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知っているようで知らない目玉焼きの焼き方を確認してみませんか?

目玉焼きの焼き方なんて誰でも知っている料理とも言い切れない基本的な料理ですよね。そんなの改めて言われなくたってと思う方も多いかも。でも案外目玉焼きの焼き方の種類が複数あって、半熟、固焼きの調節の仕方など、ちょっと確認してみませんか?

目玉焼きとは?

目玉焼き(めだまやき)は卵を使った料理のひとつで、フライパンで卵を割り入れてそのまま焼くという焼き方をしたものです。 卵は主に鶏卵を使用します。2個または1個を使います。黄身と白身が共に平円状となり、見た目が目玉のようになることから目玉焼きと呼ばれます。

サニーサイドアップ(片面目玉焼き)の焼き方

片面のみ焼く目玉焼きの焼き方。単に焼くだけであれば表側には火が通りにくいため、黄身はほぼ液状(半熟)になってしまいます。卵焼きの片面焼き(サニーサイドアップ)の焼き方の良さとしては、見た目の美しさ(卵の形が維持されている)、手順が少なく電子レンジでも作ることができる手軽さ、表面の食感のなめらかさと言われている。

サニーサイドアップをおいしく焼く焼き方のコツ

フライパンを熱し油を引くとき、栄養学的に見て、卵は体に良い不飽和脂肪酸を既に沢山含んでいます。そして卵自体が動物性の食材である事もあり、使用する油には植物油を使う焼き方が多いです。ただし、風味やコクをアップさせたいならバターの方が面白いです。飲食店さんだと、一味違う目玉焼きの風味へのこだわりを演出できます。特に、フタをして蒸し焼き(後述)でつくる場合は、よりバターの豊かな香りが楽しめます。バターを落としてブクブクと出た泡が静まったときが、温度も頃合です。

卵を割りいれるときは、先に容器に割っておく方がやりやすいです。カラも取れますし。フライパン近くから滑らせるように入れます。フライパンに直接割りいれるのであれば、卵のカラのはじっこが底にこするくらいフライパン表面近くで割りいれると、割れずに形もキレイな形の目玉焼きになります。少しだけ火傷に注意。

ごく弱火でじっくりと焼く焼き方を試してみてください。これはおススメ!お好みで塩コショウを。ただし、焼き上がった後に振る事。固まる前に黄身に塩がかかると、白い斑点になっちゃいます。細かいようですが、外観だって目玉焼きの美味しさに重要です。

ターンオーバー(両面目玉焼き)の焼き方

調理の途中で卵を裏返し、目玉焼きの両面を焼く焼き方です。まんべんなく火が通るが、両面に焼け跡が付くため片面のみを焼く焼き方のものとは見た目が異なります。調理時間を短くしようとして目玉焼きの黄身を壊すことも多いです。 ターンオーバーは目玉焼きの両面を加熱する焼き方で、強い膜ができるので、生卵が苦手な人やハンバーガーやサンドウィッチの具にする際に向いています。両面焼き(ターンオーバー)の焼き方の良さとしては、熱の通し加減がつけやすい、白身の香ばしいさが高い、確実に両面が固められるといったところでしょう。見た目の片面、味の両面とも言われるほど、目玉焼きの美味しさを引き出す焼き方です。

ターンオーバーをうまく焼く焼き方のコツ

卵はあらかじめ室温に馴染ませておき、さらに割って器に出しておきましょう。フライパンを良く熱します。そこに、好みの油を小さじ一杯程度を放り込みます。中火~弱火にして油を広げます。器の生卵をそっと優しくフライパンに流し込みます。白身が固まってきたところで裏返します。焼き方のコツとしては白身が固まってきたら、すぐに裏返すようにすると、うまくいくようです。好みの焼き加減になったら、火を止めます。

蒸し焼き目玉焼き(ベースドエッグ)の焼き方

片面焼きの焼き方をした後、白身がうっすらと固まってきたら、お湯大さじ一杯をフライパンに入れ、蓋をします。盖をしたら、すぐに強火にして火を止めます。そのまま、蓋を取らずに1~3分程待って、予熱で焼きます。表面に薄くて白い膜が出来たら、半熟目玉焼きの出来上がり。固焼きの焼き方がよければ、フライパンに水を少量入れてすぐに蓋をし、蒸し焼きによって表側に熱を通すとよいでしょう。日本ではこちらが一般的です。

焼き加減での焼き方の違い

半熟

火を半分ほど通した焼き方のもの。半分生であるため、生卵に近い滑らかな喉越しを味わえる。

卵はあらかじめ室温に馴染ませておき、さらに割って器に出しておきましょう。フライパンを良く熱します。そこにバター小さじ一杯程度を放り込みます。バターが溶けたら、弱火にします。器の生卵をそっと優しくフライパンに流し込みます。そのまま盖をして、1分ほど待ちます。表面に薄くて白い膜が出来たら、半熟目玉焼きの出来上がり。

固焼き

火を完全に通した焼き方のもの。弁当などにも使用する。

固焼きにしたい場合は半熟の焼き方で3分ほど火を通すと固焼き目玉焼きの出来上がりです。

目玉焼き料理

ベーコンエッグ

材料:卵1個(お好みで)、ベーコン2枚(お好みで)を用意します。フライパンには油等をひかないでベーコンを並べます。ベーコンに油気がなくなるまで熱を通します。基本的な片面焼きの焼き方に従って、ベーコンの上に卵を流し込み、目玉焼きを作ります。その際に油やバターを入れる必要はありません(ベーコンから十分に油がでます)。なお、カリカリベーコンではなく、しっとりベーコンにしたい場合は、ベーコンから油が出た段階で卵を流し込んで下さい。

ハムエッグ

材料:卵1個(お好みで)、スライスハム2枚(お好みで)を用意します。ハムはあらかじめ半分に切っておく。フライパンに油等をひいてハムをを並べます。ハムがあたたまったら、片面焼きの目玉焼きの焼き方に従って、ハムの上に卵を流し込み、目玉焼きを作ります。

目玉丼

材料:卵1個、御飯を軽くどんぶり一杯を用意します。あらかじめ、丼をあたためておきます。片面焼きの目玉焼きの焼き方に従って、半熟の目玉焼きを作ります。どんぶりに御飯をよそって、その上にフライパンから直に目玉焼きを移します。他の器に移してしまうと、熱を容器に奪われてしまうため、目玉焼きが冷えてしまいます。食べる時は、黄身を潰して、そこに醤油をかけて、お箸で御飯と混ぜつついただきます。

目玉トースト

材料:卵1個、食パン1枚 を用意します。片面焼きの目玉焼きの焼き方に従って、目玉焼きを作ります。トーストをオーブンかトースターで焼きます、その際に目玉焼きの出来上がりと同時に、トーストが焼き上がるようにしましょう。トーストの上にフライパンから直に目玉焼きを移します。別の作り方として、パンの上に生卵のまま卵をのせて、オーブンで焼く焼き方もありますが、この場合は卵がSサイズで、なおかつ十分に卵を室温に馴染ませて(場合によっては人肌で温めて)からでないと、うまく卵が焼けません。また、パンに窪みをつけておくと、卵がこぼれないので良いです。

目ダマヨトースト

マヨラーも満足の逸品。材料:卵1個、食パン1枚、マヨネーズを用意する。食パン窪みをつけます。窪みの部分に生卵を入れます。食パンの縁に沿って、マヨネーズをつけます。オーブンで5分ほど焼いたら出来上がりです。注意として、卵がSサイズで、なおかつ十分に卵を室温に馴染ませて(場合によっては人肌で温めて)からでないと、うまく卵が焼けません。

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