか?小さな貝に秘められたパワーを解き明かし、美味しく食べるためのしじみの下処理・砂抜きについて説明します。砂抜きは時間がかかります。そこで時間が掛からない上手な砂抜きの仕方をご紹介します!

しじみ汁は二日酔いに最適

お酒を飲んだ翌日の朝は、しじみ汁を食べると二日酔いに効くと言われています。

これは、しじみに含まれるアミノ酸のうち、アラニンとグルタミンという成分が、アルコールを代謝する酵素の働きを高めてくれるからです。また、メチオニンという成分は肝臓の働きを助け、タウリンが胆汁の排出を促し肝臓の解毒作用を活発にします。
さらにビタミンB12という肝機能を高めてくれる成分も含まれています。

しじみ汁を食べるときは、汁だけでなく、栄養素がまだ残っているしじみの身も食べるようにしましょう。小さくて食べ辛いなんて言ってられませんよ。
なにしろその小さな身の中には、まだまだたくさんのパワーを秘めています。

余すことなくしっかりしじみの力を摂りたいものです。

しじみの下処理といえば砂抜き

しじみは食べる前に砂抜きという下処理をしないといけません。

砂抜きをしないで食べれば、口の中でジャリッと砂を噛んでしまうことがあり、それだけで食欲が失せてしまいます。
きちんと砂抜きをしてから食べるようにしましょう。

ところで、どうしてしじみは「砂抜き」という作業が必要なのでしょうか?

しじみに限らず貝類は、普段砂の中で生活しています。
砂に囲まれている時間が多いわけですが、餌をとるときや移動する際、殻の中から
舌のような足を出します。そのため、殻の中に砂が入り込んでしまいやすいのです。

しじみの砂抜きの基本

1. 海水の半分くらいの濃度の塩水を作ります。(1%ぐらい)
2. しじみをざるやバットの上に、重ならないように並べます。
3. 貝の半分が浸るくらい塩水を入れます。
4. 上から新聞紙などをかけて暗くしてやります。
5. 夏は3時間、冬は6時間くらいそのまま置いておきます。
6. 水道水で洗ったあと、3~6時間ほど空気中に放置する(濡れふきんなどをかけて置くこと)。
7. 料理するか、冷凍保存します。

砂抜きが終わったしじみを空気中で放置すると、ストレスを感じたしじみは、コハク酸といううまみ成分を出しさらに美味しくなります。

多少湿気が必要なので、放置するときは濡れふきんなどをかけておきましょう。
また夏場は冷蔵庫の中で時間を置いた方が貝が腐る心配もなく安心です。

放置する時間は3時間から6時間。
砂抜きでもそれくらいの時間を置くので、長くて半日もの時間が必要になりますね。
美味しいしじみをより一層美味しくいただくためには、待つことも必要ということでしょう。

ただ基本の砂抜きの場合は、最低でも3時間、放置時間を合わせれば6時間にもなります。
急いでるときに砂抜きにそんなに時間をかけていられません。

というわけで、長時間かかってしまう砂抜きを短時間で済ませる方法をご紹介します。

しじみの砂抜き時間を短縮するワザ①:50度洗い

最初に流水でしじみをこすり洗いしてから、用意しておいた50度のお湯に2~3分間入れます。
このときお湯の温度が43度以下にならないように注意しましょう。

そもそも50度洗いは、魚介類の酸化した油や雑味などを取る方法ですが、貝類の場合はこのとき砂抜きも行うことができます。
何時間もかかる砂抜きが、たった2~3分という短い時間で行え、また汚れや雑菌なども落とすことができるのでおすすめです。

しじみの砂抜き時間を短縮するワザ②:熱湯で茹でる

1. 真水(水道水)を鍋に入れて沸かします。
2. しじみを良く水洗いしておきます。
3. お湯が沸いたら、しじみを入れます。
4. 殻が開くのを待ち、口を開けたしじみだけを取り出します。

真水で、しかも熱湯で一気に砂抜きをする方法です。
掛かる時間といえば、お湯が沸くのを待つ時間でしょうか。
お味噌汁やすまし汁にするときは、別の鍋で改めてお湯を沸かして作りましょう。

しじみの砂抜き時間を短縮するワザ③:釘を入れる

基本の塩抜きの方法で、しじみと一緒に鉄製のスプーンやフォークを入れるだけ。
長時間かかる砂抜きが、30分程度で終わります。

この方法は、「効果がある」という人と「迷信だ」という人がいて、どちらが正解とも正解じゃないとも言い切れません。実際にやってみて正解を出してください。

しじみに砂抜きは必要ない?


また一方で、実はしじみは砂抜きは必要ないとも言われています。なぜなら、しじみは身の回りに砂があるだけで、体内に飲み込んでいないというのです。
だから、むき身で使う場合は、熱湯で茹でて貝が開けば、それで砂抜きは終了とも言われています。

実はこれは、ワザ②で紹介したやり方と同じです。
すぐに料理で使う場合、また少量であれば、この砂抜きの方法が一番手軽で最も理に適っているのかもしれませんね。
大量にもらったり、潮干狩りでたくさん取ってきた場合は、貝が完全に開いてしまわない方法での砂抜きをおすすめします。

しじみの保存方法

ちゃんと砂抜きできたしじみは、そのままビニール袋などに入れておいて2~3日持ちますが、時間が経つにつれ、味が落ちて身が堅くなってしまいます。

長時間保存するときは、ジップロックなどに入れて冷凍保存しておきましょう。

冷凍することで、しじみの細胞が破壊され、旨味成分であるグルタミン酸、アラニンが増加し、また生のしじみよりもオルニチンが7~10倍に増えます。

あまったしじみは冷凍庫へ。

ちなみに料理で使うときは、凍ったまま使用してくださいね。

まとめ

しじみの砂抜きを仕方、また砂抜きに掛かる時間を短縮する方法、いかがでしたでしょうか。
おすすめはやはり、50度洗いまたは熱湯で茹でる方法が、砂抜きの時間が短くなるのは間違いありません。

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