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きんぴらごぼうの切り方色々!味が最も染み込む切り方は?!

きんぴらごぼうの切り方も地域によって違います。食物繊維が豊富なきんぴらごぼうは子供から大人まで食べたい一品。切り方によって味の染み込みやすさや食べやすさが決まってきます。そこできんぴらごぼうの切り方色々をご紹介したいと思います!

きんぴらごぼうとは

きんぴらの由来

坂田金時(まさかり担いだ金太郎)の息子・坂田金平(きんぴら)に由来します。金平は江戸時代の浄瑠璃の中で作られた架空の人物で、怪力によって化け物を次々と退治する荒唐無稽な物語なので大人気となりました。

「金平」=強い・丈夫・太いとなり、 ごぼうも精が付くと言うことから「きんぴらごぼう」と呼ばれるようになりました。今は「きんぴら」と言ってもごぼうに限らず、にんじん・きのこ・大根の皮・なすなど、何でも野菜を炒めて、しょうゆや砂糖で味を付ける調理法の料理を言います。

きんぴらごぼうの旬はいつ頃?

きんぴらごぼうが美味しい季節

ごぼうはキク科の多年草で、普段私たちが食べているのは根の部分。関東を中心に栽培されている細長いごぼうは初冬が旬ですが、新ごぼう(夏ごぼう)と呼ばれる種類は初夏。また関西で「若ごぼう」と呼ばれる葉ごぼうは春先が旬です。旬のごぼうは香りも良く柔らかいのできんぴらごぼうも美味しくいただけます。

きんぴらごぼうの切り方色々

きんぴらごぼうは食材の切り方が色々あり、切り方によって歯ごたえが変わってきます。切り方の工夫次第では小さなお子様からお年寄りまで美味しくいただくことができますのでご紹介します。

きんぴらごぼうの切り方①

ささがきの切り方

包丁でそぎ落とすように薄く切ります。歯ごたえののあるきんぴらごぼうもささがきの切り方をすれば小さなお子様やお年寄りには食べやすくなります。

きんぴらごぼうの切り方②

千切りの切り方

素材を端から薄く切ります。上から手のひらで押さえて素材をねかしたあと端から細く切ってゆきます。千切りの切り方だと火が通りやすく素早くきんぴらごぼうが作れます。

きんぴらごぼうの切り方③

千六本の切り方

2mmの幅でマッチの軸程度に切るのが、千六本きりです。千六本の切り方は見栄えも良くきんぴらごぼうの歯ごたえを楽しみたい場合に良いです。

きんぴらごぼうの切り方④

短冊切りの切り方

まず、素材を5cm程度に切り、縦に1㎝幅で切った後、繊維の方向が縦長になるように端から薄く切ってゆきます。形が短冊のようなので「短冊切り」と呼ばれます。短冊切りの切り方は歯ごたえ良くきんぴらごぼうを食べられます。

切り方別・きんぴらごぼうの作り方

切り方別・きんぴらごぼうの作り方①ささがき

舞茸とごぼうのきんぴら

【材料】(2人分)
舞茸:1パック(100g)
ごぼう:1/2本
白ねぎ (斜め薄切り):1/2本
ベーコン (1cm幅に切る):1枚
☆醤油:大さじ1・1/2
☆砂糖 or みりん:大さじ1・1/2
☆唐辛子 (輪切り): 小さじ1
白ごま:適量
ごま油:2~3滴

【作り方】
①ごぼう切り方:ささがき
②フライパンに油(分量外)をしき、舞茸・ごぼう・ねぎ・ベーコンを中火で炒める。 しんなりしてきたら☆を加え、全体に絡める。
③火を止め、白ごまとごま油を入れ軽く混ぜたらきんぴらごぼうのできあがり。

切り方別・きんぴらごぼうの作り方②千六本

きんぴらごぼう豚肉入

【材料】
ごぼう:200g
にんじん:1/2本
豚肉:お好きな量
水:150cc
☆醤油:大さじ3
☆みりん:大さじ2
☆酒:大さじ1
☆砂糖:大さじ1
ごま油 :少々
ゴマ:お好みで
輪切り唐辛子:お好みで

【作り方】
①ごぼう、にんじん切り方:千切りにする。
②豚肉は細かく切る。
③熱したフライパンにごま油を入れて①を入れて少し炒める。
 この時お好みで唐辛子をいれてください。
④豚肉の色が変わってきたら水を入れ、
 沸騰したら☆の調味料を入れて中火~強火で汁気がなくなるまで炒めたらきんぴらごぼうの完成。お好みでゴマをかけてください。

切り方別・きんぴらごぼうの作り方③短冊切り

短冊切りきんぴらごぼう

【材 料】(2人分)
ごぼう:1本
にんじん:1本
さつま揚げ:2枚
ごま油:大さじ1
☆しょうゆ:大さじ2
☆砂糖:大さじ1
☆みりん:大さじ1
☆酒:大さじ1
白ごま:少々

【作り方】
①ごぼう・にんじん・さつま揚げの切り方:短冊切り
②フライパンにごま油をひき、①を炒める。
③②に油が馴染んだら、☆を加え、汁気がほとんど無くなるまで炒める。
④白ごまを振ったら、きんぴらごぼうの出来上がり♪

きんぴらごぼう効能

日本にゴボウを伝えた中国では解熱、解毒、利尿、排膿作用を持つ漢方薬として用いられていました薬学書、本草綱目によれば、「余分な水分を排出し、血の巡りをよくし、冬の寒さで起こる風邪や咳、歯痛、腫れものを鎮める」と記されています。ヨーロッパでもごごぼう(根)はバードックと呼ばれ、ニキビや腫れものなどの皮膚疾患の治療や、尿の出を促す民間薬として利用されていました。中国でもヨーロッパでも、ゴボウは食べ物というよりも「薬」として利用されてきたことが分かります。

出典:http://www.slow-beauty.net

昔からごぼうは薬として利用されていたんですね。食物繊維も豊富で美容と健康にもとても良いのでぜひ取り入れたい食材です。

今夜の副菜は切り方色々・きんぴらごぼうに決定!

きんぴらごぼうについてご紹介しましたがいかがでしたか?切り方も色々なのでご家庭で食べやすい方法をお試し下さい。体にも良いきんぴらごぼうをぜひ今夜の副菜にいかがですか?

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